十勝・大地の気に包まれて

四季の美しい十勝ですが 自然が厳しいからでしょうか

十勝も雪融けが進んだ

2013年03月31日 | Weblog
 日中の気温がコンスタントにプラスになるようになって雪融けもかなり進み、あちらこちらで見られる雪山の高さも、どんどん低くなっている。
 同じ十勝でも、広大な十勝平野ゆえにエリアごとに、かなり温度差がある。また、冬季の降雪量も違うので一概には言えないが、既にかなりの広さで地面が露出している畑もあれば、まだまだ地面は雪の下にあるという畑もある。

 それでも、日々雪のカサは減っているわけで、太陽の光の強さは春めいている。車の窓を閉めた時の車内の温度の上がり方は、春そのものの暖かさを感じられるのだ。
 本州では桜の満開が過ぎた地方もあるとのことだが、北海道への桜前線の到達は4月後半からゴールデンウィーク明けなので、北海道の長い春を楽しむことにしよう(苦笑;)。

 今は雪融けから地面の露出、地面に芽吹く草花の新芽待ちというところだろうか。とはいえ、もうすでに家の中ではクモが這い、小さな虫が飛んでいるのを見ている。暖かい所を見つけて自然はもう動いている・・・のだな。
 人の暮らしのような一斉ではなく、休まず、止まる事もせずに動いているのだ。

 ・・・そういう春の雰囲気を味わいながら休日のワインを楽しもうかな、と、時間に引っ掛かりかけている自分を感じている(笑!)。


    

卒業式の撮影

2013年03月22日 | Weblog
 この時期に行われる卒業式にも色々な規模があって、大人数の学校もあれば、5人未満の小さな学校もある。今月の仕事の一つに、少人数の卒業式の記念撮影があった。
 全校生徒が20名以下の小学校で、そのうち2人が卒業するとのことだった。少人数でも結構広々とした校内で、本州の山間の小さな分校のようなものでなく(イメージ的に)、校内も体育館も立派だった。それに、何より掃除が行き届いていて、すごく清潔な環境だったのに驚かされた。

 自分が通っていた小学校などは、1クラスが50人以上、1学年5~6組あったように思う。1学年300人として6学年で1,800人・・・学習環境が違い過ぎる(笑!)。
 ただ、良いのか悪いのか、それゆえに人と人の関係が一様でなく、友達を選んだり、同級生の意外な一面を知って興味を持ったり、逆にトラブルが多発したり・・・そういうことが木造の教室、廊下の土ぼこりと共に記憶に残っている(苦笑;)。

 さて、その小学校の大きな体育館兼講堂で、全校生徒、学校役員、卒業生の父兄、先生方で卒業式が行われたのであるが、式次第が色々あり、式が終わるまでに1時間30分もかかった。これは、単なる学習の場の行事と違い、地域性・・・教員と生徒の関係性の濃さゆえだろうか。
 先生と生徒が一人一人の顔を見ながら話し、在校生と卒業生のやりとりも『人対人』で、思い出に残る素晴らしい時間のような気がした。

 出席者数は少ないけれど、この濃密な時間の最後に記念撮影である。この独特な空気が漂う中、写真におさめたお一人お一人の幸せそうな表情は、写真を仕事にしていて良かったと思う事の一つでもある。


  

3月も・・・はやい!

2013年03月12日 | Weblog
 ブログの更新の間隔も、あっという間に10日間・・・2月も早かったが、3月も早い。同じように一年365日・・・1日24時間だけれども、本当に過ぎるのが早い・・・というのが実感である。
 しかしながら、ヒイキにしているタレントさんのブログなどは、月末になったら「もう、今日で今月も終わり。明日からは〇月ですね!」と、同じように書かれているので、やはりテレビの中の世界は、こちら側と時間の流れ方が違うのかな、と、思ってしまう。

 突然だが、今年は引越しという大仕事が決まっている。現在の住宅兼仕事場が老朽化して取り壊しとなるからであるが、何の不満もなく、かえって楽しみとなっている。
 それというのも、引越し先として新たにお借りできる住宅が、あまりにも近代的なシステムの構造で建てれらた住宅で、なおかつ広く、新築だからである(笑!)。

 今までは簡単な物品の撮影にしても、どこかに出張して簡易スタジオとして場所をお借りして撮影していた。しかし、新たな住宅は十分な広さを持った間取りで、効果的に家具や機材を配置すれば、ある程度のモノは自宅で撮影できるし、打ち合わせなども出かけて行って場所を探すこともしなくて済むのだ(笑!)。
 生活面でも、空きの無いハードディスクでは最適化が出来ないように、ちょっと飽和状態が続いていた。整理整頓の意欲さえわかなかったのである(苦笑;)。

 ある意味でショック療法・・・こういう事態でも起こらないと対処出来ないので、絶好のチャンスとしたい。公私にわたる写真の事も、十勝での暮らしという面でも、今年は大きく見直すことが出来る。
 それにしても現在の住宅・・・築40年から50年近いはずで、いたみも激しい。今年が限界・・・管理者のヨミも素晴らしい。


    

北海道は嵐の一日

2013年03月02日 | Weblog
 昨日、本州方面の季節の話題は春一番の話題で盛り上がっていたが、北海道は『春』ではなく、真冬の嵐の一日であった。殆どの地点で吹雪だったし、今日も吹雪いているエリアが相当あった。
 幸い、十勝の雪は明け方でおさまったものの、風は恐ろしく強くて、車で走っていても突風によって反対車線に押し出されそうな時もあった。

 本州の方でも『バクダン低気圧』による被害はあるが、この時期の異常に発達した低気圧にさらされると、北海道は暴風雪となり、一日中、あちこちで警報や注意報が出され続ける事になる。
 今日の夕方も北海道北部に、夜は北海道オホーツク海側に暴風雪警報や大雪警報が出されていて、1メートル先も見えない猛吹雪の映像がニュースで流されていた。

 自分はといえば、午後から車を雪の中から掘り出し、食品の買い置きが麺類やインスタント食品ばかりだったので、野菜と惣菜を買いに出かけた。
 風は恐ろしく強くて、車ごと道から押し出そうとするほどだったので、近場のスーパーで済ませることにした(苦笑;)。

 悪天候のせいか、閉店前の弁当や惣菜の半額セールがいつもより早めに始まっていたので、今夜用の和風弁当(煮物や焼き魚)と明日の朝用の散らし寿司弁当(散らし寿司と和洋の惣菜)を半額で買えたので、浮いた分で納豆、ヨーグルト、サラダなどを買い、お店にも多少の利益を(笑!)。
 弁当の半額は、本当に値打ちがある。少しずつ色々なものが入っているし、自分で作るとなると作り過ぎ、食べ過ぎになるだけに、とてもありがたい。

 最近は中食(なかしょく)が多くなっているというが、自分も外食よりも惣菜や弁当を買って来て自宅で食べる中食が多い。また、ちょっとした食材で簡単な料理をしたりと、外食の度合いは減っている。
 外食を楽しむのも良いが、外の嵐の音、窓がカタカタいう音を聞きながらも、暖かい自宅でノンビリ野球中継を楽しみながら食べる方が・・・リラックスできている(笑!)。