長い河の流れのごとく

長いようで短かく感じる時間の流れ、その煌く時間の姿を解く

ネバダリポートとは

2007-10-23 | Weblog
2002年にIMFが日本に警告を出した。その内容は

1.公務員の総数及び給料の30%カット。ボーナスはすべてカット。
2.公務員の退職金は100%カット。
3.年金は一律30%カット。
4.国債の利払いは5~10年間停止。
5.消費税は15%引き上げて20%へ。
6.課税最低限の年収100万円までの引き下げ。
7.資産税を導入し、不動産に対しては公示価格の5%を課税。
  債権・社債は5~15%の課税。
  株式は取得金額の1%課税。
8.預金は一律ペイオフを実施し、
  資産税として預金額を30~40%カットする。

以上がネバダリポートの骨子である。

その実現(してほしくない)その証拠的な動きが目に見えてきた。
1.インフレの台頭。日常的な商品の10~30%の値上がり。
2.消費税増税議論。
3.課税最低限の引き下げ。(特に今年の6月からの所得税から市民税への移行)
4.年金の記録漏れ事実の発覚。
5.国際貢献の隠蔽。などなど

どれをとってみても税収が足らないという事実のみがピックアップされて社会面をにぎわせている。既成事実でじわじわと庶民の首を絞めつけている事実。
あと2年か3年でなるようにならないといけないのかもしれない。
コンドラチェフの波(60年周期)・昭和21年国家破産だった。
第二のアルゼンチン化か。

IMFの総力を挙げても日本は救済できないのは事実(日本ほどのお金はありません)です。
今は円高に振れているがハイパー的に円安になるでしょう。その時の為替ポイントは100~80円の間になるのでしょうか。