北翔大学 教育文化学部 教育学科

本学科は保育士資格、小学校、特別支援学校教諭、幼稚園教諭、養護教諭、中学・高校(音楽)の一種教員免許などが取得できます。

入学前学習支援プログラム「見て描く力をつける」

2016年03月31日 | 学習支援
 入学前支援プログラム「見て描く力をつける」は、とても和やかな雰囲気でした。
最初に自己紹介をしました。教室に置いてあるアートカードから一枚選んで、選んだ理由なども添えて、出身や抱負などをまじえながら、話していただきました。皆さん、笑顔で話していました。
 


 話しを聞く時の様子も、絵を描いている時の表情も素敵でした。学ぶ意欲が感じられます。入学前のこの雰囲気、とても良かったです。
これから、より良い大学生活をつくっていくであろうことが、予感できました。入学をお待ちしています。



(山崎正明)

教員養成課程の大学の先生の仕事

2016年03月28日 | 大学教職員の仕事
 教員養成課程の大学の先生の仕事は色々なものがあります。大学の講義や学生の指導、社会貢献、研究はもちろん、大学生の皆さんが直接的に目を触れることがあまりない仕事もあります。例えばこの写真は、北海道の幼稚園教諭養成課程に関連する協議会の時の資料です。



 幼稚園の園長先生や教員養成課程の大学の先生が一緒になって、より良い幼児教育を進めることを目指しています。そのために幼稚園でできること、大学でできること、共にできることなど、様々な事業や研究をしています。また幼稚園の先生を取り巻く環境の改善、教育実習のあり方など、様々なことについて考えています。その中には大学の講義はどうあるべきかなどというものもあります。

 

北翔大学の国際交流

2016年03月24日 | 国際交流
 北翔大学では毎年海外で学ぶ機会をつくっています。(料金は大学から補助をしていますので、安い料金でいけます。)毎年、様々な国に行っていますが、観光では得難い内容で企画しています。
昨年はフィンランド、今年はフィリピンのカオハガン島した。学生の皆さんの参加報告が以下に掲載されています。

 国際交流ニュース 多文化理解体験研修(フィリピン・カオハガン島)6日間




以下に報告書の一部を抜粋、転載しました。


「学部・学年の違う人たちと研修に行ったのでいろいろな視点から島民たちの考えなどを聞けたりして自分だけでは思いつかないようなことなどがあってためになりました。」

「島の人は貧困であっても笑顔でいられるのは、幸せであるから笑顔でいられるのではないか、と 5 泊 6 日の島の人々の沢山の笑顔を見て思った 。」

「カオハガン島のゆっくりとした一日を過ごし、日本人は時間と膨大な情報に追われ惑わされ て生活しているような気がした。 」

「3日目の主な活動内容は、島の小学校で将来の夢についての絵を描いてもらうことがテーマです。前日にしっかりと準備してきたのでスムーズに進行することができました。子 ども達もノリが良く、「描いていいよ」と言うと、すぐさま、クレヨンを走らせ、すぐに様々 な絵でシートが埋め尽くされていました。その後、どんな夢を持っているかと子どもたち に聞くと、恥ずかしながらも前に出てきて、ティイチャー、ナース、ポリス、フッシャーマンなどなど様々な夢が出てきました。(中略)この企画に対して、子どもたちが笑顔でいっぱいに なっていたので、自分の中では成功だったのではないかと思っています 。」

「小学校では、就学前の幼児を連れて登校している子どもも目につきました。 このように、子どもをみんなで育てるネットワークが根強い習慣としてあることに よって母親の育児に対する不安や負担を軽減させることができ、子ども自身も様々 な人からの愛情を沢山受け健やかに成長できるよい環境だと思いました。」

 「オハガン島の子ども達は幼児の頃から自然の中で過ごし、自然の物に触れることで豊かな心と情操を育んで行くのだと感じました。この研修でカオハガン島に行って、身を持って体験することによって、「なにもなく て豊かな島」という意味が分かるだろう。食べたことなくてもチャレンジ!虫が苦手で もチャレンジ!言葉が通じなくても、とにかくチャレンジ!!この研修で、ここに書き きれないほどのたくさんのものを吸収できたと思う。このことをたくさんの人に伝えて、 身を持って目で見て、感じてみないとわからないことを他の人たちにも体験してほしい。 カオハガンの島の人々の笑顔と、どこまでも青い海と、空いっぱいに広がる星空は一生 忘れません。 」

「今の便利すぎる日本の生活から余計なものを省 いた生活であり、普段感じることのできない自然とつながって暮らすという大事なことに 気づかされたのと同時に、自分の生活を見直すことができたいい経験であった。
今の日本人は手軽さや便利さばかりを重視して食べ物の大切さやありがたみを忘れてし まっているのではないかと考えさせられた。個人の生活だけでなく、私の暮らす日本とい う国についても改めて見直すことができ、日本人の食に対する意識や文化を見つめること ができた。」

「広大な海に囲まれ、無限の自然に直接つながっている世界を初めてみました。 再度自分の生活を認識するため、今後の何を考えて歩んでいったらいいのかなど自分にかけている部分を探しに行きました。」

8月の教員採用試験に向けて

2016年03月24日 | 教員採用試験対策
 8月の教員採用試験に向けて、地道な取り組みが続いています。採用試験の教職教養や一般教養の勉強は、合格するための手段であると同時に、子どもたちの学びを豊かにひらくための体系的な知識を身につけていることになります。

 いまの時期は8月の教員採用試験に向けて、大学の各教室や図書館などいろいろなところで自習する姿が見られます。

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大学生活を振り返って 

2016年03月23日 | 教育学科 養護教諭コース


<卒業生 奧原さん>
 卒業を前に思い出を語り合いました。4年間を振り返ると書き尽くせないほど多くのことが思い出されました。4月からは養護教諭として職務に全力を尽くします。



「大学生活を振り返って」

平成28年3月卒業 人間福祉学部福祉心理学科 養護実践学コース 奧原さん



 1年生の頃,大学は華やかで自由で楽しい所だと思っていましたが,先生は厳しく,勉強は大変でイメージとは異なっていました。しかし,それは決して嫌だったのではなく,友達と一生懸命に物事に取り組めたことは嬉しく充実したものでした。
 2年生では,病院実習で子ども達と関わり,言葉や責任の重さを痛感しました。同時に,命の尊さを強く難じ,子どもと関わる時の姿勢や考え方を改めて考えさせられる機会となりました。
 3年生の養護実習では,養護教諭の職務の実際を学び,今まで以上にやりがいのある仕事だと感じ,“絶対に養護教諭になりたい”という思いが一層強く,大きなものになりました。

 4年生の教採対策や勉強の毎日では辛い思いもしましたが,仲間がいたから自分も頑張ろうと思えました。勉強した日々は,今では大切な思い出です。
 春からは新しい環境で不安も大きいですが,それ以上にどんな子ども達に会えるのだろうという期待も大きいです。まずは,一つ一つ誠意を持って職務に取り組んでいきたいと思います。



大学生活を振り返って 

2016年03月23日 | 教育学科 養護教諭コース

養護教諭コースの卒業生にコメントもらいました。

<卒業生 堤さん>
 卒業を前に4年間を振り返りました。教採の試験対策中に体調を崩したことを思い出して,少し照れてしまいました。辛かったけどよい思い出です。
4月からは養護教諭としてがんばります。



「大学生活を振り返って」

平成28年3月卒業 人間福祉学部福祉心理学科 養護実践学コース 堤さん

 「私の大学生活は,楽しい時も,辛い時も,一緒に過ごすことのできる仲間に恵まれた4年間でした。入学当時は,周りの環境にうまく馴染めるか不安もありましたが,授業や一緒に行動する機会が増えていくうちに,同じ目標を持つ仲間ができて,とても心強く感じたことを覚えています。
 教員採用試験に向けて勉強していた時期には,自分の出来なさに自信をなくして,不安を抱えていましたが,友達の支えや先生からの熱心な指導・サポートのおかげで無事乗り越えることができました。

 私の4年間の大学生活を振り返ると,やっぱり頭に思い浮かぶのは,養護の仲間や先生の顔で,日々の何気ない会話ややりとりが一番の思い出だなと思います。これからは,みんな離ればなれになるため,さみしい気持ちもありますが,それぞれが養護教諭として充実した日々を過ごしていけるといいなと思います。
 また,子どもたちにとって,学校という場が楽しくて安心できる場所になるよう,4月から養護教諭として精一杯頑張っていきたいです。」