北翔大学 教育文化学部 教育学科

本学科は保育士資格、小学校、特別支援学校教諭、幼稚園教諭、養護教諭、中学・高校(音楽)の一種教員免許などが取得できます。

卒業研究発表会(2)

2015年01月31日 | 高校生のみなさんへ
 大学の1年生、2年生は講義や実習を通して基礎的なことを中心に学んでいきますが、3年生から各研究室(ゼミ)に所属し、自分が深めていきたいことを ゼミの仲間とともに大学教員のサポートを得ながら 追求していきます。
 その成果発表の場が「卒業研究発表会」です。
















卒業研究発表会 当日 朝

2015年01月31日 | 高校生のみなさんへ

 
 卒業研究発表会は受付を済ませて会場に。



 これから、研究発表会がいよいよはじまる。



ひきしまった表情で佐々木学科長の挨拶を聴く学生のみなさん。これから4年間の学びの成果を発表することになる。3年生にとっては来年への展望を持つ場。



 運営協力は3年生が行う。発表10分、質疑5分。

講義「道徳教育の研究」

2015年01月29日 | 教育学科 初等教育コース


下の写真は講義「道徳教育の研究」で学生が、考察をまとめているところ。ひたすら真剣に書いている。

「道徳」を教科にしてまでも、重視すべきだとの声がある。それだけ注目と期待を集めているだけに非常に重要な講義でもある。


「小学校学習指導要領解説 道徳」より

第2節 道徳教育の基本的な在り方

1 道徳の意義

(1) 人間としてよりよく生きる-人格の基盤としての道徳性の育成-

 人間は,だれもが人間として生きる資質をもって生まれてくる。その資質は,人間 社会における様々なかかわりや自己との対話を通して開花し,固有の人格が形成される。その過程において,人間は様々に夢を描き,希望をもち,また,悩み,苦しみ, 人間としての在り方や生き方を自らに問い掛ける。この問い掛けを繰り返すことによって,人格もまた磨かれていくということができる。人間は,本来,人間としてより よく生きたいという願いをもっている。この願いの実現を目指して生きようとするところに道徳が成り立つ。
 道徳教育とは,人間が本来もっているこのような願いやよりよい生き方を求め実践 する人間の育成を目指し,その基盤となる道徳性を養う教育活動である。教育基本法 第1条に「教育は,人格の完成を目指し,平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない」と規定されているように,教育は人格の完成を目的としている。道徳教育はこの人格の形成の基本にかかわるものである。

音楽コース 授業「筝」

2015年01月29日 | 教育学科 音 楽 コース
「1月29日1,2時間目に教育学科音楽コース1年「器楽基礎演習㈼」において、「箏」の集中講義が開かれました。
今回から北島千絵先生にご指導いただきます。
先生は、これまでご指導いただいてきた中山いずみ先生と同じく、生田流の流派「沢井箏曲院」に所属されています。」

(鈴木しおり)

















小学校学習指導要領 改定のポイント(小学校 音楽) 平成20年7月 義務教育課

「A 表現」(2) における楽器の取扱いについて (解説P.73)
・アでは 「打楽器として 木琴 鉄琴 和楽器 諸外国に伝わる様々な楽器を含めて演奏の効果、学校や児童の実態を考慮して選択すること」とある。また、イ~エにおいても 「学校や児童の実態を考慮して」とあり、現行の「児童の実態」に加えて、「学校」が加えられていることに留意。

中学校学習指導要領解説 音楽編 平成27年7月 文部科学省

○ 国際社会に生きる日本人としての自覚の育成が求められる中,我が国や郷土の伝統音楽に対する理解を基盤として,我が国の音楽文化に愛着をもつとともに他国の音楽文化を尊重する態度等を養う観点から,学校や学年の段階に応じ,我が国や郷土の伝統音楽の指導が一層充実して行われるようにする。(解説P4)


(山崎正明)

学ぶ姿勢

2015年01月29日 | 高校生のみなさんへ
 本日、田先生の講義の中で大学教員として最後のお話をされました。その中で印象に残ったこと。それは話を聴く学生の姿です。これだけ多くの学生が、真剣な眼差しで人生のアドバスに耳を傾けています。
こうした学ぶ姿勢、そして心から話を受けとめる姿、人として教師としてますます大きくなっていくでしょう。









 学生から田先生へのお礼。あたたかさが教室にあふれた感じです。このような北翔大学の学生を見ていると、これからの教育にも希望を持てます。

田先生長い間ありがとうございました。

(山崎正明)




幼児教育コース ピアノ・コンサート

2015年01月29日 | 教育学科 幼児教育コース
 2年生は来年8月の教育実習に向けて、ピアノの練習をしている。その成果発表の場として、ピアノコンサートを行った。
今年度は、3、4年生も参加。




「ピアノ発表会」の形式をとるので、緊張感もただよう。人前で、こうしたことをたくさんしていくことは、よい経験になる。







笑顔も生まれてきた。幼児の前ではこうでなくては。ピアノをうまく弾くことではなく、ピアノ伴奏を通して、子供たちが音楽活動を心の底から楽しめるようにすることが大切であるし、そうすることで子供の学びも豊かになろう。幼児期に音楽大好きになってくれたら、その先が違ってくる。

これまでピアノ経験がない学生にとっては(いや、むしろ、その方が多いのだが)真剣にやればできるようになる。そうしたこともできるようにするために大学があるわけだ。



コンサート終了後、浅尾学部長と佐々木学科長から、お二人ともご自身の体験を交えながら、励ましの言葉。そしてこれから出会うであろう、ピアノの向こうにいる子どもたちの姿を想像させるお話があった。

幼児教育コースの伏見先生からは、これまでできない人も、練習すれば必ずできるようになるからという、メッセージが。コンサート終了後、再チャレンジでピアノをひく学生も多数でてきた。

実際に体験をするからこそわかること 陶芸体験

2015年01月29日 | 高校生のみなさんへ
 小学校でよく行われている「陶芸」。自ら陶芸体験をすることで、教師になったときに、図画工作の時間はもちろん、行事や各種体験学習の中でも生かされていく。実際に体験をしたからこそわかること、そのようなことを大切にするため北翔大学ではこうした活動も重視している。
 今回は3年生が「セラミックアートセンター」で学習をした。「セラミックアート」センターは貴重な教育資源でもある。






 こうした作品を見るのも、実際につくった人とそうでない人とでは、写真の見方も違ってくる、ましてや子供に接する時ならなおさらだ。例えばつくった体験のある人にとっては、土の感触も含めて感じ取ることになるだろう。
 大学の4年間で学ぶことは広範囲にわたるが、そこがおもしろい。特に教育学科は学んだことが実際に生かされることが多いのも魅力だ。

(写真 諏江 康夫)

卒業研究発表会に向けて(2)

2015年01月28日 | 高校生のみなさんへ
 「卒業研究発表会」の運営は学生が行う。会場の設営や表示も学生の仕事。
4年生が集まって「卒業研究発表会」の表示をつくっている。教育学会だから、子供を意識した親しみが持てて身近に感じるものをつくっている。

 こうした活動を楽しみながらやっている姿を見ると、実際の教育現場に出た時も、そんな感覚でできそうだ。

卒業研究発表会に向けて(1)

2015年01月28日 | 高校生のみなさんへ
 1月31日(土)の卒業研究発表会に向けて、発表内容の抄録(一人ひとりの研究について大まかな内容を文書でまとめる)の提出も終わり、いよいよ発表会に向けての準備最終段階。
学内でもそういった姿も見られる。図書館でパソコンに向かい、発表の原稿を準備している学生もいる。みんな真剣な表情だ。



大学卒業後、社会に出て活躍できるために北翔大学が力をいれていること 

2015年01月27日 | 高校生のみなさんへ

 平成26年度より、北翔大学では教育過程を大幅に見直しました。大学4年間で学んだことで、社会に出てより力強く羽ばたいてくれることを願ってつくりあげた「就業力養成講座」もその一つです。

 そのために例えば下のような「キャリアファイル」をつくりました。4年間を通して確実に就業力を身につけていくための象徴ともいえるものです。

 たとえば1年生では前期、後期ともに「キャリアデザイン」を学びます。ワークショップも多数含まれているため、例えばコミュニケーション力がついたり、自分の価値観が広がったり、深まったり…。変わっていく自分自身を実感できることになるでしょう。

 単に、卒業してどこに就職するかでななく、生涯を見据えての「キャリアデザイン」です。よりよく生きるための生き方を考える時間といってもいいでしょう。

 北翔大学の就職指導の流れ図