毎日どれかの機械が直ってる。
昨日、目立ての終わった石臼を掃除して組み立てた。
回し始める前に石が直接当りから回し状態になるのを防ぐために蕎麦の実をあらかじめ接面に播いておいた。
スイッチを入れると蕎麦の実が砕ける音と石臼の力強い音が聞こえ、目頭が熱くなった。
これで今までのように引き立て打ちたての蕎麦が提供できる。
結局、お客さんの好みじゃなくて、自分の思いだけの店になりそうだ。
何のために水害に会ったかもう忘れかけてる気もした。
今までのやり片以上に斬新な魅力ある店になるための災害だったのに。
同じことをやって進歩のないのをバカという、今は亡き恩師の言葉が聞こえそうだ。
小アジの唐揚げを作った。
茗荷や神楽南蛮やネギを入れてマリネする。
夜の予約は野菜農家の集まりで、大きなナスの漬物を持参した。
小さな袋は親父用と言って渡されたのは、フルーツ漬けだと言われた。
夜7時に食べるように作ったというこだわり、おいしかった。
何の果物が入ってるのだろう。
後でこっそり聞いてみよう。
あすは臨時休業。
海にも行ってみたいものだ。
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