十勝・大地の気に包まれて

四季の美しい十勝ですが 自然が厳しいからでしょうか

室内は湿度10パーセント台

2018年02月16日 | Weblog
 毎年、冬になって大型の石油ストーブを使うようになると「今年は、加湿器を買おう」と考えるものの、買わずに過ぎてしまうことが多いです。それというのも、買いに行くちょっと前になると『加湿器による加湿で部屋がカビだらけ』とか、『加湿器のタンクに発生した細菌による空気の汚染』、『加湿器が原因で菌が繁殖し、住人が死亡、隣の部屋の住民が重症』とか、すごいニュースが流れるからです。
 加湿器は、基本的に加湿用のタンクの清掃が必須ではありますが、それは買ってから知ることが多いのです。イメージ的には『買ってきたらタンクに水を入れてスイッチオンで潤いのあるお部屋に・・・」という感じですが、実際は洗面所や台所、風呂がそうであるように、湿度と温度のあるところにカビは必ず繁殖するわけですから、これもまた予防が面倒くさいのです。

 だからといって、水を加熱して水蒸気にするスチーム式にすると清潔になるかというと、出てくる水蒸気はある程度殺菌されるのでしょうが、空気に溶け込む分、家具の裏や窓、押し入れやカーテンの裏側などに湿度がたまり、条件によりますが多くの場合カビが発生します。何より、電気代がかなりしたと思います(苦笑;)。そういう風にマイナスのことばかりに考えが及ぶのは良くないのですが、薬で言うと、薬の効能よりも副作用の方がずっと深刻という按配になるわけで、高い買い物になることもあります。
 結局、タンクの内側を常にキレイにし、専用の洗浄剤を使って加湿器の内部を消毒し、さらに、加湿のバランスが悪くならないように(結露が起きないように)管理できれば良いのですが、自分には無理です(笑!)。「部屋の湿度を自動調節します」という高級加湿器でも注意は必要なようですから、それほど温度や湿度の管理というのは難しいようです。


 それで、自分はどうしているかというと、毎冬、加湿器をあきらめて、大判タオルを頻繁に洗濯して部屋に吊るしたり、洗濯を頻繁にしたり、たくさんの水を含むことが出来るセルロースのスポンジに水をたっぷり含ませて、部屋に広げたりしています。そうしても、湿度10%の室内ではあっという間に乾くので、気が付いたら再度水を含ませ直したりしています。
 それと、一石二鳥なのが、寝る時に使っている大判タオルケットの部屋干しです。200×150センチの厚手の大判タオルケットを洗濯してゆるく脱水して部屋干しするのですが、それでも4時間足らずで乾いてしまいます(笑!)。柔軟仕上げ剤を規定量より多く使っていますが、乾燥したまま更に干しておくとカサカサ・ゴワゴワになるほどですから、繊維の芯まで乾燥しているようです(苦笑;)。

 で、乾燥は酷いものの、カビの発生を抑えることができ、サラサラ寝具の気持ち良さを味あわせてもらっています。結露もなく、加湿器にかけるお金や手間、電気代までも節約できているのですから。健康にとってどちらが良いのかは別にして、精神衛生上、加湿器をあきらめた時点から気持ちよく、毎冬、春まで過ごすことになります。ただ、外出の際のうがい、手洗いは励行しています(笑!)。


    

今年の防寒小物(去年の見切り品)は秀逸でした(笑!)

2018年02月02日 | Weblog
 毎年、春の終わりになると、そのシーズンの冬服だけでなく、防寒用の小物(手袋、マフラー、靴下や帽子)なども見切り処分品になり、専用のワゴンに並ぶことになります。毎年、だいたい同じようなモノばかりなので、汚れたりした場合のみ、買い換えの意味で購入するぐらいなんです。
 ところが、去年の春頃の見切り処分品は、実験的な防寒小物というか、売れるかな~という感じで作られたような少数のアイテムが、何種類か並んでいたんです(自分が初めて目にしたという物もあるのですが)。

 それで、幅の狭い・長さの短いマフラー、新しい素材で商品化された防寒手袋など、何点か購入したのですが、2,000円近い最初の希望小売価格なのに、見切りの売値が250円だったのであまり期待していなかったのですが、なんと、それらが今年の平年よりも厳しい寒さに耐える力があったのです。
 除雪作業の時は体を動かしているので寒さは少しはましなんですが、写真の撮影ポイントでシャッターチャンスを待っている時や、屋外の駐車場から建物に入るまでの歩きの時、いつもなら首筋や手が冷たいのに、寒さを気にせずにおれたので、かなり効果があったのだと思います。

 今年の十勝は、日没後は急激に気温が下がり、あっという間にマイナス10度を下回るので、夕方、外にいる時は首筋と手の体温を守るようにしています。インフルエンザや風邪は、首筋や手の冷えから落ちた抵抗力を狙って体に入るそうですから、首と手は特に気をつけています。
 そのほか、防寒用のネックウォーマーとずきんが一緒になった防寒アイテムも半額の半額になっていたので、それも買っておいたのですが、これがまた雪が降っている時の除雪作業や、軽い吹雪の時に風から体を守ってくれるので、ホントに感謝です。

 関東などで雪が降ると冬服だけでなく、より防寒性能の高い衣類や、除雪道具、防寒アイテムなどもよく売れているそうなので、今年の春先は掘り出し物の防寒アイテムのゲットは難しいでしょう(苦笑;)。異常気象による寒さは今後も続くかもしれないので、防寒アイテムの需要は高いです。