眼力Blog

反日国の動向をウォッチしています。
自滅する韓国を看取るブログです。
政治、時事問題なども扱います。

行方不明のフッ化水素は中国にあるニカ?

2019年07月19日 | ニュース・報道

 日本から韓国へ輸出された戦略物質の管理がずさんで一部の戦略物質が行方不明に、フッ化水素が40トン近くも消えて、どこへ行ったのかわからなくなっています。
韓国産業省は日本から輸入したフッ化水素のうち40トンあまりが不良品だったので、日本へ返品したことになっているといいます。

 しかし日本の財務省は、韓国側が返品したと言うフッ化水素の40トンあまりの内、日本へ返品されたフッ化水素の量は僅か120kgだけだそうです。
ほとんど40トン弱のフッ化水素がどこかに消えてしまっているのです。

 それに40トンものフッ化水素が不良品だと言うことなどありえない話です。
高純度のフッ化水素は日本企業の独擅場です、厳格な製造を行っておりこのような膨大な不良品が発生したら企業は大変なことになります。
ところが輸出した企業は、ほとんどそのことを認識している節もないのです。

産業通商資源部の「5月に不良品3万9620㎏のフッ化水素を日本へ返却した」とのことですが、何か言えない秘密が隠されているような気がします。

 産業通商資源部はうそを言っているのです。

 ですが行方不明の40トンものフッ化水素が、北朝鮮やイランに全量流れたとは到底思えません、それにウラン精製用に使うフッ化水素は高純度を必要としないといわれていますから、北朝鮮やイランが韓国から危険を犯してわざわざ密輸するより、ロシアや中国からでも手に入れることは可能です。

 そうなるとフッ化水素40トンは韓国内にまだ留まっているのでしょうか、それともイランや北朝鮮ではないどこか別の国に流れたのでしょうか。

 そこで調べていたらこんなブログにたどり着きました。
>韓国への輸出規制の背景に見え隠れする中国の国家戦略(特別寄稿)
宇佐美 典也
http://agora-web.jp/archives/2040232.html

 韓国から中国へ半導体素材(戦略物資3素材)が渡っている。

サムスンとSKハイニックスは中国の圧力で、中国に巨大なフラッシュメモリーやディスプレイ製造工場を建設しています。

中国への戦略物資の輸出は厳しい制限が加えられていて日本からは輸出できません。

ところがサムスンもSKハイニックスも日本のホワイト国で自由に戦略物資が輸入できます。

そこで韓国企業は韓国へ輸入した戦略物資を、中国の自社工場に輸出していたのではないかと言うわけです。

これを仲介貿易といいますが、韓国がホワイト国の場合、これを規制することは難しいのだそうです。

 そこで日本は、急遽韓国をホワイト国から除外する措置をとったというわけです。
韓国をホワイト国から除外にするためには、パブリックコメントが必要ですから8月に入らないと、韓国をホワイト国から除外できません。
半導体やディスプレイ製造に欠かせない戦略物資のフッ化水素、EUVレジスト、フッ化ポリイミドの3素材は、7月中に止める必要性があることから、この3素材に限って7月4日から輸出管理を見直し強化したと言うわけです。

ですから当面は3素材だけですが、韓国がホワイト国から除外されると戦略物資全般に規制が及びますから、半導体やディスプレイだけでなくほかで使われている戦略物資も、輸出規制がかかることになります。

 韓国企業が震えているのもこれからの先が見えているからでしょうね。

今回の戦略物資規制の狙いは、韓国企業ではなく実は中国だと!
中国へ戦略物資が渡らないようにするためだったのです。

 中国は「中国2025製造」と言う夢を持って世界の覇権国を狙っています。
その夢を実現するためにも自前で最先端の半導体を製造しなくてはなりません。
ところがアメリカは中国の台頭に危機感を持ち、中国に先端技術やそれらの技術を応用した機器や製造装置に、輸出制限をかけるようになりました。

 それと同時にアメリカは、同盟国日本へも先端技術や戦略物資など輸出規制を厳格にするよう要請し、日本は法整備して来ました。

それが今回の韓国ホワイト国除外にも成っているのです。

 韓国もアメリカから中国を選ぶのかアメリカを選ぶのかを迫られていましたが、中国の圧力に負けてサムスンもSKハイニックスも中国に最先端の半導体工場とディスプレイ工場を建設しているのです。
文政権もたぶん後押ししているのでしょう、ですからサムスンもSKハイニックスも、中国の罠から逃げられないのです。

 アメリカは韓国を見限ったのでしょう。
それなら韓国半導体企業はつぶれてもらって結構ということではないでしょうか。

しかし、日本から最先端の戦略物資が入ってこなければいくら器を作っても意味ありませんね。

 韓国もホワイト国を外され最先端戦略物資の輸入は難しくなります。

日進月歩の技術革新が行われている半導体やディスプレイ製造で、日米欧の企業に遅れをとることになります。

 サムスンやSKハイニックスがダメになっても、それを補う半導体企業はアメリカや日本にもありますから、サムスンやSKハイニックスがこけても、喜ぶ者はいても困る人はいないでしょう

 徴用工賠償問題への報復だ!と今でも叫んでいるあなた、現実はもっとシビアなんでございますよ(わらい