異常気象と言われると、思いつくのは温暖化や気候変動、気象の激しい変化、海水温上昇などですが、最近の台風のコースにも、それを感じることがあります。
今週、十勝を直撃した台風は、最初に北海道に上陸するという、滅多にないコースでした。過去に何度かあった時には、大きな被害を受けています。いつもは、熱帯性低気圧になるか、ならないかの勢力でやって来るのですが、今回は関東をかすめて東北地方の脇を北上する間に勢力をアップするという、掟破り!?の台風でした。
森進一さんの歌でも有名な、北海道の襟裳岬付近に上陸した台風は、北海道のかなりの広さに爪痕を残しました。防風林の倒木や交通障害の発生は仕方ないにしても、フカフカのじゅうたんのような北海道の畑が水に浸かる被害、ビニールハウスの崩壊など、やっぱり被害は大きかったです。
十勝の場合は、風による被害が予想以上に大きくて、今夜のニュースでも風でなぎ倒された農作物が映し出されていました。秋の収穫期に果物などが風で落とされる被害は報道されますが、今回の台風では、根がこれからシッカリする時期の作物が広範囲に倒され、中でもトウモロコシ畑の収穫が見込めなくなったという農家の方の悲痛な表情は、自然と共生している農業の厳しさを感じます。
農家の方にとっては、雪融けから初雪までの間に行った農作業、払った労力分が収穫出来てこそ、当たり前なのだと思います。それが、日照不足、大雨、気温の変化、そして台風・・・では、大工場で作り出す工業製品のほとんどが出荷できないということ同じ事になります。これは、あるガーデナーが「花を育てていても、間もなく満開という時期に全部枯れてしまうほどの衝撃以上」というのは、良く分かるところです。
ただ、それでも、風で倒された農作物の中にも、もう一度立ち直るものがあり、それらが収穫出来れば被害は必然的に小さくなります。それゆえに、今後の天気の動向が注目される所という報道もありました。
やっぱり、努力は報われるべきですし、今年の収穫がまた、来年の作物の準備資金になるわけですから、農家の方々の喜びは買物し、消費しかできない自分のサイフへの優しさにもなる訳です。そこまで言うとヤラシイですが、本当に、みんなで応援したいと思います。
今週、十勝を直撃した台風は、最初に北海道に上陸するという、滅多にないコースでした。過去に何度かあった時には、大きな被害を受けています。いつもは、熱帯性低気圧になるか、ならないかの勢力でやって来るのですが、今回は関東をかすめて東北地方の脇を北上する間に勢力をアップするという、掟破り!?の台風でした。
森進一さんの歌でも有名な、北海道の襟裳岬付近に上陸した台風は、北海道のかなりの広さに爪痕を残しました。防風林の倒木や交通障害の発生は仕方ないにしても、フカフカのじゅうたんのような北海道の畑が水に浸かる被害、ビニールハウスの崩壊など、やっぱり被害は大きかったです。
十勝の場合は、風による被害が予想以上に大きくて、今夜のニュースでも風でなぎ倒された農作物が映し出されていました。秋の収穫期に果物などが風で落とされる被害は報道されますが、今回の台風では、根がこれからシッカリする時期の作物が広範囲に倒され、中でもトウモロコシ畑の収穫が見込めなくなったという農家の方の悲痛な表情は、自然と共生している農業の厳しさを感じます。
農家の方にとっては、雪融けから初雪までの間に行った農作業、払った労力分が収穫出来てこそ、当たり前なのだと思います。それが、日照不足、大雨、気温の変化、そして台風・・・では、大工場で作り出す工業製品のほとんどが出荷できないということ同じ事になります。これは、あるガーデナーが「花を育てていても、間もなく満開という時期に全部枯れてしまうほどの衝撃以上」というのは、良く分かるところです。
ただ、それでも、風で倒された農作物の中にも、もう一度立ち直るものがあり、それらが収穫出来れば被害は必然的に小さくなります。それゆえに、今後の天気の動向が注目される所という報道もありました。
やっぱり、努力は報われるべきですし、今年の収穫がまた、来年の作物の準備資金になるわけですから、農家の方々の喜びは買物し、消費しかできない自分のサイフへの優しさにもなる訳です。そこまで言うとヤラシイですが、本当に、みんなで応援したいと思います。