十勝・大地の気に包まれて

四季の美しい十勝ですが 自然が厳しいからでしょうか

まもなく満月

2013年02月24日 | Weblog
 太陽の強弱がよく分かる十勝にあって、最近は日によって日差しに力強さを感じることがあるようになった。そんな時に道路の先に太陽があると、フロントガラス越しにかなりのまぶしさを感じることになる(苦笑;)。
 そんな気候の変化だけでなく春の準備の一つとして、単に道路の雪を押しやりながら通れるようにする除雪と違い、重機を使って道路脇にたまった雪を雪捨て場に移動する排雪作業も、時々見られるようになった。おかげで見通しも良くなり、信号のない交差点でも左右の車の状況も見やすくなるのである。

 そういう日中の太陽の光の強さに関係があるのかないのか、月明かりの強さも増しているような気がする。前の満月の時に感じなかった月の蒼さ、透明感、空気の清涼感も強くなっているように感じる。
 本州にいた頃は、遠く人里離れた高原や山中でないと感じられなかった『月がとっても蒼い』感じ・・・それらを、帰路を走る車のガラス越しに強く、とても強く感じられるのである。

 雪原は青白く輝き、防風林、木立、街路樹だけでなく、道路脇の標識の影までクッキリと雪の上に影を落とす。まるで、墨で影を描いているかのように・・・あまりにもクッキリしているので、月光が強められたかのような感じがする程なのである(笑!)。
 
 昨夜の月は、満月に比べると、まだ90%強のレベルであるにもかかわらず、この数日連夜、徐々に強さを増しているように感じるから不思議である(日食の時は1割ぐらい欠けても分からないのに[苦笑;])。
 満月は26日から27日にかけてであるらしいので、天気さえ良ければ、この3連夜は月の光を楽しめそうである。


    

豚丼(ぶたどん)サイトもあった

2013年02月17日 | Weblog
 『豚どんの日』があったので、豚どんのサイトもあるのか検索してみたら、『BUTADON.COM』というサイトがあり、豚どんに関する色々な情報が集められていた。十勝の主要な、豚どんをメニューとして出しているお店の豚どんの写真も、ちゃんと載せられている。
 さすがに名物と言っても、出来上がりの見た目、色合い、肉のカットの仕方、タレの量や濃さもまちまちで、味以外の様子も、かなり幅があるのが分かった。

 蕎麦やうどんなどは、たとえ名物であっても、食べてみないと見た目からは分かりにくい。同じく昔からあるドンブリ物・・・親子丼や牛丼などは、具の状態が見た目となる。
 しかし、豚どんの場合はタレの状態(色の濃さ、量)や、肉の厚み、焼き加減、焼き方(網かフライパンかなど)、盛り付け(どれだけ豚肉をドンブリからはみ出させるか)など、見た目の違いが大きい。

 それゆえに、豚どんのサイトに載せてある、それぞれの店による豚どんの仕上げに、かなり差があるのは仕方がないところだろうか(苦笑;)。
 それに加えて、当然、差があるのが味である。単に甘辛味と言っても、醤油と砂糖のバランス、その他の調味料で味わいや風味にかなり差があるのは、地元の豚どん好きの人からも聞いた事がある。かなり微妙な甘辛や濃さのバランスがあり、それに加えて、何らかの秘密の風味が必要なのだそうだ。

 食べ物・・・やはり、好みが大きく分かれるのは当たり前。それに加えて『名物』などという、普段の食事のように漫然と食べるのではなく、注意深く味わいながら食べられるものは、盛り付け方さえ吟味の対象となるので、なおさら難しいようだ。


  

2月10日は豚丼(ぶたどん)の日

2013年02月11日 | Weblog
 今や十勝、帯広の名物である豚丼であるが、その『豚丼の日』があるのを知ったのは、つい最近のことである。2月10日・・・「豚(2)」と「丼(10)」の語呂合わせで「豚丼の日」であるらしい。
 十勝庶民の味の「豚丼」を普及させようと、帯広市内のスーパーや小売店などでは、イベントや豚丼の販売で記念日を盛り上げていた。で、自分も、大阪出身でありながら恵方巻をパスしたものの、豚丼を食べることにした(笑!)。

 買出しに出たついでに、普段買物をしているスーパーやコンビニを回ってみると、時間的に夜7時を過ぎていたのにまだ残っていた。どこも大量に並べていたせいか、それなりに残っていて、今回は全国展開の大型スーパーのモノにしたのだが、う~ん・・・甘甘辛いという感じで、ちょっと甘過ぎる感じがした。
 好みとしては、普段食べている店舗数日本一というコンビニの豚丼が口に合っている。同じ豚丼といえども、かなり甘辛の差があり、風味も違うようだ。

 とはいえ、ラーメンほどの違いは無いし、使う豚の部位、タレの量などの細かい違いぐらいなので、十勝名物・・・となるのだろうか(苦笑;)。
 食べ物が美味しい十勝であるが、それゆえ新鮮さが優先し、調理の仕方が単調になりやすいといわれる。今も十勝スイーツは頑張っているので、なんとか料理でも多様性を期待してしまうのである。


  

地震の被害

2013年02月06日 | Weblog
 久しぶりの大きな強い地震だったけれど、幸い、十勝はけが人だけで済み、命を落とすような被害は無かった。
 それでも、場所によっては建物などの一部、商店や会社の物品などにダメージを受けた所が結構あったと聞く。新聞では大型書店で本が散乱している写真が出ていたが、中小の商店も大変な状況だったようだ。

 また、ショーウインドウの大きなガラスが割れたり、建物の天井が落ちたりしたものの、土曜日の深夜という事で人的な被害が少なかったのは幸いだった。これが時間帯によると休日の人出が多いタイミングであった場合、悲惨な状況になっている可能性もある。自然災害とはいえ、その起きる瞬間の状況で、とんでもないふり幅の被害状況となる。
 やっぱり、地震の恐ろしさは起きるたびに思い知らされる。

 我が家は積み上げてあった物が崩れたり、台所の食器がひっくり返っていたぐらいで、落ちて割れたり倒れたりしたものはなかった。幸い停電にならなかったので大型の石油ストーブも正常に地震を感知して、自動消化した。
 場所によっては、ガスの自動元栓閉鎖による混乱で、ガス会社に、再度、ガスの元栓を開く方法を問い合わせる電話が殺到したそうだ。

 地震の後、余震がどうのこうのという報道もあり、朝まで寝られなかった。一週間は注意が必要というものの、ひとまず睡眠も取れたのでヤレヤレである。
 何はともあれ、震度5強の地震に、これぐらいの被害で済んで何よりという雰囲気であった。報道、集計されないケガをしていたり、何らかの不都合が起こった事は確かだろうが、それでも、軽く済んだというイメージがする。


   

十勝に強い地震

2013年02月03日 | Weblog
 2年ぶりになるらしいが、十勝に大きな地震があった。震源が十勝中部というから市街地の帯広市のあたりだろう。自宅は帯広市から離れているものの、かなりの揺れがあった。
 震源に近い揺れの特徴だろうか、地鳴りがした後、すぐにガガガーッという鋭いタテ揺れで、積み上げてあったものが崩れた。久しぶりに肝を冷やすレベルの揺れだった。

 とはいえ、割れたり、落ちて体にダメージを受けることも無く、その程度で済んだのは幸いだった。煙突付きの大型石油ストーブは、いち早く緊急自動消火装置が働き、揺れによる火災の危険性は低かったが、この装置が働くというのは、それなりの震度だったという事である。
 それに、何はともあれ停電が無かったのが幸いで、石油ストーブのコントロールは電気によるものだから、すぐに停電されると後々困るのである。

 それにしても、十勝中部が震源とは・・・帯広市はかなり揺れたようで、NHKの屋上カメラや、屋内もかなり揺れていた。局内の本棚の書類が落下して床に散乱していたから、帯広市内の揺れが最も大きかった。
 今回の地震は広い範囲を揺らし、北海道だけでなく、本州のかなり遠くのエリアまで達していた。地震の質によって揺れ方、揺れるエリアが違うそうだから、やっぱり地震は怖い。

 地震発生が23時17分と、比較的遅い時間だったから、何らかの被害が明らかになるのは夜が明けてからになる。帯広のNHKの局内の画像を見たら、商店の商品棚が・・・経営者でなくても心配になるほどだ。
 とはいえ、休日の繁忙時でなくて良かったと思う。震度5は・・・やっぱり、身が縮むほどの衝撃があるのだ。