長い河の流れのごとく

長いようで短かく感じる時間の流れ、その煌く時間の姿を解く

収穫の秋

2006-09-02 | Weblog
八月一杯は連日大変暑かった。夏の初めは雨が多く農家は大変気が重かったように思います。米の収穫も大半が完了したような今の県内、作柄は平年並みか少し悪い程度、しかし天候不順により品質がよくないのは受け入れざるを得ない。価格はやはり低水準のままだ。一応は天の恵みに感謝はしないといけない。収穫の後の態度が大変大切な季節に入りました。大塚国際美術館の「落穂拾い」がそれを表現している。今の日本国の立場は食料自給率が40%をきっています。確かに後継者問題もあるかも知れないが食の生産事業に関し色々な規制がありすぎる。農業はやりたい人がやれるような制度にしないといけない。米は戦略的な物質であります。美術館の絵は時代背景を考えなければ最後の一粒まで大切に扱うと言う態度であるように観るのはこの時代、私だけであろうか?今一度、食の基本に振り返ったオーソドックスな考えを掘り起こしたいものだ。