北翔大学 教育文化学部 教育学科

本学科は保育士資格、小学校、特別支援学校教諭、幼稚園教諭、養護教諭、中学・高校(音楽)の一種教員免許などが取得できます。

幼児教育コース 観察実習 (その2)

2015年02月05日 | 教育学科 幼児教育コース


*本ブログでの写真掲載については大麻幼稚園より許諾をいただいています。


 以下に「幼稚園教育要領の解説」から「幼稚園教育の基本」を転記しましたが、実際に観察実習をする前とあとでは、これを読んだ時の理解度がかなり違うはずです。

 幼児期における教育は,生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なもの であり,幼稚園教育は,学校教育法第22条に規定する目的を達成するため, 幼児期の特性を踏まえ,環境を通して行うものであることを基本とする。
このため,教師は幼児との信頼関係を十分に築き,幼児と共によりよい 教育環境を創造するように努めるものとする。これらを踏まえ,次に示す 事項を重視して教育を行わなければならない。

1 幼児は安定した情緒の下で自己を十分に発揮することにより発達に必要な体験を得ていくものであることを考慮して,幼児の主体的な活動を 促し,幼児期にふさわしい生活が展開されるようにすること。

2 幼児の自発的な活動としての遊びは,心身の調和のとれた発達の基礎 を培う重要な学習であることを考慮して,遊びを通しての指導を中心として第2章に示すねらいが総合的に達成されるようにすること。

3 幼児の発達は,心身の諸側面が相互に関連し合い,多様な経過をたど って成し遂げられていくものであること,また,幼児の生活経験がそれ ぞれ異なることなどを考慮して,幼児一人一人の特性に応じ,発達の課 題に即した指導を行うようにすること。
その際,教師は,幼児の主体的な活動が確保されるよう幼児一人一人の 行動の理解と予想に基づき,計画的に環境を構成しなければならない。この場合において,教師は,幼児と人やものとのかかわりが重要であること を踏まえ,物的・空間的環境を構成しなければならない。また,教師は, 幼児一人一人の活動の場面に応じて,様々な役割を果たし,その活動を豊 かにしなければならない。


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