十勝・大地の気に包まれて

四季の美しい十勝ですが 自然が厳しいからでしょうか

昨26日は、初雪かき

2012年11月27日 | Weblog
 先々週の日曜日の初雪(自分が目撃した限り)は、雪のシーズンの到来を知らされた(!?)程度で済んだが、25日の日曜深夜から月曜日にかけては、風などの影響で、多い所で20センチ近く積った。
 自宅前も車のタイヤが3分の1埋まる程度、そのまま走り出しても、丁度、車の腹を少しすりながら走れるので、そのままにしておこうかと思ったが、この程度の時にやっておくと次の雪の時に少しは楽になるので、今シーズンの初雪かきをした。

 一度に降る量がこれくらいなら、除雪作業にしても楽なのだが、それはそれ自然のことゆえに、そううまくはゆかない(苦笑;)。

 暖房も本格的に・・・とはいえ、火力は最小の『微燃焼』レベル。それでも、この時期は、そのような微燃焼でも、日中は少し室温が上がり過ぎた感じがする時もある。
 その際に暖房を切るか、セーターを脱ぐかの判断を迫られるが・・・セーターを脱いで、暖房の恩恵を享受してしまう・・・というのが、本格的ということである(笑!)。

 今日は、北海道の一部のエリアでは、既に大規模停電を含む暴風雪の被害が出ている。いよいよ冬将軍の到来、雪のシーズンの本格化である。
 昨日の雪かきは今朝の軽い疲労感、筋肉痛だけで済んだが、さて、今年はどうなることか。年齢も毎年増えてゆき(笑!)、放っておくと体力もダウンするので、その対策について、日々考えることも大切になっている。


  

11月17日、ストーブ点火

2012年11月17日 | Weblog
 今年の北海道、もちろん十勝もであるが、初雪が記録的に遅れている。煙突付きの大型石油ストーブも、屋外の灯油タンクを満タンにしてあるものの、テスト燃焼のための点火すらしていなかった。
 寒さを我慢する・・・のもあるが、十勝においては冬の厳寒さゆえに、我慢の限度もあっという間に突破してしまう(笑!)。いつもなら、10月下旬か、11月に入ったとたんに点火していた。

 ところが、今年は11月16日までは何とかしのげ、携帯ガスコンロ式の小さな手あぶりや、発熱素材の下着を着ているだけで済んだのである。これは、すごい事で、自分が十勝に来た当初は、お盆を過ぎたら石油ストーブのCMがバンバン流れるほど、気温が急に下がるのが普通だった。
 もちろん、9月に入った頃から朝晩・・・というか、自分の生活スタイルでは晩から朝まで、気温が下がる時間帯にストーブに点火していた。

 そして、今年の寒さの我慢の限界点は・・・11月17日に日付が変わった頃に、ついにやって来た(笑!)。
 室温は11度。冷気が足元から膝、そして更に腰まで手を伸ばしてきているのを実感し、鼻水が出始めたので決断、ストーブに点火となった(苦笑;)。

 以前、朝方の脳血栓の原因の一つに「明け方の室温の低下」という事を聞いたことがある。その時の室温は8度で、布団は羽毛、毛布も掛けていたので、寝床は十分に暖かい状況だった。しかし、そこから出ている頭が8度の冷気にさらされ、寝床の中の体との温度差で脳血栓になったそうだ。
 確か、その実例は東北だったと思うが、現在の十勝も朝は氷点下になりつつある。もちろん、明日の朝は暖房を入れないと、我が家の寝室も8度まで下がるかもしれないのだ。

 それもあっての点火である。さすがに暖かい(笑!)。煙突付きの石油ストーブは、本州に良くある電気の要らない、排気と暖気で部屋を暖めるタイプと違う。排気は煙突から屋外に出して暖気だけで部屋を暖めるので、遠慮なく強い燃焼が出来るからだ。
 もちろん、灯油代はかかるし、部屋もとんでもないほど乾燥する。でも、一度点けると他のモノでは補えないほど強力な暖かさは、クセになるのだ(笑!)。


  

13日の十勝は暖かそう

2012年11月13日 | Weblog
 13日(火曜日)の天気予報では、十勝でも暖かいエリアの帯広市であるという事を差し引いても、最低気温がプラス5度、最高気温にいたってはプラスの13度というから、かなり暖かい一日となりそうである。
 12日(月曜日)も、夜になるにつれて気温が上がり、つい先ほどは10度近くまで上がっているという天気状況なので、この天気予報は当たりそうだ(笑!)。

 例年なら、とっくに、煙突付きの大型ストーブの点火テストを終え、本燃焼をして暖房の暖かさを満喫している頃であるが、今年は小型のガスストーブ(手あぶり程度のミニ火鉢)と、あったかインナーでギリギリ快適に過ごせている。
 しかし、さすがに朝方は冷えるので、インナーも無く、毛布の暖かさを味わいにくい頭・顔、とりわけ鼻と耳が、氷のように冷たくなっているのは仕方が無いところである(苦笑;)。

 日中も、本格的な防寒着ではなく、秋物の下に発熱素材の下着、そしてウインドブレーカーという服装である。たまに北風を冷たく感じるものの、車のヒーターを入れると少し汗ばんでくるので、弱めのヒーターで十分という状況である。
 これは、十勝の秋・・・という状況だろうか。もちろん、灯油タンクには180リットルの灯油を満タンにしてあるが、点火テストをするほどの寒さでもなく、注文してある冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)も、まだ装着していない。

 暖かいとはいえ、今週から来週にかけて本格的な寒波が来るらしいので、いよいよ冬本番の装いに変更しなければならない。のだが、最高気温が13度と聞くと、ぐうたらな我が身としては、「まだもう少し余裕があるな」と、ノンビリ気分になってしまうのだ(苦笑;)。


   

雪虫とハエ

2012年11月03日 | Weblog
 今年は例年より暖かいエリアが多い北海道なので、北海道ローカルのラジオでは、パーソナリティが「あなたは雪虫を見ましたか?」という質問を、リスナーに向けて問いかけたそうだ。
 大雪山系の頂上や、北海道北部は初雪が済んでいるので、予想通り「見た」「見ていない」「大量に見た」という返事が来たそうだ。

 雪虫・・・十勝はどうなんだろうか!? 自分はまだ見ていない。日高山脈方面に行けば見られたかもしれないが、里の方は・・・どうなんだろうか。
 それにしても雪虫・・・詳しいことはウィキペディアなどに譲るとして、十勝に来た当初、この白い虫を大量に見ると降雪の季節が近いと聞いた時、「何とロマンチックな名前なんだろう」と思ったものだ。

 とはいえ、地元の多くの方は『雪見何とか』など、雪を眺めて楽しむというより、幼い頃から危険な目にあったり、成人してからも雪害に悩んだりと、どちらかというと厄介者・・・改めて意識したくない・・・という印象である(十勝に来て20年以上になる自分は、まだ・・・除雪は大変だけれど、風流さも少し感じてしまう[苦笑;])。

 さて、毎年この季節は、北海道中でストーブを我慢する人が激増する(NHKのアナウンサーも番組中に「我慢してます」と話していた[苦笑;])。
 自分もモチロン、毎年我慢している。一度点火してしまうと・・・煙突付き大型ストーブの春のような暖かさをシーズン始めに味わうと、もう、点けずにはいられないのである(笑!)。

 とはいえ、例年なら11月に入ったら我慢も何も、我慢の限界を通り越すので暖房を入れるのであるが、今年は・・・今日、部屋にハエが入ってきたので驚かされた。
 家の中はともかく、日中は外もそれほど寒くないのでハエさえも活動できるのだ。自分も・・・そういえば、防寒着というより、秋物の下に「あったか下着」を着るぐらいでしのげている。やはり、暖かいのだ。

 さて、11月。週間天気予報では、最高気温は10度前後、最低気温もプラスの一週間なのだそうなので、ボチボチ本格的な冬対策をやることにしよう。