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北翔大学 教育文化学部 教育学科

本学科は保育士資格、小学校、特別支援学校教諭、幼稚園教諭、養護教諭、中学・高校(音楽)の一種教員免許などが取得できます。

幼稚園の先生を目指す人のために

2015年11月13日 | 教育学科 幼児教育コース
幼稚園の先生を目指す人のために、オススメの教育雑誌を紹介します。この雑誌は幼稚園教育要領解説作成協力者でもある汐見稔幸先生が編集責任をしているもので、幼児教育について広く、深く、考えるために非常に良いものです。気軽に読めますが、勉強になります。

北翔大学の図書室の教育雑誌コーナーにあります。


 


「ブラインドサッカーを観に行こう!」

2015年11月11日 | 教育学科 幼児教育コース

札幌市内の特別支援学校に勤務する卒業生、高橋翔平君からご案内をいただきました。特別支援教育、幼児教育に意欲的に学びを深めてきたゼミ生の活躍をとても嬉しく思います。在学生の皆さんも先輩達の姿を見て、視野を広げて欲しいと願っています。(幼児教育コース 伏見千悦子)

「僕が監督を務めているブラインドサッカー(視覚障がい者サッカー)ナマーラ北海道の試合が11/15日(日)に真駒内セキスイハイムアイスアリーナであります。入場は無料です。生で試合を観られる機会はほとんどありません!
13時30分キックオフです。
車での来場も可能です。
上履きを持参ください。
北翔大学の後輩の皆さんのご来場を心よりお待ちしています。

https://m.facebook.com/events/783035435140501/

http://www.b-soccer.jp/8755/event/burasaka1115.html


幼児教育コース宿泊研修終わる!

2015年06月08日 | 教育学科 幼児教育コース
幼児教育コースの宿泊研修が終わりました。
場所はネイパル深川です。2日目午後はアルテピアッツア美唄に。
1年生から4年生が参加して行われます。
2年生が企画・運営、教育実習を控えた3年生が、幼児教育に関する研修担当、4年生が昨年の幼稚園での教育実習の参加報告とキャンプファイヤーを担当しました。
内容の濃い研修になりました。




幼稚園でワークショップ

2015年05月21日 | 教育学科 幼児教育コース
 幼児教育コース4年生のゼミ活動のひとつとして、幼稚園に実際に出かけて幼児を対象に造形ワークショップ「アルテの森」というのもを実施しています。先日は第2大麻幼稚園に伺っての活動でした。







幼児教育について深く学ぶために、実際の幼児に触れながら学ぶことはとても勉強になります。理論と実践の間をいったりきたりしながら学びを深めています。

大学1,2年で基礎的な力を身につけ、3年時で教育実習を経験し、ゼミ活動にも力を入れていく。4年生は、これまでの大学での学びをもとに、自分が深めていきたいものにじっくり取り組める。


 ワークショップに向けての指導案作成、時間をかけてねりこんでいく。それでも実際にやってみると課題がたくさん見つかる。
工夫すれば幼児の学びが深まるということを知ってしまった今は指導案づくりがおもしろいようだ。
 受験や試験があるから学ぶのではない、探究心が学びたい気持ちを生み出している。創造的に活動をつくっていくが、同時に先行研究も気になりだす。いつのまにか、文献も読んでいる。

 
(山崎正明)



《関連記事》

北翔大学「あるての森」

ゼミ活動で幼稚園見学

2015年04月18日 | 教育学科 幼児教育コース
 ゼミの有志で幼稚園見学に行ってきました。訪問先は北広島市にある大地太陽幼稚園です。






卒園児を中心に展開されているアートクラブという活動によせていただきました。



今回の「アートクラブ」の活動は園庭で春を探しにいくところからスタートしました。見学に行った学生は、子どもたちの活動の様子から、その感性の豊かさなどに触れ、感激していました。







学生は園長先生をはじめ、園の活動や子どもの豊かさについていろいろなお話しを伺うことができました。大変貴重な時間を過ごさせていただきました。

さてこうして実際に教育現場に出かけていって学ぶ最大の機会が「教育実習」ですが、学生が自ら意思でボランティアとしていく方法もあります。ここでは、継続的に行かせていただいたりしているため学びはより深くなります。

北翔大学 幼児教育コースミーティング

2015年04月16日 | 教育学科 幼児教育コース
 幼児教育コースの1年生から4年生までが、集まってのミーティングが行われました。
まず教育文化学部の部長でもある浅尾先生から、北翔大学の幼児教育コースの学生が就職に向けて、いま 何が大切なのかを話していただきましたが、非常に真剣な目で話を聞いていたのが印象的です。
 






コース代表の伏見先生からは、幼児教育コースの学生の意識が高まってきていることを実感されているお話しとともに、この一年の見通が説明されました。
山崎先生から宿泊研修は幼児教育の実践力を高める事と学生が交流しながら人間関係をつくりあげる力などを身につけて行く場であるというねらいと昨年の活動の成果と反省があって今回があるという話をされました。

 幼児教育コースの学生の意識が年々高まりつつある、こうしたことが大学での一人一人の学びを高めていきます。

北翔大学「アルテの森」

2015年02月17日 | 教育学科 幼児教育コース
 北翔大学の幼児教育コースで、幼稚園に行って造形活動を中心としたワークショップをしてきました。
この活動を「アルテの森」と名づけ、これから、活動をすすめていきます。今回は大麻幼稚園の延長保育で、この機会を与えていただきました。ありがとうございます。
 
まずはアイスブレイクとしてみんなで歌いました。

導入で絵本を読んで、子どもたちの「描きたい!」という気持ちを引き出します。

描くという行為そのものを楽しめるようなな素材を検討した結果、透明フィルムにクレヨンで描くいう設定をしました。

みんなで「動物園」をつくっていきます。学生にとっては、ここでの言葉がけもとっても勉強になったようです。

大学に戻り、今回のあり方についての反省、たくさんの発見があり、非常に充実した時間となりました。

(山崎正明)

幼児教育コース 観察実習 (ふりかえり)

2015年02月06日 | 教育学科 幼児教育コース
 3日間の観察実習をより価値あるもにするために、そのふりえりが大切になります。
大切なものとして日誌(記録)があります。

 今回の観察実習と「幼稚園教育要領」を対応させて考えるととても勉強になります。
「幼稚園教育要領」の5領域「人間関係」では以下のように示されています。

「人間関係」

 他の人々と親しみ,支え合って生活するために,自立心を育て,人とかかわる力を養う。

1 ねらい
(1) 幼稚園生活を楽しみ,自分の力で行動することの充実感を味わう。
(2) 身近な人と親しみ,かかわりを深め,愛情や信頼感をもつ。
(3) 社会生活における望ましい習慣や態度を身に付ける。

2 内容
(1) 先生や友達と共に過ごすことの喜びを味わう。
(2) 自分で考え,自分で行動する。
(3) 自分でできることは自分でする。
(4) いろいろな遊びを楽しみながら物事をやり遂げようとする気持ちをもつ。
(5) 友達と積極的にかかわりながら喜びや悲しみを共感し合う。
(6) 自分の思ったことを相手に伝え,相手の思っていることに気付く。
(7) 友達のよさに気付き,一緒に活動する楽しさを味わう。
(8) 友達と楽しく活動する中で,共通の目的を見いだし,工夫したり,協力したりなどする。
(9) よいことや悪いことがあることに気付き,考えながら行動する。
(10) 友達とのかかわりを深め,思いやりをもつ。
(11) 友達と楽しく生活する中できまりの大切さに気付き,守ろうとする。
(12) 共同の遊具や用具を大切にし,みんなで使う。
(13) 高齢者をはじめ地域の人々などの自分の生活に関係の深いいろいろな人に親しみをもつ。

3 内容の取扱い
 上記の取扱いに当たっては,次の事項に留意する必要がある。

(1)教師との信頼関係に支えられて自分自身の生活を確立していくことが人とかかわる基盤となることを考慮し,幼児が自ら周囲に働き掛けることにより多様な感情を体験し,試行錯誤しながら自分の力で行うことの充実感を味わうことができるよう,幼児の行動を見守りながら適切な援助を行うようにすること。
(2)幼児の主体的な活動は,他の幼児とのかかわりの中で深まり,豊かになるものであり,幼児はその中で互いに必要な存在であることを認識するようになることを踏まえ,一人一人を生かした集団を形成しながら人とかかわる力を育てていくようにすること。特に,集団の生活の中で,幼児が自己を発揮し,教師や他の幼児に認められる体験をし,自信をもって行動できるようにすること。
(3)幼児が互いにかかわりを深め,協同して遊ぶようになるため,自ら行動する力を育てるようにするとともに,他の幼児と試行錯誤しながら活動を展開する楽しさや共通の目的が実現する喜びを味わうことができるようにすること。
(4)道徳性の芽生えを培うに当たっては,基本的な生活習慣の形成を図るとともに,幼児が他の幼児とのかかわりの中で他人の存在に気付き,相手を尊重する気持ちをもって行動できるようにし,また,自然や身近な動植物に親しむことなどを通して豊かな心情が育つようにすること。特に,人に対する信頼感や思いやりの気持ちは,葛藤やつまずきをも体験し,それらを乗り越えることにより次第に芽生えてくることに配慮すること。
(5)集団の生活を通して,幼児が人とのかかわりを深め,規範意識の芽生えが培われることを考慮し,幼児が教師との信頼関係に支えられて自己を発揮する中で,互いに思いを主張し,折り合いを付ける体験をし,きまりの必要性などに気付き,自分の気持ちを調整する力が育つようにすること。
(6) 高齢者をはじめ地域の人々などの自分の生活に関係の深いいろいろな人と触れ合い,自分の感情や意志を表現しながら共に楽しみ,共感し合う体験を通して 、これらの人々などに親しみをもち,人とかかわることの楽しさや人の役に立つ喜びを味わうことができるようにすること。また,生活を通して親や祖父母などの家族の愛情に気付き,家族を大切にしようとする気持ちが育つようにすること。

幼児教育コース 観察実習 (その3)

2015年02月06日 | 教育学科 幼児教育コース
 北翔大学では、大麻幼稚園、大麻第二幼稚園と連携して教員養成をすすめています。
今回は観察実習は8月の教育実習をひかえた大切な3日間です。このような経験を踏まえて、これから講義の中で模擬授業をなどもすすめていきます。
大麻幼稚園での学びが大きな力となっていきます。


 この観察実習での記録はおおきな財産となるでしょう。一人ひとりが何を学び取ったか、シェアをすることで、学生一人ひとりの学びが広がり、深まっていきます。

 今回、たまたまお誕生会のあるクラスがありました。命の大切さや一人ひとりが かけがいのない存在であることを確かめられるようなそんな会になっていました。
穏やかでささやかであたたかい空間でした。それは日常の保育が充実しているからこそのものでしょう。素晴らし場面に出会えたことにも感謝しなければなりません。
 いま教育の中では「道徳教育」を一層大切にしなければならないと言われていますが、その根っこは幼児期にあります。
教師という仕事のやりがいや尊さ、そして責任の重さを感じたことでしょう。

(山崎正明)


 

幼児教育コース 観察実習 (その2)

2015年02月05日 | 教育学科 幼児教育コース


*本ブログでの写真掲載については大麻幼稚園より許諾をいただいています。


 以下に「幼稚園教育要領の解説」から「幼稚園教育の基本」を転記しましたが、実際に観察実習をする前とあとでは、これを読んだ時の理解度がかなり違うはずです。

 幼児期における教育は,生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なもの であり,幼稚園教育は,学校教育法第22条に規定する目的を達成するため, 幼児期の特性を踏まえ,環境を通して行うものであることを基本とする。
このため,教師は幼児との信頼関係を十分に築き,幼児と共によりよい 教育環境を創造するように努めるものとする。これらを踏まえ,次に示す 事項を重視して教育を行わなければならない。

1 幼児は安定した情緒の下で自己を十分に発揮することにより発達に必要な体験を得ていくものであることを考慮して,幼児の主体的な活動を 促し,幼児期にふさわしい生活が展開されるようにすること。

2 幼児の自発的な活動としての遊びは,心身の調和のとれた発達の基礎 を培う重要な学習であることを考慮して,遊びを通しての指導を中心として第2章に示すねらいが総合的に達成されるようにすること。

3 幼児の発達は,心身の諸側面が相互に関連し合い,多様な経過をたど って成し遂げられていくものであること,また,幼児の生活経験がそれ ぞれ異なることなどを考慮して,幼児一人一人の特性に応じ,発達の課 題に即した指導を行うようにすること。
その際,教師は,幼児の主体的な活動が確保されるよう幼児一人一人の 行動の理解と予想に基づき,計画的に環境を構成しなければならない。この場合において,教師は,幼児と人やものとのかかわりが重要であること を踏まえ,物的・空間的環境を構成しなければならない。また,教師は, 幼児一人一人の活動の場面に応じて,様々な役割を果たし,その活動を豊 かにしなければならない。

幼児教育コース 観察実習 (その1)

2015年02月05日 | 教育学科 幼児教育コース
 幼児教育コースの2年生は来年8月の教育実習を前に、大麻幼稚園で3日間の観察実習をさせていただいています。
この3日間の中では、子どもが大変楽しみにしている「レストランごっこ」があります。子どもたちは実に楽しそうにしていますが、この行事を通してたくさんのことが学んでいます。













「幼稚園教育要領」に示されている5領域のそれぞれのねらいや内容を読みんで見ると、今回の観察実習での学びがより深まります。

   ・健康 ・人間関係 ・環境 ・言葉 ・表現

いま学生にとって「幼稚園教育要領」を再度じっくり読みこむ最良のタイミングかもしれません。同時に大麻幼稚園で行われている教育の質の高さがわかってくるはずです。

(山崎正明)