10月22日「教育実習報告会」が開催された。こんな内容も教員を目指す高校生に聴いてもらうのもよいかもしれない、そんな充実した内容の報告会であった。
「教育実習報告会」を聴く学生の眼差しは真剣だ。
話を聞き逃さないようにしながらのメモ。素早く書き込まれている。
本気で聴く。話すことも重要な能力だが、この聴くという能力も非常に重要だ。
来年の教育実習を控え、後輩から鋭い質問が出てくる。先輩の応答はとてもあたたかい。思わず笑顔になることも。
発表への感想も出された。来年の実習に向けて同じ学年の仲間としてしっかりやっていきたいという決意が述べられた。
(山崎正明)
北翔大学の教育学科にとって大切な「教育実報告会」(幼稚園、小学校)が開催された。特に2年生にとっては来年の教育実習を控え、とてもとても貴重な機会である。
「教育実習報告会」は学生の手によってリズムよく進む。こうした能力も教員として非常に重要だ。
どの学生もパソコンを使ったプレゼンテーションを行っていたが、その発表内容も方法も多様である。様々な工夫がされている。思わず、引きこまれていく。率直に失敗談を語ってくれたり、後輩にとってはありがたい内容だ。
内容によっては実物や実演も示したり、黒板をつかったりと形式にとらわれないプレゼンテーションが行われている。
画像を通して内容がわかりやすいようにしている。写真からも現場の雰囲気が伝わってくる。
このような実習生の写真をとっていただいた現場の先生へ本当に感謝したい。ありがたいことだ。
(やがては実習生も教員になるということを期待してのこと。その期待にも応えるよう、残りの大学生活もより充実させたい。)
内容を整理して表などのまとめての発表もあったり、発表者によっては補助資料を印刷配布している。
インタラクティブな発表もあった。だからプレゼンの画面も問いかけである。この時間が少しでも有意義な時間になるようにとの発表者の思いが伝わってくる。
具体的なアドバイスを要点にしてまとめて発表する。会場からはメモをとる音が聞こえてくる。
教育実習での責任は重い。大学生だからという甘えは許されない。
司会者の判断によって、最後に一つの質問に対して複数の発表者に回答してもらいような場面を設定した。
教育学科幼児教育コースでは、あつべつきた幼稚園の園長先生にご講演いただきました。
北翔大学の学生のために特別の準備をしてくだっての講演です。このよううに大学の教員養成に向けて、応援いただくことは本当にありがたいことです。
10月18日 旭川で北海道保健学会が開催されました。北翔大学の学生も学会発表をしました。
多くの大人たちに見つめられて緊張していましたが、大変良い経験になったようです。
参加者は大学教員、医師、養護教諭などです。学生の参加は、北翔大学から30名(他大学ではほとんどいませんでした。)
佐藤朱美
「園児なら、どんなことに興味を持つだろう?」「どんな遊ぶがあるだろう?」「どうかかわればいいだろう?」「安全への配慮は?」実際にフィールドに出るからこそ学べることがある。
1年生から4年生がいっしょになって同じ体験をしていく。学生どうしの交流の場でもある。
3年生から、教育自習の報告。宿泊学習での報告は、少しゆるやかな感じで。宿泊していることもあって、あとで質問もしやすいです。
リズム遊びのワークショップ。バスの中は、園バスを想定して、バスレクを実施。
日高少年自然の家にて
教室ではできない、豊かな自然の中でしかできない、自然体験学習をここ日高少年自然の家にて、10月4日・5日の二日 間行いました。教員を目指3・4年生の小学校コース40名が参加されて、飯ごう炊飯や野外活動、クラフトつくりと星空観察とチャレンジしてきました。一泊 二日の学習ではありましたが、実り多い体験学習でありました。(高田茂)
4年生の奥田雄大くんから感想をいただきました。「活動内容は竃作りから始まる野外炊事、自然の中でのコミュニケーション活動、日が暮れてからはキャンプファイヤー、 星空の天体観測を行いました。青年の家では、 化石のレプリカ作り、体育館でのレクレー ションなど、学生が自ら企画したスケジュー ルを実行しました。参加者にとって心に残っ たことはそれぞれ違うと思いますが、私は教員になった時に必ず役に立つと実感しました。今後、後輩にもこの体験を伝え、さらに深めていってもらいたいと思 います。」
「図画工作指導法2」という講義では最近の鑑賞教育の大きな成果でもある「対話による意味生成的な美術鑑賞」にも取り組んでいる。
この手法が受容的なことがベースに豊かな学びを生み出す。学期教育の中で普及しはじめている。さてこの鑑賞教育の手法は、北翔大学教育学科の根底に流れている「学習コーチング」と共通点も多い。そのため北翔大学の学生の理解度は高く、教員になったときが楽しみである。
山崎正明
写真は「キャリア・デザイン2」という講義の一コマ。毎回違う教員が、いろいろな体験を話します。そのことをもとに、話し合いをしながら、自分の考えを広げたり、深めたりします。
これだけ、たくさんの人のキャリアについてじっくり話を聞き、考える機会がいかに大切なことか。北翔大学として自信を持ってすすめています。
いろいろな学科の学生が参加しているので、おもしろさは倍増します。
社会貢献や余暇の過ごし方も含めてのお話がありますので、人生について考えてみる機会でもあります。学生は真剣です。
生涯学習協会の事務局の計らいもあって、北翔大学と北海学園大学の学生が、それぞれ大学にいながら netを通じて、意見交流をしました。
はじめてということでしたが、大きな画面で複数で話し合うことは臨場感もありました。今後の発展の可能性を残しつつ、学びが広がる時間となりました。
こうしたwebを通じたリアルタイムな交流は、スカイプなどが活用されていますが、今回はパソコンなしでも気軽に使える機器リコーのP3000を使ったのもポイントです。これがあれば、学校教育でも気軽に使えます。
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