十勝・大地の気に包まれて

四季の美しい十勝ですが 自然が厳しいからでしょうか

天気予報のハズレが幸いな十勝

2015年09月19日 | Weblog
 関東北部と東北南部での大雨被害は、かなりショッキングな出来事でした。被害の数値もさることながら、あの映像を見てしまうと、大雨に対する意識が変わってしまいます。
 それ以降、北海道にも大雨に対する準備や注意を喚起されることが多くなり、天気予報でも、災害レベルの大雨になるかもしれないと、ずっと言われているので、かなり気になります。

 そのせいか、畑の作物を大型の収穫用重機で収穫する季節である現在、機械が動くためには水分は大敵だそうで、晴れ間には動き続けるハーベスター(ジャガイモの収穫重機)が目にとまります。
 葉物野菜と違って、ジャガイモなどの根菜の畑は、ふかふかのじゅうたんを10数枚敷き重ねたような状態なので、相当な重量があるハーベスターが動くためには、せめて乾燥している事が必須条件のようです。

 今年の農業関係の報道では、品種によって良い物があるものの、北海道は急に寒くなったことによる生育の遅れを示す品種もあるそうなので、いつものことながら、農業は大変です。ジャガイモについては、例年よりも早めの収穫であり、すでに作付面積の70%以上は収穫が終わっているとか。
 ハーベスターが動けなくなる大雨が来る前に、と、思うのも、あの大雨被害の映像が、多少、影響しているのかもしれません。


 それでも、晴れた日は気持ちよく、水も空気もキレイな十勝らしい秋空の下、用事で走る道路からであっても気分が良い景色を眺めれられるのは嬉しいです。それに、思ったよりも降雨量が少なかったのも、健康的な眺めの要因の一つになっているかもしれません(苦笑;)。

 二、三日前に、夜遅く外の空気を吸いに出たら、秋の虫が2匹ほどでしょうか鳴いていました。急に寒くなって虫も大変なんでしょうが、夏の終わり、秋の到来・・・そういう印象のBGMになっていました(笑!)。