十勝・大地の気に包まれて

四季の美しい十勝ですが 自然が厳しいからでしょうか

ストーブ点火!

2010年10月29日 | Weblog
 ストーブの点火は、去年は11月に入るまで頑張ったのだが、今年は急激に気温が下がったし、長かった夏の暑さによる疲れを引きずっていたので、ついに10月下旬の点火となった(苦笑;)。部屋の中なのに、冷たさを超えて体のあちこちが痛いと思えるような冷えは、絶対ガマンしない方が良いと、心の声も叫んでいたし(笑!)。
 北海道で知ったストーブの威力は抜群で、肌が露出していたところが寒さでピリピリとしていたのに、今では心身ともにくつろいでいるのだから(笑!)。

 普段聴いているラジオ番組のリスナーからのメールも、「寒さが無茶苦茶こたえるので」「今年はガマンできません」「寒さで涙が出てくるので、ストーブをつけたい」というような人が圧倒的に多かった(笑!)。この時期、一度点火するとストーブべったりになるのが分かっているので、自分を含めギリギリまで我慢する人が多いのである(苦笑;)。

 徐々に体を慣らしながらの低温なら何とかなるが、少し前まで暖かかったのに、階段の3段飛ばしのような勢いで気温が下がると辛抱のしようが無い。ダムの崩壊なみに、寒さと戦う気持ちが萎えてしまうのだ。たった1日で最低気温が7、8度とか下がったり、最低気温がマイナス10度近くまで下がったりとか、北海道は場所によってとんでもない低温にさらされている。そんなエリアが多い。

 十勝も十分マイナスの気温であるが、急に気温が下がったせいで木々の葉も緑色の部分を残しながら半分紅葉していたり、ちゃんと葉が紅葉する前に落葉したり、驚いたのは急な気温の低下でショック状態なのか、まだ緑の葉の一部しか変わり始めていない落葉樹や(立ちつくしているようにも見える)、葉の緑がすごく薄くなり、まるで葉がうなだれているように枝にぶら下がっている木もあった。ずっと十勝で生きてきた木々でも、この気温変化には対応出来ないのだ。

 沖縄の桜はまあ分かるような気がするが、京都でも有名な桜の木で、そして、なんと札幌の桜まで数は少ないが桜の花が開花したというから、少し前までは本当に暖かかったのだ。
 北海道の11月は例年より温暖に経過するとか言われているが、札幌などは雪が積もるし、なにかこう、自然がキレた!?かのような気候である(苦笑;)。

 自然がちょっと暴れるととんでもないことになるのは、北海道・十勝に居て経験しているが、体調を維持して、よく寝て、栄養を摂って、前向きに・・・どういう変化にも対応できるように・・・なりたいなぁ。

   

今年は高機能下着にも頼ろう

2010年10月28日 | Weblog
 北海道、十勝らしくない今年の猛暑の夏の間は、高機能下着(着ているだけで涼しくする機能や速乾・抗菌・防臭)のおかげで、少しは楽だった。冷房を設置出来ない自宅と車の中の高温は半端ではなく、この下着のヒンヤリ感だけでも少しは楽になっていたと思う。

 そして、厳寒の冬である。十勝はすでに最低気温は氷点下である。今朝などはマイナス7度近くまで下がったエリアもあるそうだから、寒さ対策はできるだけ早く準備しなければならない。
 この種の高機能繊維を使った『ちゃんちゃんこ型ベスト』は、既に数年前に買っていて、毎冬、背中と首周りの暖かさを感じている。しかし、高機能下着はそれほどではなく、繊維自体も弱いので洗濯も難しいとか言われていた。

 しかし、今年になって強度が強化されたものや、洗濯には弱いけれども発熱温度が高い製品が出てきた。原理的には、体から出る汗や服の中の湿気で発熱するらしいが、製品によって着心地、暖かさ、もちろん価格もかなり差がある。
 数種類あるうちの一番安い製品を試しに買ってみたが(洗濯に強いタイプ)、結構サラッとして暖かく、綿シャツのように朝起きたらベタッとしていなかった。

 値段によって機能に差があるのと、価格差もかなりあるので洗い替えの分までは難しいが(1枚4,000円近くする製品もあるので)、あれば屋外での撮影、除雪作業などには助けになると思う(除雪作業後に着ていたシャツを絞るとビックリするほど汗が出る)。
 灯油もまだまだ高いので、以前のように景気良く点火燃焼させることは避けたい。せめて点火する温度を、以前より低くしたいのだ。

 化学物質に拒絶反応を示す人もいるし、自然のものが一番と言う人もいるが、やっぱり経済性と、暖かさ・・・求めてしまうのである(苦笑;)。

  

北海道各地で初雪

2010年10月26日 | Weblog
 いよいよ雪の便りが本格的になってきた。とはいえ、まだ初雪であり、初雪を迎えた札幌などの雪はすぐに融けてしまうだろ。根雪(来年春まで解けない雪)にはなりにくいほど平均気温も高くなってきているそうなので、降っている間だけの大変さだろうか。とはいえ、日本海側や北部北海道のシーズン序盤の大雪はとんでもない量の時もあるので、雪には要注意である。

 今年の札幌の3ヶ月予報は、11月は例年より暖かく、12月は寒く、1月は例年通りらしい。それが当たるか、それと十勝はどうなるか、雪については毎年やきもきさせられる。
 今日の十勝はとても寒く、風も強い。屋外の風きり音もきついし、空気取り入れ口からも時々強い風が吹き込んでいるようだ。天気はいまのところ時々日がさすほどなので、風が強くて気温が低いことをのぞけば、柔らかな日差しに暖かさも感じられるのだが(苦笑;)。

 さて、今年は(今年も?[苦笑;])運動不足なので、遅まきながらも少しは運動しておかないと、年々除雪作業が体にこたえるようになってきている。除雪作業のきつさは、雪の降り方次第なのであるが、これが年々パターンが違う。今年は実際はどうなるものやら、気がかりなところである。

 それにしても今年の夏は非常に暑かった。冬も厳しいのだから温度差はすごい。北の大地の自然は非常に厳しいけれど、四季のある美しい大地である。その美しさを満喫できるように、自分の状態をコントロールしなければ(苦笑;)。

  

北海道産『新そば』ぞくぞく

2010年10月23日 | Weblog
 日本の蕎麦の半分の収穫量(7,000トン以上)を誇る北海道産の蕎麦であるが、今年の北海道各地の新そばがスーパーに出回り、好評となっている。北海道産といっても産地の違いで耕作方法や味わい、作り方も違うと言うから、ただでさえ奥深い蕎麦の味わいを更に深めている。

 自分は、蕎麦はほとんど『ザル』か『もり』でしか食べないので、そばツユがとても大切なのである。間違っても『水そば』という、水に浸けて蕎麦を食べるような通の食べ方は出来ない。そういう蕎麦通の人からは低く見られるかもしれないけれど、しっかりと(箸でとった麺の8割ほど)ツユにひたして食べるのが大好きである。なので、しょう油のしょっぱさが強いツユはダメで、まろやかな味わいのツユでしか食べられない。

 信州、関東以北はうどんより蕎麦がメインのイメージだが、そのツユは店によって全然違う。それで、自分で訪ね歩いて、食べ歩いて好みの店を見つけるしかない。十勝でも、蕎麦を十分ツユにひたして食べられるような、まろやかな味わいのツユもあれば、箸で取りあげた蕎麦の3割から半分ほど(あるいは下の方を少しだけ)をツユにひたして丁度良い濃さの店もある。

 自分のような食べ方は、「蕎麦の一部にしかツユをつけない派」の人からは、邪道とか、「ツユが水臭い」とか言われるだろう(苦笑;)。以前も、そういうしょっぱいツユを出す店に「美味しいから是非に」と言われて行ってみたが、最後にそば湯をそばチョコ一杯まで入れても、まだしょっぱくて飲みにくかった。蕎麦の味も分かりにくく、残念ながら好みでは無かった(自分の食べ方が悪いのにスイマセン)。
 その点では、『水そば』の食べ方は低塩分で健康的には良さそうだ(苦笑;)。

 蕎麦は低カロリーで栄養が多く、そばタンパク質も含まれており健康に良いそうだ。ルチンとそばタンパク質の効果で血液サラサラ、体脂肪の蓄積を抑える働きもあると食品事典にあった。それと、動脈硬化の予防、血圧を下げ、脳の記憶細胞の保護の効果もあるらしい。
 ある栄養士さんは、コレステロールの高い人にもお勧めで、特にカロリー過多になりやすい晩ご飯に蕎麦を加えると、全体のカロリーを下げるので良い、と言っていた。

 そういう健康効果も大切であるが、美味しいツユに十分ひたして、美味しい『新そば』を食べられれば、きっと心身から元気が出る! と思っている(笑!)。

  

峠は雪、十勝も初冬に近づく

2010年10月20日 | Weblog
 晩秋と言うか、初冬いうか微妙なところであるが、十勝は暖房に手が伸びつつある気温となっている。この時期は例年ガマンしてギリギリまで寒さに耐えるのである。一度暖房にスイッチを入れると、少し寒いだけで反射的にスイッチを入れるほど、強力な暖房にすがってしまうからだ(笑!)。

 暑さは疲労に、寒さはストレスになると言われる。確かに寒さは体がギュッと縮こまって寒さと戦おうとする姿勢になるからだろうか。暑さと戦うことは無く、しのぐことになるが、寒さには立ち向かわなくてはならないようだ(『避暑』はあっても『避寒』は無いし[笑!])。

 スーパーのチラシも冬色真っ盛りとなった。鍋に暖房、寝具に冬服・・・暖かくしなければ。今年は夏が長く気温が高かった分、秋が遅れてやってきたとはいえ、寒くなったら十勝の冬は厳しい。今年の寒さ、特に雪の量はどんなものなのだろうか。除雪が年々こたえる身としては、非常に気になるところである。車も16万キロを軽く突破し、この冬は車検となる。微妙だな~(苦笑;)。

  

北海道産の野菜・・・ニンジンの場合

2010年10月15日 | Weblog
 北海道だけで作っているわけでないが、北海道の農業王国と言われる十勝に住んでいるせいか、スーパーの野菜売り場の商品プレートに書いてある『北海道産』が・・・気になるのである(笑!)。今回、ニンジンが目ついたので、食品事典で『ニンジン』を調べてみた。

 ニンジンの栄養成分としてはカロテンで、体内でビタンミAに変わって体の抵抗力を高め、活性酸素を抑制する働きをするそうだ。そのビタミンAは皮膚、口、目、消化管などの表面をなめらかに保ち、夜盲症や角膜乾燥症、眼精疲労にも有効であるらしい。
 そのカロテンにベータ・カロテンを多く含むニンジンは、体内に必要なビタミンAに変わったら、残りは活性酸素の生成を防ぐ坑酸化作用を発揮して、体内の物質が酸化するのを防ぐ働きがあるとのこと。この働きによって、肝臓の働きを助けて高脂血症、動脈硬化を改善させる効果が期待できるとあった。自分も素人なりに、肝臓を強化するのは大切なことだと思う。

 更に、ニンジンには肺がん、すい臓がん、悪性腫瘍を抑える働きがあることも分かっていると書かれてあった。また、ミネラル成分のカリウムの効果で体内のナトリウムを排泄する作用で、塩分摂取からくる高血圧を予防する働きもあるそうだ。そのうえ、食物繊維が多いので便秘の予防・解消にも良いとのこと。
 有名な高麗人参もさることながら、野菜のニンジンも高脂血症や動脈硬化の改善に力を発揮するというのは嬉しいし、お酒を飲む関係で肝臓やすい臓にも良いのなら、これからもっとニンジンを食べなければ。とりあえずニンジンジュース(市販のボトル物)からだろうか・・・いや、スティック野菜ぐらい作ればよいのである(苦笑;)。

 しかし、食物事典にはカロテンを多く含むのは皮の近くなので、皮をむかないか、むいてもごく薄くが良いとあった。そして、カロテンは油と一緒に摂ると吸収率がアップするので、炒め物、ゴマ和え、サラダにして適量のドレッシング(オイル使用のもの)をかけるのもいいらしい。

 それにしてもニンジン・・・すごい食べ物であると、つくづく思った。

  

『雪虫』と新機材のデジカメ一眼レフ

2010年10月13日 | Weblog
 昨日の北海道のラジオ局では、聴取者からの「『雪虫』発見」のメールが取り上げられていた。『雪虫』は北海道だけの呼び名なのだろうか、秋から冬に入る前、屋外で白い小さな虫が飛ぶ。そして、そのあとに初雪が来ると言われている。
 広い北海道、冬が来る順序も地域によって違うし、初雪や降雪量も年によって場所によってかなり違う。それでも、雪虫発見は、いよいよ冬の準備を北海道の住人に知らせる、自然の営みのような感じもする。

 さて、ここに来ても十勝は思ったよりも暖かい気温で過ごせているが、週間予報の高めの予報も週末までで、いよいよ来週からは、日に日に最低気温が下がり始める予報となった。こうなると、まだ部分的な紅葉も一挙に進むのだろうか。それとも進めどもあまりパッとしない色合いで済んでしまうのだろうか。紅葉の赤さ具合が気になる。

 今週、写真機材にデジカメ一眼レフを加えた。実はこのデジカメ一眼レフは、現在使用しているデジカメ一眼レフと同型機種である。それは、夏に『森の道・遊歩道』を撮影した最も信頼している交換レンズを、現行の一眼レフから外したくないので加えたボディなのである。
 一眼レフのボディには色々な交換レンズを着けて撮影するのであるが、その際、色々な状況でゴミが入る可能性がある。それが、主にレンズ交換の際に発生することが多い。レンズを外したり装着する際、ボディやレンズ、その周りの微細なゴミが、フィルムカメラのフィルムに当たる受光素子(イメージセンサー)にくっつくのだ。

 それを避けるためには、一度レンズをつけたらゴミの発生を撮影画像で確認するまでは(レンズを外さなくてもゴミが着くときもあるので)、そのレンズの専用ボディとするのが理想的である。だが、それは経済的にも物理的にも全レンズをそうすることは非常に難しい。
 それで、今回のように、「このレンズのために」1台、その他のレンズのため用に1台のボディとしたのである。ちなみに、新規ボディは6本の交換レンズを担当する(苦笑;)。

 真っ青な秋空、真っ白な雲に小さなゴミの点々は仕事の写真ではモチロン、自分の写真でも避けたいのである。

   

いよいよ気温が下がる予想

2010年10月11日 | Weblog
 十勝の週間天気予報によると、この一週間で最高気温、最低気温がかなり下がるようで、いよいよ秋が深まるのか、という感じであろうか。今日の最高気温は20度前後あったようだから、ひょっとしたら今年最後の20度台となるかもしれない。
 紅葉はボチボチとした進み方だが、この一週間の気温が予想通り低いと、一気に紅葉が進むこともあるかもしれない。

 10月11日・・・例年ならもっと気温が低い。郵便局から10月始めに年賀状の予約を促すチラシが入り、いよいよ冬が近づいてきている実感があるような気温となっている。今年は北海道でさえ猛暑だったのであるから、その分、秋もゆっくりなのかもしれない。ただ、冬本番がどうなるのか、ちょっと怖い感じもしている(苦笑;)。

 季節の移り変わりに合わせた準備もまだ進んでいない。確か、2週間ぐらい前から準備に取り掛からなければと思っていたのが、この有様である(笑!)。取り掛かり始めたら早いと思うが、これがなかなか・・・。健康関連番組でも今年の夏の疲れが今出ている人が多いとか言っていたが、それに加えて自分の性格上の問題もあり、後回しにしたがるのだ(苦笑;)。
 さて、そうも言ってられないので、頑張って少しでも手をつけないといけない。今日、これから少しでもやろうと思っている。

  

日高山脈も、まだ緑の葉が多いらしい

2010年10月09日 | Weblog
 おだやかな気温の日々が続いている十勝は、街中も郊外も紅葉は始まったばかりであり、かつ、ゆっくりと進んでいる感じがする。これは、暑さ寒さの極端な気温を感じないばかりか、暖かさや涼しさも意識しないと感じないほど、体に優しい気温のせいだろうか。朝晩も極端に気温が下がることが無いので、非常にすごしやすい。

 また、知人が日高山脈に行ってきたのだが、何でも紅葉はまだまだだそうで、緑の葉が目立ち、緑の葉がくすんできたという印象だったらしい。もともと、日高山脈は山ごと、高さごとに紅葉するので全山同時紅葉というのはあまりないらしいが、それにしてもこの時期に緑の葉が多く残っているというのは、やっぱり今年の気温の高さなのであろう。

 紅葉は気温差、特に最低気温がググッと下がらないと、綺麗に紅葉しないこともあるそうなので、日高山脈にして、まだ気温が高いというのだから、十勝の平野部の温度が高いのは当たり前というところだろうか。
 この3連休も過ごしやすいそうなので、こんどこそ家の中の整理をして、来るべき厳しい冬の準備に少しでも手をつけなければならない。家の中はまだ、夏の疲れで散らかった状態である(苦笑;)。

  

十勝の週間予報では最高気温は高めで推移

2010年10月06日 | Weblog
 10月に入っても最高気温も例年より高い日々が続いているので、体は楽である。やはり急激に寒くなると、体も心も縮こまってしまう。「暑さは疲労に、寒さはストレスになる」と言われるが、北海道の冬、特に十勝の冬は厳冬といわれるほど厳しいので、なおさらである。

 十勝の紅葉であるが、場所によってかなり差があるように思える。これはサクラの開花と同じく、同じエリアでも平均気温や日照が違うので差があるのだ。自宅周りは紅葉の木と、緑の葉の色が抜け始めた木が混在している。
 近頃は行っていないので日高山脈の紅葉はどうなっているのか知らないが、ぼちぼち終わりなのだろうか。今年は初夏や夏真っ盛りの日々に行っているので、秋にも一度行きたかった。まだ撮影チャンスがあるなら行ってみたいと思っている。

 帯広市の河原の木々は、まだ紅葉が始まっている木が少ないので、やはり気温が高いのかもしれない。本日発表された帯広市の週間天気予報でも、まだ気温の高い状況が続くそうなので、一挙に紅葉となるのはその先か、それともボチボチと紅葉してゆくのかもしれない。