・WBS ワールドビジネスサテライト：テレビ東京 2020/10/15(木)

●コロナ禍で好調 巨人ユニクロvs快進撃ワークマン・コロナ禍で苦境にあえぐアパレル業界の中で、好調な２つの企業をお伝えします。ユニクロは４年前と比べると、国内の店舗数はやや減少していて先月末の時点で814店舗となっています。一方、店舗数でユニクロを逆転しているのがワークマン885店舗です。初の女性向け店舗を16日にオープンするワークマンは、ユニクロにどう挑んでいくのか、対するユニクロはワークマンをどう見ているのか取材しました。
●コロナクライシス経済回復への道 東京284人 欧州は“第２波”の猛威・東京都で確認された新型コロナウイルスの新規感染者数は284人と、およそ２ヵ月ぶりの高い水準となりました。国内では冬に向けて、感染再拡大への警戒感が高まっていますが、いま、感染第二波の猛威にさらされているのがヨーロッパです。
●発言が中国で波紋　時価総額１兆円 ＢＴＳ事務所上場・世界的に人気を誇る韓国のアイドルグループＢＴＳ、彼らが所属する芸能事務所がきょう上場しその時価総額はなんと１兆円を超えました。順風満帆な船出に見えますが前途は多難なようです。
●混迷 2020大統領選 郵便投票 ポストに異変！？・新型コロナの感染拡大が続く中、投票所に行かなくてもいい郵便投票の行方が焦点となっています。こちらは感染した本人をはじめ、支持者のほとんどがマスクをしていないトランプ大統領の集会です。一方、民主党のバイデン候補の演説には支持者が車で集まりました。両陣営のコロナ対応の違いが分かる象徴的なシーンです。今回の郵便投票では感染リスクを避けたいバイデン候補の票が多数を占めるとみられる中、この郵便ポストをめぐり異変が起きています。
●10月15日のコロナ関連ニュースまとめ・10月15日、新型コロナ関連のニュースをまとめてお伝えします。

●ＮＴＴドコモ携帯料金 月額5,000円一つの目標・ＮＴＴの澤田社長はＮＴＴドコモの携帯電話料金の値下げについて、5,000円程度が１つの目標にあると述べました。携帯電話料金の値下げについては、ソフトバンクが、大容量プランを月額5,000円以下で提供することを検討していて、ＮＴＴが言及した金額はソフトバンクと同じ水準となります。また、遠隔操作ロボットを開発する「オリィ研究所」と業務提携を行い今後５Ｇを推進することでロボットを活用した新たなサービスを展開する方針を明らかにしました。
●男性育休促進制度を導入へ 不妊治療 年末に工程表・菅総理大臣は、全世代型社会保障検討会議でこのように述べ、安心して子どもを産み育てる環境をつくり、女性が活躍できる社会の実現を目指す考えを示しました。また、不妊治療の保険適用拡大については、「年末に工程を明らかにする」と表明しました。
●国内初“５Ｇペン式スマホ” サムスン アップルに対抗・韓国のサムスン電子はきょう、次世代通信規格＝５Ｇに対応した新機種「ギャラクシーノート20ウルトラ５Ｇ」を日本で発売しました。最大の特徴のタッチペンは、およそ4,000段階の筆圧を検知し、書き心地を向上させました。文字を斜めに書くと自動で読みやすい角度に補正する機能もついています。また、画面をパソコンやモニターにつなぐこともできます。テレワークの増加を背景にスマートフォンだけで仕事に取り組めるよう開発したということです。
●非正規の待遇格差｢不合理｣ 最高裁が手当や休暇認める・日本郵便の契約社員らが正社員と同様な扶養手当や休暇などを与えるよう求めていた裁判で、最高裁はきょうこれら待遇格差は、「不合理で違法だ」だとし契約社員にも認める判断を示しました。日本郵便の非正規社員は正社員とほぼ同じおよそ18万4,000人に上ります。判決を受け日本郵便は「速やかに必要な制度改正に取り組んでいきたい」とコメントしています。
●ウィーワークと渋谷区が連携 スタートアップ企業を誘致・渋谷区と、シェアオフィスを展開するウィーワークジャパンはきょう、スタートアップ企業の誘致に向けて、連携すると発表しました。渋谷スクランブルスクエアの最上階に新しいコワーキングスペースを設け、11月からスタートアップ企業に貸し出します。渋谷区は、こうした連携で、渋谷を世界的なスタートアップ集積地へと成長させたいとしています。
●売り上げは過去最高 出前館会長 突然の退任劇・料理宅配の出前館はきょう、今年８月期の売り上げが過去最高の103億円になったと発表しました。しかし、およそ20年にわたって会社をけん引してきた中村利江会長の退任を突然発表したのです。まさかの退場劇が波紋を呼んでいます。
●禁止措置を無視１万人参加 タイ首都で反政府集会・反政府運動が続くタイの首都バンコクではきょう午後もプラユット首相の辞任や王室の改革などを求める若者などが集会を開きました。警察筋によりますと１万人以上が参加しました。タイ政府は未明に非常事態宣言を出し、５人以上の集会を禁止しましたがこれを無視したかっこうです。現地の警察は早朝、デモ隊を排除するともにおよそ20人を逮捕していました。
●西武800億円増資を検討 みずほ銀や政投銀から・西武ホールディングス傘下の西武鉄道とプリンスホテルが、優先株発行による800億円規模の第三者割当増資を検討していることが分かりました。主要取引銀行のみずほ銀行と日本政策投資銀行に引き受けを要請しています。西武ホールディングスは新型コロナの影響で、鉄道やホテル事業などが不振に陥り、ことし４月から６月期は287億円の最終赤字に転落していました。
●バルミューダが掃除機市場参入 ヘッドが360度・調理家電中心に展開してきた「バルミューダ」がきょう掃除機市場への参入を発表し、新製品を披露しました。ヘッドが360度回るなど、稼働域を広げたのが特徴です。価格は５万9,000円台と決して安くはありませんが、デザイン性と機能性の高さで、10万台以上の販売を目指します。
●デジタル庁11月に方向性 作業部会 創設へ初会合・この国のデジタル化路線の方向を、まあ10年、20年ですかね、決めるということでございますので政府はきょうデジタル庁創設に向けた有識者らによる作業部会の初めての会合を開きました。今後、組織のあり方や、目指すべきデジタル社会の方向性など議論します。来月中に意見を取りまとめ、年内に策定するデジタル化の基本方針に盛り込むことにしています。
●【トレたま】足で踏む自動販売機！？・【商品名】足操作自動販売機（仮）【商品の特徴】コロナ禍に対応した、足で購入ボタンを操作できる非接触の自動販売機を開発。【企業名】ダイドードリンコ【価格】未定【発売日】近日導入予定【トレたまキャスター】森 香澄

●番組の見どころ　10月16日（金）・乗客激減で苦境が続く航空業界の中で、特に厳しい状況の格安航空会社（ＬＣＣ）が生き残りをかけた新規就航に踏み切る。その勝算を取材する。また、じわりと再拡大の兆しもある新型コロナウイルスの感染の現状を検証する。