十勝・大地の気に包まれて

四季の美しい十勝ですが 自然が厳しいからでしょうか

ジャガイモが高い!

2009年07月29日 | Weblog
 手ごろで、欠かせない食材であるジャガイモであるが、スーバーでさえ置いている量が極端に少なく、おまけに高い。安い時なら1個10円の値段がついていることもあるのに、今は中ぐらいのモノで1個70円以上している時もあるから、ちょっとした果物並みである。
 天候不順の上、晴れた日が続かないゆえに収穫機械が畑に入れないからだろうか。機械化された農業では、畑のぬかるみは大型の農業機械の大敵である。畑が乾いていないと、収穫途中に機械の重みで進みも戻りも出来なくなり、立ち往生となると聞いたことがある。

 十勝はジャガイモの大生産地であり、農業も機械化されているので、収穫する時期が多くの畑で重ならないよう調整されている。つまり、計算通りに発育してくれれば、大型収穫重機(ハーベスター)が順番に畑を回れるようになっていると聞く。
 しかし、今年も日照不足、多雨、低温などの悪条件が重なっている。収穫が遅れても小ぶりな作柄でも困ることになるし、収穫好機の畑があちこちいっぺんに出ても困る。一昨年も、確かこういう傾向だったと思う。その年のジャガイモは小ぶりだったし、糖度も低かったそうだ。芋畑の芋の花はずいぶん前から見ているし、今日も外回りの仕事の時に、花が満開になっているメイクィーンの畑も見た。出来は如何に、というところであろうか。

 ジャガイモが大きく、糖度が高い美味しいモノになるには、昼間の日照とある程度の温度、それに加えて夜間のヒンヤリする程の涼しさが必要だと聞いた。なのに日照は少ないし、昼の温度は低く、夜は平年並みだったりする。さて、今年は安くて美味しいジャガイモを手に入れることが出来るのか、やっぱり天候次第なんだろう。

  

『塩分』も!? 熱中症対策

2009年07月26日 | Weblog
 NHKの深夜放送で、『きょうの健康』の再放送をやっていた。これは留守録をしていないのと、ちょっと気になる話題だったので見ることにした。テーマは『熱中症』。どうせ、また、水分や睡眠、休養のことだろうと思っていたら、更に具体的な予防法が語られていた。
 熱中症は若者タイプと中高年タイプがあり、中高年タイプは特に自覚が無い状態で、熱中症の軽度を飛び越して中度・重度に至る場合が多いそうだ。

 水分については水だけでなく塩分も摂る、紫外線よけの黒い服装より白くて風通しの良い服を選び、クーラーを点けずに窓を閉め切って寝る場合は、扇風機で部屋の空気を動かす、など、具体的な方法が語られていたのが、ためになった。
 汗の量によるが、スポーツドリンクを倍に薄めた濃度の水を、寝る前まで摂ることが必要な場合もあるという(夜間のトイレ起きを恐れない)。

 外では日陰を歩き、涼しい道・時間帯を選ぶ。寝ている時に熱中症になる場合もあるそうで、扇風機の風が直接当たるのは良くないが、空気を動かすような回し方をするだけで、体回りの湿った空気をはらえて体温調節がスムースになるそうだ。
 お茶の時に塩せんべいか昆布茶をはさむのも良いのだろうか。何にせよ、年齢と共に乾きのセンサー、暑さのセンサーが鈍りがちなので、意識的に補給したり対策をとるのが必要なようだ。

  

カレーの作り方

2009年07月23日 | Weblog
 暑さ対策と体に良いカレーは、その作り方が恐ろしく幅があるので、ついレトルトのものに頼りがちである。しかし、作り方については興味があるので、ハードディスクタイプのビデオデッキに『カレー』とキーワード登録しておいたら、続々とカレーの作り方が録画されていた。その中でも、究極の作り方と言わんばかりに講師が紹介していた作り方があった。

 番組名は『きょうの料理プラス』で、色々な食材や香辛料、果物などを順番や炒め加減に注意して次々と調理していくのだが、ポンポン放り込んで一挙に煮るものではなく、材料ごとに扱いが違うので大変そうだ。小麦粉をベージュ色になるまで煎ったり、チャツネ、ココナッツなども入れるという。

 しかし、手間がかかりそうだとはいえ、司会のアナウンサーが言っていたが、「手順さえ覚えてしまうと、そんなに難しくはないと」いうのに同感である。とはいえ、番組内では下処理が済んで混ぜるだけの紹介の仕方もあったので、時間はかかりそうだ。

 講師のあの自信ありげな様子は、一度作ってみようかと思う気分にさせる。それに、基本のカレ・ルーさえ作っておけば、ビーフだろうが、シーフードだろうが応用可能だというのも良い。また、カレーには黄色からこげ茶、その他の色まで幅があるが、出来上がったカレーの色合いとネバリ感が、自分の好きなレトルトカレーのものと同じだったのも、気になる原因である。

 タップリの野菜、必要な量の肉、ウコンなど、栄養と肝臓や体に良い成分が入ったカレーは、取り掛かっておいて損は無いメニューである。それと、他の番組では次々素材を放り込んで煮るだけカレーもあったので、そっちから手を着けてゆくのも良いかもしれない。

  

『ゴボウ』は日持ちしない・・・の!?

2009年07月22日 | Weblog
 十勝に来る前は、『ゴボウ』というのは特殊技能のある人しか調理してはいけないような、そういうイメージがあった。料理番組でも、講師や料理人によって言うことが違うし、どれが本当!?か、判断もできないし。調味料で言うところの砂糖(上白糖)のようなもので、重さなら分かりやすいが、大さじ一杯といわれると、どの程度の密度で量るのかが分かりにくい、というのに似ている。
 ふんわりとすくってすり切りなのか、けっこう押し固め気味にすくってすり切りなのか、重さにするとかなり違うはずで、これで甘みが左右されるのだから重要なことだと思うのだが。

 それはさておき、ゴボウであるが、自分なりにはタワシでさっと洗ってからカットし、水にさっとくぐらせて完了としている。料理の先生によっては、包丁の背で皮をこそげ落とせという人もいるし、酢水にしばらく浸す方が良いという講師もいらっしゃるのは知っているが、自分なりに(つまり、好みのタイプの女性の先生の言われる通りに)している(笑!)。

 あとは、保存の仕方と賞味期限や消費期限の問題である。ネットで調べても詳しいことは分からず、色々尋ねてみても明快な返答は少ない。スーパーの店員さんにきいても知らなかったので、とりあえず調理して食べてみてから、という事にしていた。しかし、今夜、スーパーの野菜売り場に居たおばさん(店員)は、ちゃんと返事してくれた。

 なんと、生鮮野菜並みに冷蔵庫で1週間とのことであった。自分は1ヶ月ぐらい室内に置いておいた物を食べたりしているが、何ともないし美味しいと思う。それで、そのおばさんに自分は1ヶ月ぐらい玄関脇に置いてあったものでも食べてますが、と言うと、とてもビックリしていた。芋やキャベツのように考えたらいけないそうだ。

 まあ、そのおばさんは『信念に基づいて』風の言い方をされていたし、その上「何かの料理に使おうと思った時に、買いに来て下さい」とまで言われた。なるほど、安い時につい買ってしまうのだが、そういう買い方は食材を無駄にする原因になるのかもしれない。
 とはいえ、泥のついたあのゴボウが一週間で・・・う~ん、素材の味、本当の味、新鮮さ・・・難しい。

  

新 『蕎麦のゆで方』をやってみた

2009年07月19日 | Weblog
 乾麺の蕎麦をゆでる場合、包装の裏に書いてある『ゆで方』よりも、ゆでる前に水に10~15分浸しておいてからゆでる方法が良いというのを知ったが、食事の準備の際、どちらかというと素麺ばかりを選択していた。しかし、今朝はいつになく蕎麦を食べたくなったので、田舎そばという極太乾ソバをゆでることにした。

 まずお湯を沸かす前にステンレスの大型パッドに浄水器の水をタップリと張り、二人前の極太田舎ソバの乾麺を入れて準備完了。ただ、かたまりで置いておくとくっつくそうなので、平たく散るようにバラしておいた。ちなみにステンレスの大型パッドは、道具から入る自分が百貨店に行った際、駐車券欲しさも兼ねて購入した品である(結構高かった[笑!])。

 それからしばらく経ってから、大きめの鍋に2リットルの水を入れて点火。お湯が沸騰した時点で、乾ソバを浸してから15分以上経っていただろうか、折れやすいのに驚いたが、何とか全部鍋に投入した。情報では、茹で時間は半分で良いと言うことだったが、この8分ゆでの極太麺の場合は、冷水にとって具合を見たら8分ゆでて丁度良かった。やはり、ソバによって様子を見たほうが良さそうだ。

 茹で上がりはコシもあって、いつものお湯に直接乾麺を放り込むより美味しかった。なるほど、人の言う事も聞いた方が良さそうだ。ツユは普段のソバ用の希釈4倍の品だったが、いつもより美味しく感じられた。ひょっとしたら、美味しくソバが茹でられたからかもしれない。乾ソバを茹でるのは、これからはこの方法でやるつもりである。

  

北海道産の野菜が手ごろに

2009年07月15日 | Weblog
 地産地消というが、そういう意味では北海道は日本一恵まれたエリアかもしれない。大阪に居た頃はあまり見かけなかった超巨大スーパーをはじめ、道の駅や農協や農家の販売所など、手に入れる手段、値段や鮮度も、自分の努力?で好みの場所で、お買い得価格で買うことが出来る。

 それに、最近のスーパーでは、袋詰めしたものより、箱ごと置いて自分で好みの量を買う方式が多くなりつつある。当然、その方が選別や袋詰めの手間が省けるので安く、時間によっては、かなりお得な買物ができる(箱が一杯のうちは、自分好みの色や形[つまり良品]のものを選んで買える)。

 特に十勝は農産も盛んだから、よりどりみどりのタイミングの時に買うと、袋詰めのものよりはるかに立派な野菜を手に入れられる。その上、袋詰めのための平均的な重量にするための選別が省かれる分、新鮮さも維持され、キュウリなどは手に刺さるかと思えるほどのトゲトゲがあるし、キュウリの枯れた花まで付いたものも並んでいる。

 こういう状況なので、自分も早くから野菜の料理本を買って、良い品を買えるように注意している。とはいえ、参考にしたいTVなどの料理番組の講師や産地特集での生産者、それに市場の買い手、小売店の店主や売り場責任者など、それぞれ立場によって微妙に言うことが違うので、悩ましいこともある。

 色が濃くて重い物、形が良くて小ぶりの物、軽くて色が良いものなど、たくさんの基準があるようだし、キノコなどは開き具合や袋の中の水蒸気の状態まで見た方がいいとか。とはいえ、あまりジロジロと見て、手にして品定めしていると、売り場の人は良い感じがしないだろう。

 それで、自分なりに気をつかって、閉店間際に行くようにしている。そうすることによって、多少熱心に選んでいても売れ残りだし、品定めが長いために他のお客さんが近づきにくいことも無いからだ。そのうえ運が良いと、明日用の見切り処分品も結構品物が良いうちに手にすることが出来たりする(笑!)。
 そんな風に食材を安く手に入れると、半額になっている弁当なども高いと思えるから、自炊というのは手先や脳だけでなく、そういう意味でも非常に良いのだ。

  

3日間でドンブリ5杯のポトフ

2009年07月12日 | Weblog
 木曜の夜食に作った十勝の野菜タップリのポトフであるが、あまりのニンジンの多さを調整するため、キャベツとジャガイモ、ピーマン、そしてブイヨンの追加でとんでもない量になった。しかし、この『ポトフもどき』も、今夜の5杯目のドンブリで相当量がなくなり、明日の1杯を残すのみとなった。

 十勝産の野菜、夏野菜が安い今、どんどん自炊に挑戦して、食べ物からの体づくり・体調調整、自炊による指の運動・脳の体操ができれば理想的だが、なかなかそうも・・・。それでも、少しは惣菜やコンビニ弁当・スーパーの弁当を購入する数は減っている(その分、素材の売り上げに協力しているので[笑!])。

 スーパーの惣菜、コンビニのメニューも、料理番組で紹介しているレシピの種類はない。それは当たり前だが、もしそれらのレシピどおりでなくても、自分なり好みの味付けで、そのうえ健康にも良いメニューが作れたら、『触ったものが金になる力を持った王様』並みの喜びが味わえるだろう(王様は料理まで金になって食べられなかったが)。

 料理番組にゲストで出ていたタレントが、自分の目の前で素材が料理になってゆく様を目にして、「まるで、魔法か、芸術のよう」と言っていたのには、少し時間がたってからうなずいた。確かに、素材を見た直後に盛り付けられた料理を見たら、本当に料理人というのは錬金術師のように思えるかもしれない。
 さて、明日の6杯目のドンブリでポトフもどきも完食。次を考えよう。

  

『自炊』という発作

2009年07月11日 | Weblog
 昨日のブログに書いたポトフの味も色合いも、ニンジンばっかりが目立つので、今夜はメイクイーンとキャベツ、ピーマンを買ってきて刻んで加えた。その結果、スープが目立たないので、ブイヨンの素2個と水を足して煮込むこと20分。すごい量のポトフが出来上がった。おまけに賞味期限切れの乾燥パセリを冷蔵庫で見つけ、どっと投入。もはやポトフではない・・・と思う(笑!)。

 肉系はショルダーベーコンの刻んだものぐらいなので、油は非常に少ない。表面に、ごく薄の膜を作る程度である。それより圧倒的な野菜群は、ブイヨンを足したぶん一見スープ部分が増えたように見えるものの、少しおたまで混ぜるとウオーッという感じでわき上がってくる。やっぱりニンジンは色合いだけでなく煮込みにも強く、存在感が揺らがない。

 こうして、発作的に料理を作っては、とんでもないものにしてゆくものの、ちゃんと食べるのでヨシとしよう。それより、素材のまま腐らせたりすることが無いよう、考えて買って来るようにしないといけない。それと、野菜は腐りにくい形、大きさがあるようだ。袋詰めの玉ネギなどは形の悪いものより、球に近くてしっかりしたものが持ちが良いようである。

 また、保管する向き、野菜室での位置などがあるようなので、買う時に注意するだけでなく、冷蔵庫にしまう際にも意識した方が長持ちさせられるようである。いっそのこと全部冷凍!という手もあるが、これも向き不向きがあるそうだから、何でも冷凍とはいかないようだ。自炊の道は、まだまだ遠い(苦笑;)。

  

野菜室の残り野菜でポトフに挑戦

2009年07月10日 | Weblog
 今夜の夜食は何にしようかと冷蔵庫をあさっている時、野菜室の底にある野菜が気になってチェックしてみた。やっぱり・・・野菜室最下層には液化している野菜や、緑色のカビで緑のカバーで包まれたようなミニトマト、黒く液状になりかけたキノコ類などが出てきた。少し前に整理したはずだったのだが・・・。

 しかし、野菜室の底と最上部の間(中間層)には、芽が出かけているニンジン、玉ネギなど、袋売りの残りの野菜があり、それらは食べられそうだったので、同じく野菜室に放り込んであった『ポトフの素』を利用して、ポトフを作ろうと思い立った。
 まず、いたんだ野菜を取り出して堆肥工場行き用に処理し、中間層の玉ネギ、ニンジン、トマトの食べられるモノをより分けて、素材の準備完了。

 そこで、何を思ったのか、野菜を細かくしてみようとカットを始めてしまい、野菜類を全部5ミリのサイコロ状に切った。セールで買ったよく切れる包丁を使いたかったのだと思うが、これに時間がかかったうえ、すごい量の野菜となった。結局、予定していた鍋には入りきらないので、大きめの鍋で作ることになり、すごい量のポトフが出来た。

 これを食べきるためには、1回の食事で丼1杯ぐらいのポトフを食べないと、せっかく作ったのが無駄になってしまう。幸い、明日の十勝は最高気温が15,6度のようなので、あったかいポトフは食べやすいだろう。それにしても、野菜は細かくすると相当な量になるものだ。味は・・・ニンジンが2本入っているので、かなり甘いものとなった。

  

乾麺の蕎麦をゆでる

2009年07月03日 | Weblog
 ある料理関係の番組で、講師の料理人さんが「乾麺の蕎麦をゆでる時は、まず水に乾麺を浸しておいてから、標準の茹で時間の半分の時間茹でると美味しいですよ。」と言っていた。これは初耳だったので、ネットで色々調べてみると、そういう風に茹でる方法を示しているレシピもあった。

 その番組では、6分茹での乾麺の蕎麦を10分間水に浸しておき、少しさばいてから(蕎麦がくっつかないように)、沸騰しているたっぷりのお湯に入れて、3分間茹でていた。試食していたアナウンサーは美味しいと言っていたが、いつも生蕎麦や、気に入ったお店の蕎麦を食べていると、乾麺の蕎麦を自分でゆがいて美味しいと思うことは少なかった。

 あるサイトでは、15分間水に浸すことで生そばに近い状態に戻し、4分ゆでることで、打ちたての蕎麦を湯がいた状態に出来るという。そのほかのサイトでは、沸騰したタップリのお湯に蕎麦を入れたら再度沸騰させず、できれば98度(静かに蕎麦が動く程度)を維持すると、蕎麦のノド越しが良いそうだ。ふ~ん・・・。

 色々あるもんだと思いながら、今回、スーパーマーケットの蕎麦特集で色々な乾そばを買ってきているので、試してみようと思っている。実は、湯がくのが難しいと思っていたので、今まで乾麺は敬遠していた。しかし、生そばを半分食べて残りをダメにして堆肥工場送りにしたり、食べるつもりだったが素麺やうどんにしてしまい、丸々消費期限を過ぎたりすることが時々あったので、ちょっと乾麺の蕎麦について研究!?してみようと思っていた矢先の情報だった。

 ネット内では、ツユの作り方まで個人やお店で研究した成果を記載されていたり、なるほど、蕎麦を味わうには努力!?が必要なのかもしれない。おいしい乾麺の蕎麦を、美味しいそばツユで食べる・・・これも今年の夏の目標にしておこう。