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がしらのブログ

~回遊根魚の独言~

北郡橋を考える。

2009-02-19 22:44:21 | Weblog
今日は、近所の吊り橋を見に行きました。


なんとなく、改めてじっくり見たくなったので。





橋を吊るワイヤーを固定し、引っ張っているボルトとナット。

でかいです!

ダブルナットになってますね。


こんなの回すレンチはどんなのでしょう?

見たら笑ってしまいそうです。




どこかのおっちゃんが犬の散歩してました。

怪しまれない様に(笑)一言ご挨拶。


そしたら、結構色々長話に。

昔の話、カブの話も・・・。


この橋は御覧の通り赤いですが、

以前は銀色で、

最近赤く塗り替えられました。

高~い所に有る、

ワイヤーを固定する金具も赤く塗られています。


どうやって塗ったと思います?


その様子は、

父のブログ記事に書かれています。


大変怖そうな作業となっております。ヒイィィィ!!!!(゜ロ゜ノ)ノ





橋の隙間から清姫を望む。

右側の木は、主に椎やバべ(ウバメガシ)等です。




橋を吊るワイヤーの上から。


隙間から下を覗き込むと・・・




高~・・・)゜0゜( ヒィィ




軽トラが通って行きました。

「この兄ちゃん、何してんねやろ?」

って思われてそうですね。

さぞ怪しかったでしょう。(^^;


この位ならそんなに揺れません。

一応、この橋は2トンまでですが、

昔は4トントラックも渡っていたそうです。(さっきのおっちゃん談)




橋の付根です。

少し動く構造になっているようですね。

橋のたわみ、金属の伸縮に対応する為でしょうか。

ポコポコした物は、鉄筋を留めている鋲です。

おじさん(父の弟)が、これをする作業を見たと言ってました。

鋲を焼いて、穴に入れ、叩いて固定していたそうです。




橋の下に、古い橋の跡が有りました。

こういうの好きなんです!(変?)

更に昔は、

板橋があったそうです。

水量が多い日は、

渡し舟で渡したりもしたそうです。(親戚のおばあさん談)


で、

古い橋を見に行きました。




ここは初めて来ました。

上に見えるのが新しい橋です。

三つの穴のデザインが、

なんか時代を感じさせてくれますね~。

近くに、炭焼き釜の跡もありました。

誰が焼いていたのでしょうか・・・


この古い橋を作る時、

最初、この集落に有った、大木を伐って橋に張ったそうです。

今でも切り株が残っています。




今は上に小屋が建っています。




かなりの大木です!

数百年は経ってるでしょうね、年輪は数えていませんが。


ヒノキらしいです。(さっきのおっちゃん談)


真中が盛り上がってますね。

伐る時、周りから切り攻めて、

無理矢理倒したのかな?


しかし、この木を橋の板に使用したら、

橋が酷く捻ってきてダメになったらしいです。


新橋か旧橋かの話か分かりませんけど、

一度、橋を架ける時、

渡り初めする前にダメになったことも有るそうです。


クセが強い木だったのか、

張り方、使い方が悪かったのか、

はては、木が怒ったのか・・・

何かが篭った木だったんですかねぇ~?


この木は昔、

道を歩く人の目印になっていたそうです。

親戚のおばあさんの話によると、


この木の事を「くよつさん」と呼んでいたそうな。


生えていたころの写真等有ったら、見てみたいものです。




と言うわけで、

近所の吊り橋レポートでした。(^-^)/