・WBS ワールドビジネスサテライト：テレビ東京 2019/10/14(月)

●記録的な豪雨 台風19号 深刻な爪痕・東日本を縦断した台風19号は甚大な被害をもたらしました。14日夜の時点で、11の県で56人が亡くなり、16人が行方不明となっています。今回の猛烈な雨の影響で決壊した堤防は、長野県の千曲川や栃木県の秋山川など７県で37の河川の52ヵ所にのぼっています。きょうも警察や消防などによる懸命の作業が各地で続きました。生活や経済の復旧はどうなるのでしょうか。一方、氾濫した河川から離れた場所でも街が冠水する被害も多くあり、中でもタワーマンションが多く立ち並ぶ都市部で冠水だけでなく断水や停電が起きましたが、そこには意外な理由がありました。
●アジア最大級家電ＩＴ見本市開幕へ 近未来技術の実力は！？・
アジア最大級の家電やＩＴ技術の見本市「シーテック」が、15日の開幕に先駆けてメディアに公開されました。今年は「空飛ぶクルマ」や夢の扉「どこでもドア」など、近未来の技術が登場しました。
●文政権に打撃 韓国 曺国法相が辞任・韓国の文在寅大統領の最側近で、家族にさまざまな疑惑が浮上していた曺国法相が辞任する意向を表明し、文大統領がこれを認めました。任命責任などをめぐり政権に与える影響は避けられない見通しです。辞任の理由について曺氏は「これ以上、私の家族のことで大統領と政府に負担を掛けてはいけないと判断した」と説明しています。曺氏をめぐっては、妻と子どもによる不透明な投資や大学院への不正入学などの疑惑が次々と浮上する中、文大統領が公約としていた検察改革を進めるために法相への任命を強行し、反発が広がっていました。最新の世論調査で文大統領の支持率は、就任以降最低を更新していて、曺氏の辞任は政権へのさらなる打撃となりそうです。
●「失敗しないと成功ない」 ノーベル化学賞・吉野氏が講義・ノーベル化学賞に決まった旭化成の吉野彰名誉フェローは自身が教授を務める名城大で受賞決定後、初めて講義しました。テーマは授賞理由となったリチウムイオン電池の開発の歴史で、成功の前に３度、プロジェクトが実らなかった自身の経験から「失敗しないと絶対に成功はない」などと説いたということです。
●シリア政権軍 北部に展開 米兵は撤収へ・シリアの国営通信によりますとアサド政権軍は14日、トルコが軍事侵攻した北部の国境近くに軍を進めました。北部を実効支配するクルド人勢力が、トルコへの対抗措置として政権軍との協力に踏み切ったかたちです。一方で、アメリカのトランプ大統領は、クルド人勢力を支援するために残っていたアメリカ軍兵士およそ1,000人の撤退を指示していて、今後、情勢はさらに複雑化しそうです。
●中国 輸出入ともに２ヵ月連続↓ 対米輸出は22％減・中国の税関総署が発表した今年９月の貿易統計によりますと、輸出は１年前に比べ３％減った2,181億ドル、輸入は９％減の1,784億ドルでした。輸出と輸入がそろって１年前の水準を下回るのは２ヵ月連続です。アメリカ向けの輸出が22％減など、対米貿易が急速に縮小したのが主な原因です。
●“世界一座る国”ニッポン 「座る」を快適にする技術とは！？・日本人が１日のうちの座っている時間は７時間。ある調査では世界一座っている時間が長いともいわれています。こうした状況をビジネスチャンスととらえ、ある新商品が発表されました。
●米中の貿易協議… “部分合意”で先行きは？・マーケット情報です。アメリカと中国は、11日、閣僚級の貿易協議で、部分合意に達しました。中国が、アメリカの農産物の輸入を増やすほか、人民元安への誘導を控えるのと引き換えに、アメリカは、15日に予定していた中国への制裁関税の引き上げを見送ります。米中ともに、景気後退が懸念される中、貿易問題での対立の激化をひとまず回避した形です。ただ、中国の知的財産権の侵害や技術移転の強要といった難題は先送りとなっています。
●【トレたま】手で触れてともす癒やしの炎・【商品名】
Ｒｅ：ｆｕｌ（リフル）【商品の特徴】手で触れただけで炎がともる装置【企業名】トヨトミ【価格】一般販売は未定【発売日】未定【その他】クラウドファンディングサイトｋｉｂｉｄａｎｇｏで資金が集まり次第一般販売【トレたまキャスター】片渕 茜

●番組の見どころ　10月15日（火）・公正取引委員会が飲食店情報サイトの実態調査に乗り出した。サイト側から飲食店に不当な押しつけはないのか取材する。そのほか鎌倉で行列ができるスイーツや、ビールを消費税率8％で購入できるユニークな商品を取り上げる。