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北翔大学 教育文化学部 教育学科

本学科は保育士資格、小学校、特別支援学校教諭、幼稚園教諭、養護教諭、中学・高校(音楽)の一種教員免許などが取得できます。

北翔大学の国際交流

2016年03月24日 | 国際交流
 北翔大学では毎年海外で学ぶ機会をつくっています。(料金は大学から補助をしていますので、安い料金でいけます。)毎年、様々な国に行っていますが、観光では得難い内容で企画しています。
昨年はフィンランド、今年はフィリピンのカオハガン島した。学生の皆さんの参加報告が以下に掲載されています。

 国際交流ニュース 多文化理解体験研修(フィリピン・カオハガン島)6日間




以下に報告書の一部を抜粋、転載しました。


「学部・学年の違う人たちと研修に行ったのでいろいろな視点から島民たちの考えなどを聞けたりして自分だけでは思いつかないようなことなどがあってためになりました。」

「島の人は貧困であっても笑顔でいられるのは、幸せであるから笑顔でいられるのではないか、と 5 泊 6 日の島の人々の沢山の笑顔を見て思った 。」

「カオハガン島のゆっくりとした一日を過ごし、日本人は時間と膨大な情報に追われ惑わされ て生活しているような気がした。 」

「3日目の主な活動内容は、島の小学校で将来の夢についての絵を描いてもらうことがテーマです。前日にしっかりと準備してきたのでスムーズに進行することができました。子 ども達もノリが良く、「描いていいよ」と言うと、すぐさま、クレヨンを走らせ、すぐに様々 な絵でシートが埋め尽くされていました。その後、どんな夢を持っているかと子どもたち に聞くと、恥ずかしながらも前に出てきて、ティイチャー、ナース、ポリス、フッシャーマンなどなど様々な夢が出てきました。(中略)この企画に対して、子どもたちが笑顔でいっぱいに なっていたので、自分の中では成功だったのではないかと思っています 。」

「小学校では、就学前の幼児を連れて登校している子どもも目につきました。 このように、子どもをみんなで育てるネットワークが根強い習慣としてあることに よって母親の育児に対する不安や負担を軽減させることができ、子ども自身も様々 な人からの愛情を沢山受け健やかに成長できるよい環境だと思いました。」

 「オハガン島の子ども達は幼児の頃から自然の中で過ごし、自然の物に触れることで豊かな心と情操を育んで行くのだと感じました。この研修でカオハガン島に行って、身を持って体験することによって、「なにもなく て豊かな島」という意味が分かるだろう。食べたことなくてもチャレンジ!虫が苦手で もチャレンジ!言葉が通じなくても、とにかくチャレンジ!!この研修で、ここに書き きれないほどのたくさんのものを吸収できたと思う。このことをたくさんの人に伝えて、 身を持って目で見て、感じてみないとわからないことを他の人たちにも体験してほしい。 カオハガンの島の人々の笑顔と、どこまでも青い海と、空いっぱいに広がる星空は一生 忘れません。 」

「今の便利すぎる日本の生活から余計なものを省 いた生活であり、普段感じることのできない自然とつながって暮らすという大事なことに 気づかされたのと同時に、自分の生活を見直すことができたいい経験であった。
今の日本人は手軽さや便利さばかりを重視して食べ物の大切さやありがたみを忘れてし まっているのではないかと考えさせられた。個人の生活だけでなく、私の暮らす日本とい う国についても改めて見直すことができ、日本人の食に対する意識や文化を見つめること ができた。」

「広大な海に囲まれ、無限の自然に直接つながっている世界を初めてみました。 再度自分の生活を認識するため、今後の何を考えて歩んでいったらいいのかなど自分にかけている部分を探しに行きました。」

北翔大学の多文化理解体験研修

2016年03月15日 | 国際交流
 北翔大学では学生の学びの場として短期の海外研修もあります。例えば今年2月に実施したフィリピン・カオハガン島での6日間の研修もそうです。
今年は下記のスケジュールで実施しました。

 ☆フィリピン・カオハガン島での6日間







(山崎正明)


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北翔大学2年生 海外で学ぶ(その1)


北翔大学2年生 海外で学ぶ(その2)


フィリピン・カオハガン島での6日間


《学生レポート 》北翔大学海外研修(フィンランド)参加報告

フィリピン・カオハガン島研修6日間

2016年03月15日 | 国際交流
 今年度初めて、フィリピンのカオハガン島で多文化理解体験研修が実施されました。1991年に日本人の崎山克彦氏が島全体を買い取り、自然と共生して暮らす「何もなくて豊かな島」として注目されています。この島は国連の定める貧困レベルをさらに下回るのですが、崎山氏により衛生環境や教育、医療などの基本的インフラは整備され、島民は笑顔で幸せに暮らしているそうです。
 北翔大学の研修団一行は3日目に島の小学校を訪問しました。全校児童数は約150名、各学年20名程度で、午前中は3年生、午後は4年生のクラスを対象に図工の授業を一緒に行いました。学生と児童とのコミュニケーションは英語と覚えたてのビサヤ語ですが、絵を描いたり、身ぶり手ぶりで通じ合えたようです。事前に準備していた授業計画通りに進行し、こちらから持って行ったクレヨンは子供たちに大好評で、思い思いに楽しんで描いていました。
また、1日ホームステイで「持続可能な」生活を体験したり、熱帯珊瑚礁保護や海洋環境・海洋生物保護など地球環境保護活動を学んだりと、非常に中身の濃い充実した研修を終えて帰国しました。

(エクステンションセンター(国際交流) 戸ノ崎 聖子)















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《学生レポート 》北翔大学海外研修(フィンランド)参加報告

北翔大学2年生 海外で学ぶ(その2)

2016年02月15日 | 国際交流
教育学科綿木さんの報告です。

私が今いるのは、ベトナムと中国の国境の街サパです。
海抜1350の標高の高い山奥にサパという街があり、ここには様々な民族の方々が住んでいます。
街を歩いていて日本人はまったく見ません。
ベトナムの首都ハノイからスリーピングバス(1450円)に乗り約6時間で着きました。



↑ スリーピングバスの様子です。
かなりローカルなバスなのでバスステーションでチケットを買う時は数字ですら英語が通じませんでした。



↑サパへ向かう途中で見られる棚田の様子です。
このような景色を望みながら、急な山道をどんどん登っていきます。



↑お土産売りをする黒モン族の親子です。



↑赤ちゃんをおぶってお土産を売るモン族の子どもです。このような子どもが沢山いて複雑な気持ちになります。



↑赤モン族です。
この他にも様々な民族がいました。

*以上は綿木さんの写真レポートですが、こうして色々な国に実際に出かけ、様々なことを学び、日本の教育を考えることは、大きな意味を持つことでしょう。本人が「複雑な気持ちになる」っていう部分を考えていくこともまた、大切なことだと思います。



(山崎正明)


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 《学生レポート 》北翔大学海外研修(フィンランド)参加報告

北翔大学2年生 海外で学ぶ

2016年02月13日 | 国際交流
 今北翔大学教育学科2年生綿木彩乃さんがベトナムに行っています。若いうちに他の国のことを体験を通し、知り、感じ取る。大学生だからこそできる価値ある時間の使い方です。日本を出る前に、様子を知らせてくださいと、言ったら、写真を送ってくれました。


↑ダナンのミーケービーチ


↑ダナン⇔ホイアンを繋ぐローカルバス(片道90円ほど)。壮絶でした。たぶん旅行者が乗るバスではないです。(笑)


↑ローカルバスに乗っていた子ども達です


↑世界遺産の街、古都ホイアンの町並みです。


↑ホイアン市場で働く子どもです。

さすが教育学科の学生です。子供に目がいっています。こうして他国で学ぶことは大きな意味があるでしょう。彼女には講義の中で、海外での体験を少し話してもらいましたが、刺激を受けた学生も多いことでしょう。


(山崎正明)

中国の高校生と交流

2016年02月08日 | 国際交流

 2015年12月、中国の高校生4名が研究室を訪ねてくれ、佐々木邦子ゼミ生や2年生、他ゼミの3年生と交流をした。4人とも自分の夢に向かう姿勢が、素晴らしい高校1年生と2年生である。
会話は主に英語であったが、外国生活の経験がある学生の流暢な通訳でスムーズに進んだ。他の学生も、笑顔を交えた英語で語り、コミュニケーションは十分である。
中国の地図を一緒に見て住んでいる都市の確認をしたり、“黒ひげ危機一髪”で遊んだりと、和気あいあいとした楽しい時間を過ごした。

 

(佐々木邦子)


北翔大学学生が 北海道の子供とカンボジアの子供をつなぐ(大学生の地域貢献)

2015年12月19日 | 国際交流

 北翔大学の2年生が、小学校に授業に行きました。彼女がカンボジアで体験してきたこと(子供達と関わってきたこと)を、小学生に話して欲しいというリクエストがあって実現したものです。

観光ではなく自分で計画をたたて自分の力で行ってきただけに、深い学びがあったのでしょう、彼女が撮った写真はカンボジアの子供と積極的な関わりがあったからこその、素晴らしいものでした。

こうしたて彼女が日本の小学生とカンボジアの子供をつなぐ役割をしてくれました。

 

(山崎正明)


グローバルな視点で学ぶ

2015年05月21日 | 国際交流
北翔大学には「国際交流室」とういう機関があります。次代を担う国際人の育成を目指してのことです。様々な事業をおこなっていますが、北翔大学企画の「海外研修旅行」もその一つです。
写真は「海外研修」に興味を持った学生が「国際交流室」で説明を受けているところです。







昨年の海外研修はフィンランドでした。その研修の様子をブログでも紹介しています。

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 ☆北翔大学海外研修旅行参加報告 フィンランド

《学生レポート 》北翔大学海外研修(フィンランド)参加報告

2015年04月02日 | 国際交流
 大学生の海外研修のレポートです。お読みください。


「ブログをご覧の皆さん、こんにちは。北翔大学の4年生 植野です。
現在は幼稚園コースに所属し、幼稚園教諭一種免許取得に向け学んでいます。
 さて、北翔大学には『国際交流センター』という教室があります。
そこでは国際理解に関するセミナーを開催したり、本学に通う留学生たちが自国のことばを教えてくれたりと、学生のために様々な活動を行っています。

 私は今年の2月23~28の6日間、この国際交流センターの主催するフィンランドへの研修旅行に参加し てきました。普通の観光旅行では絶対に体験できない「現地の小学校訪問」や「老人ホームでの交流」「大学の授業体験」等を体験し、“福祉国家フィンランド”を身をもって体験しました。
(もちろん、観光や自由行動の時間もありますよ!夕飯はほとんど自分たちで調達でした。現地のスーパーや市場を巡って、覚えたてのフィンランド語とカタコトの英語でのコミュニケーションは、とってもドキドキしましたがよい思い出です)


↑聖堂(実際にミサもしています)

↑フィンランドの朝市(写真はすべてイモ)

↑ヘルシンキ大学(日本で言う東大みたいな感じの大学だそうです)

現地に生きる人々の想いや願い、表情などを通し、より深くフィンランドという国を知る事が出来ました。
本やテレビなどでも気軽に知識を得る事は出来ますが、「実際に赴き、自分の目や耳で体験することこそが大切なのだ」と改めて実感する6日間でした。


↑ヘルシンキの小学校です、モデル校として最近できました。写真を公開することについては小学校の了解を得ています。
↑玄関です。コート掛け。
↑小学校2年生の教室。

↑白夜の国、日照時間が短いときに描いた絵です。近くの森に出かけて空を見上げると…というテーマで描いています。
↑小学校の給食です。

↑幼稚園卒園後、小学校にすぐに入学しません。プレスクールというのがあって、数ヶ月の間、そこに通い、小学校への入学への準備をしていきます。ここで小学校にはやくいきたい、という気持ちを高めるそうです。


海外 への研修旅行は年に2回ほど開催され、参加募集の案内は校内に広く掲示されます。
参加費も、自分でツアーを申し込んで行くよりは大変お得になっていますしローンもオッケー。
皆さんも、在学中に是非1度は体験されてみては如何でしょうか。」

以上植野さんのレポートでした。

(山崎正明)


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 ☆国際交流ニュース 新着情報 第30回海外研修旅行(フィンランド)に行ってきました

国際交流講演会~フィンランド

2014年06月10日 | 国際交流

6月4日(水)16:30より北翔大学エクステンションセンター主催の平成26年度国際交流講演会
『フィンランド伝統文化に魅せられて』が開催されました。定員をはるか
に上回る来場者が訪れて大盛況の会となりました。



講師は札幌カンテレクラブ会員の河野千恵さん。フィンランドの紹介から始まり、
日本人にはあまり馴染みのない楽器カンテレの歴史やカンテレ製作のワークショップ
体験について画像とともにお話ししてくださいました。

そしてお待ちかねのカンテレの生演奏。同じくカンテレクラブに所属されているお二人とともに奏でられたカンテレの美しく繊細な音色に、聴衆の皆さんは一様に聞き惚れていました。



最後に、簡単なフィンランド語の歌を練習してから、河野さんたちが持参してくだ
さった数台の小型カンテレを使って、来場者の皆さんがお一人ずつカンテレ演奏を体
験しました。心を癒されるカンテレの音色と多彩な内容で、あっという間に楽しく充
実した時間が終了しました。

 


小グループになってのカンテレ体験では、繊細な音色をそれぞれの参加者が楽しんで
いました。