8月6日 苫小牧を出発した北翔大学の東日本大震災ボランティアのみなさんの活動について北翔大学webサイトで、報告されています。活躍の様子を是非ご覧ください。
北翔大学では実際の現場の方々による講義も大切にしています。例えば現在開講している「幼児理解」は現役の幼稚園の園長先生によるものです。
日々、現場で幼児を目の前にしている先生ならではの講義はありがたいです。
ところで、講義を受けている学生のみなさんのノートも様々です。板書事項を写しとるということとは違って、話を聞きながらノートをとることは、話の内容を理解してはじめて可能になるわけですから実は積極的に学び取ろうとする姿勢が必要になります。内容を自分なりのとらえ、ノート上に構成していくことは、高度な取り組みです。仲間同士でノートの取り方などを交流すると、おもしろいかもしれません。
(山崎正明)
教員採用試験に向けて
北翔大学のみなさん、卒業生のみなさん
自信を持って試験に臨んでください。
これまで学んできたことを
発揮させればよいのです。
それだけのことをやってきましたから。
北翔大学一同で応援しています!
教員採用試験でもとりわけ大切なのが「集団面接」「個人面接+模擬授業」です。これは7月30日から8月7日まで連続して集中的にやっています。面接には、現役学生だけではなく、現在実際に教育現場で働いている卒業生も加わっていますから、現役の学生にもとてもよい刺激になっています。
面接練習は、模範解答を頭のなかに入れるとか、そんなことよりも、教育や自分について真剣に考える場でもあります。丸一日9日間も教育について真剣に考えていますので、学生のみなさんの言動や考え方も確実に高まっています。
(山崎正明)
2次試験のための実技対策としてドリブル、水泳、ピアノなど個人練習を大切にしながら、ピアノや歌などのように、個人やグループごとにレッスンを受けるなどさまざまな方法で力をつけていくようになっています。
ピアノの練習の場面では単に教員から指導を受けるのではなく、学生同士が互いに助言し合い、笑顔のある中で、高め合っています。こうした実体験を通して感じ取る仲間の素晴らしさは教師をしていくうえでも大きな財産になるでしょう。
北翔大学の学生頑張っています!ちなみに夜の7時過ぎまでピアノの練習は進みました。仲間がいるからこそできることなのかもしれません。ここで学んでいるのは単なるピアノの技術ではないのでしょう。
(山崎正明)
これは小学校の国語の筆記試験対策をしているところですが、「学習指導要領」をもとに、授業はどうあるべきか、これまで大学で学んできたことをもとに、その学びをより確かなものにしています。
単なる試験対策ではないので、実際に教師になったときに 生きてくるわけです。
(山崎正明)
教員採用試験2次対策講座が7月30日から連続して8月7日(採用試験前日)まで、大学職員全員の協力体制のもと、全力で指導にあたっています。また卒業生も現役学生と共に対策講座を受けているので、互いによい刺激になっています。
(写真は、集団面接と個人面接の予定について全体確認をしているところ)
学内的には、個人面接、集団面接の練習をしていますが、その他、個別、グループ、ゼミ単位でも試験対策をしたり、実技試験の対策をしたりしています。
一見すると直前の試験対策のように見えますが、短期間のうちに教育現場で何が求められているのか、自分はどんな教師でありたいのか、それを真剣に考える時間になっていると思います。
内容は試験対策というより研修と言っていいでしょう。
直前ですから、時間を大切にしています。こうした説明で集まってきているあいだにできるわずかな時間を利用して、みなさんがそれぞれのスタイルで勉強しています。
こうした教員採用試験に向けた大学教員総動員での支援体制は北翔大学が誇りを持って取り組んでいることです。大学生も卒業生も実に熱心です。だからこその成果だと言えるでしょう。
(山崎正明)