十勝・大地の気に包まれて

四季の美しい十勝ですが 自然が厳しいからでしょうか

今日の十勝は20度以下のエリアも

2011年07月31日 | Weblog
 昨夜は、自宅周辺だけでなく十勝はヒンヤリとして寝やすい環境だった。家の構造やエリアによっては、肌寒いと感じることも有ったようで、北海道ローカルのラジオのリスナーからのメールは、リアルタイムでとても興味深い。
 昨日の午後9時ごろには、すでに帯広市の国道沿いにある温度表示は16度になっていたから、明け方まで温度が下がり続けるとしたら、それなりの低い気温なっているのは予想できる。

 今年は入れ替えた車の車のエアコンおかげで、日中の屋外での熱中症の危険は、かなり低くなったと思う。たとえ炎天下でも、道路脇の防風林がつくる木陰や、林道の木陰で車に日光を当てないようにしていると、自宅よりも爽やかな環境となる(苦笑;)。
 なので、屋外の仕事の合間に昼食を摂る場合などは、そういう緑の木々のそばの車内で摂ることが楽しみにもなっている(笑!)。

 本当は車の窓を開け放って、エンジンも切って静かな木立の中での食事を楽しみたいが、寄って来る虫の数が半端ではない。ハエや蚊などならまだしも、ハチやアブ、名前も知らない変な虫まで車のガラスに止まっては飛んでゆくのを見ると、おとなしく締め切って冷房をきかせた車内で食事を摂るしかない(苦笑;)。
 また、先日は幅がかなり広い、規模の大きな防風林の中で食事をしていると、林の切れ目からキタキツネがこちらを見ていた(笑!)。

 目が合うと、フリーズしたようにキツネは動かずに、ジッとこちらを見ている。何をしているのか興味があるが、人に対しての警戒心が強いキタキツネのようだ。道路わきでエサをねだるキタキツネもいるが(寄生虫がいるので近づかないよう注意)、そのキツネは、自分が一瞬目をそらして再度見たら、消えたようにいなくなっていた(一つのパターンらしい[驚!])。
 狐は化けるとか、人をだますような昔話も多いが、目をそらした1秒有るか無いかの瞬時の動き・・・納得させられるような感じがした(笑!)。

 さて、来週の週間天気予報では、気温は再び上がって暑い日もあるようだ。しかし、去年のように30度以上の猛暑が連続することは無いようなので、まだまだ屋外が多い夏の撮影の仕事での熱中症の警戒は、少しは低くなるようである。
 とはいえ、屋外でのランチタイムは、エアコンのある車になった今年からの楽しみである。それなりの緊張感からの開放があるし、一種の安堵感もある。そういう意味も含めて、屋外撮影をまだまだ楽しみたい(笑!)。

  

快晴の十勝での撮影

2011年07月27日 | Weblog
 今年の十勝の夏は、今のところ昨年のような猛暑ではないものの、屋外での撮影の仕事が重なったり続いたりすると、さすがにバテて来る。
 とはいえ、昨年までは暑い屋外撮影を済ませたあと、クーラー無しのサウナのような車に乗り込むことになり、熱の追い討ちをかけられていた。それに比べると、まだマシかもしれない(苦笑;)。去年の夏は、かなり水分補給をしても体調が回復せず、路上に居て、半分本気で救急車を呼ぼうかと思ったほどヒドイ時もあった(苦笑;)。

 また、日射病から熱中症と名前が変わるよりも、かなり遅れて対処法が知らされたのも、熱中症が蔓延する一因になったかもしれない。『水のガブ飲みだけではダメ』や、紫外線対策も黒っぽいものが良いなど、最近になってようやく知れ渡るようになったのではないだろうか。
 また、対策を知っても、その対処に使えるアイテムもたいして無かったので、自分で工夫しなければならなかった(苦笑;)。

 昨日の十勝は良く晴れたので、お昼から夕方まで屋外撮影の仕事に出たが、さすがに強烈な十勝の太陽光線の下、ジワリジワリと体力的にキツクなる状況になっていた。今年は熱中症にならないよう更に注意し、より楽しい夏にするために体調管理には気をつけていても、この状況である(苦笑;)。
 日頃の対策として、脱水症状を起こしやすいアルコールを摂らない(寝酒をしない)ことや、水分だけでなくミネラルも補給している。それに、服装も紫外線対策をとって、熱を発散する高機能下着を着ている。

 それに加えて、今年は去年に限界を迎えて入れ替えた車のエアコンが、相当な援軍となっている(笑!)。それでも、軽自動車ゆえにフル稼働でも冷え過ぎることがあまり無いので、並行して去年までの暑さ対策もとっている(逆に冷えすぎないのが良いのかも[苦笑;])。
 そして、今年からやり始めた対策としては、撮影をスタートする前に飲み物だけでなく、袋入りのクラッシュアイスも一緒に買ってクーラーバッグに入れている。この袋には開け閉めできるチャックがついているので、のぼせを感じたら氷のかけらを口に含んで、特に『上あご』を冷やしている。

 この、『上あごを冷やす』というのは、テレビの熱中症対策でやっていたもので、熱中症で受けやすい脳のダメージの予防になるそうだ。確かに気分もシャンとするし、水分補給と合わせてやっていくつもりである。
 それにしても、かなり水分を摂ったつもりだけれど、昨日はトイレにはほとんど行かなかった。水分の摂取量については、もう少し体と相談しないといけないようだ(苦笑;)。

  

今年の十勝の秋

2011年07月24日 | Weblog
 少し気の早い話題だが、ある農家の方にお話しを伺うと、今年の農作物は順調な生育で、品質・収穫量も期待できるそうで、とても喜んでおられた。自分は撮影するだけで農業にはタッチしていないが、本当に嬉しそうに話される農家の方のお顔やお声を見聞きしているだけで、嬉しくなってくる。
 あたり前だが、高品質・収穫量が多くなると、炎天下での作業が報われるというものだ。

 最近の十勝は最高気温も20度台半ばの日が多く、車のエアコンをいれるか、窓を開放して外気を取り入れるだけにするか、迷うこともある。それと、虫にとっても快適なようで、フロントガラスに当たる量も半端ではなく、ぶつかる音・つぶれて残る体液の量にも驚かされる。
 夜は寝苦しさもあまりないので、本当に助かる。鍋焼きうどんが食べたくなる日もあるほどである(笑!)。

 ラジオのパーソナリティの「久々に北海道の夏らしい気候となりました」と言うコメントにもうなずける。ただ、リスナーからのメールや投書によると、「夜から朝にかけてストーブを点けています」や、「修理点検中のストーブの帰りが待ち遠しい」というエリアもあるようだ。この気温の低さ・・・低過ぎる所も含めて、北海道の傾向なのだろう。

 そうはいっても、太陽が出て全力で日差しで大地を照らすと、すぐに汗ばんでくるのだから、気温の上昇などはすぐなのかもしれない。それと、最近はオゾンホールの大きさだけでなく、紫外線が思いのほか老化にかかわっていたり、肌をいためることが叫ばれるようになった。
 健康関連番組でも、紫外線をあまり受けないようにすることも、健康を維持する上で大切だと言われている。午前11時から正午をピークに、午後1時ごろまでが紫外線に要注意の時間帯らしい。

  

作り笑顔もシッカリやると

2011年07月18日 | Weblog
 以前からマスコミなどでも、本当に笑わなくても、笑った表情を意識的に作るだけで幸せな気分になれ、体の抵抗力・免疫力もアップするというのは聴いていた。本当なら腹の底から大笑い出来れば良いが、そうそう面白いことも無いし、箸が転がっただけで笑える歳でもないので、意識的に笑顔を作ることになる(苦笑;)。
 とはいえ、笑顔・・・ニヤリとするだけでよいという説も有るが、大笑いする時のように、顔の表情筋をかなり強く使わないと効果が弱いという説もある。

 ただ、大笑いの時と同等の表情を作ろうとすると、かなり口の両端を引き上げてほっぺたの筋肉を使わなければならない。後々、ほっぺたが筋肉痛になると思われるぐらいに口を開けたり、口の両端を引き上げるのはキツイが・・・免疫力をアップしたり、抵抗力を強化するには、それぐらいしなければならないのだろう。
 それも大事だが、楽しい気分になれる・・・こちらの方もシッカリ効果を発揮して欲しい(笑!)。

 楽しい気分、面白くて楽しい時の笑顔・・・その健康効果は『福来る』と昔から言われるまでもなく、そうだろうと思える。ただ、『逆もまた真なり』という具合になるのか、それは・・・信じる者は救われる・・・そうあって欲しい(笑!)。
 それと関係あるのか無いのか、自分はテレビショッピングをつけていることが多いように思う。通販の商品に関心があるというより・・・どの番組よりも笑顔が観られるように思えるからだ(笑!)。

 しかし、「そんな機能があるのだろうか」「ちょっと値段が高過ぎるな」というような猜疑心から来る苦笑いは・・・効果半減か、不健康か・・・そちらの説もあるのだろうか(苦笑;)。

  

今夜はヒンヤリ十勝

2011年07月15日 | Weblog
 今日の帯広市の最高気温は17度で、本州の最高気温の半分以下くらいの気温だった。そのせいか、夏というのに長袖の人が多く、薄いジャンパーを羽織っている人もいたくらいなので、ヒンヤリした一日といえそうだ。
 そんな折、車の定期点検に出かけると1時間半ほどかかるというので、運動不足の多少の解消も考えて、少し歩こうと思って整備工場を出た。

 どこかに喫茶店か、簡単な食事でも出来るところを探したのであるが、これがいけなかった。すっかり道に迷ってしまった(笑!)。整備工場は大通りに面しているので車で簡単に行けるが、そのあたりの大通り沿いには、飲食店が無かったので、大通りから入る脇道をどんどん歩いて行ったからである(苦笑;)。
 ほとんど初めて歩く道だったのと、店が無いかキョロキョロしていたので、余計に道を記憶することが出来なかったようだ。

 車でなく、電車や主に歩いていた頃は、こういう風な迷い方はしなかったように思う。車でサッササッサと走り、少々道を間違えても少し走れば少しは知った所に出られるし、もちろん疲れも無い(笑!)。
 ところが、歩きではそうはいかない。道を間違えると更に違った道に入るか、引き返さなければならないのだ。自分の足で歩く・・・本当に運動不足を実感した。

 結局1時間ほど彷徨ってから、ようやく街角に掲示してある町内地図を追って行って大通りに戻れたが、とんでもないほど見当違いの所に出た。それでも、偶然にも『お食事処』らしきお店もあったので、一応食事も摂って整備工場に戻った。
 とはいえ、整備工場を出てから2時間近く経っていたので、担当のエンジニアさんも少々心配してくれていたようで何か言いたそうだったが、結局、車に異常が無い点だけを伝えてから工場に戻って行った(苦笑;)。

 それで、気温の話であるが、彷徨っている間、冷たい空気に体がかなり冷えてしまったので、お食事処では豚汁定食を注文した。本州は熱中症で大変なのであるが、こちらはすっかり冷え切った体に豚汁の温かさが身にしみるという・・・今日の北海道は特異日だったのかもしれない(苦笑;)。

  

十勝の暑さは一休み

2011年07月11日 | Weblog
 明日からまた暑くなるのだろうが、今日のところは夕方から涼しい風があり、夜になって少しヒンヤリした空気が感じられる一日だった。週末の猛暑の影響で、さすがに寝苦しかったが、今夜は暑さを感じないで眠ることが出来そうだ。
 現在の室温は26度。外はもっと涼しいが、断熱材のおかげ?で室内の温度は、日中の名残で高めとなっている。

 熱中症では、色々気をつけなければならない点が増えてきた。単に水分補給だけではなく、塩分やミネラルも補給しないと、水だけで飲んでも予防にすらならない場合が有るそうだ。また、体感の温度よりも、ちゃんと温度計・湿度計を見て、可能な範囲でエアコンを調整して室温を適温に保持することも大切らしい。
 すでに相当数の人が病院に搬送されているらしいし、若くても倒れている人が増えているなど、かなり気をつけないといけない。

 元々夏生まれなので夏は嫌いではなかったが、やはり年齢と共に耐熱機能が落ちてくるので、この猛暑では苦しい時もある(苦笑;)。しかし、十勝が今日のような気温であれば、もっと夏が大好きになるのだろうが(笑!)。
 今日は昼下がりから出かけたのだが、車の冷房も入れずに済み、窓から空気を取り込んだだけで涼しく過ごせた。北海道の夏はこうでなければ(笑!)。

 涼しくなった今夜は、これからバタバタと部屋の片づけをするつもりである。少し動くと汗を噴き出していた先週末と違い、今日は室温は適温なので、眠くなるまで動こう。
 こういう日は数少ないだろうが、それゆえチャンスである。疲れと涼しさで、夜明け近くに寝ることにしよう(十勝の空は3時過ぎには明るくなるが・・・笑!)。

  

トウモロコシの効用

2011年07月09日 | Weblog
 スーパーの野菜売り場に、トウモロコシが見られるようになった。観光地では焼きトウモロコシを置くお店や、屋台なども出始めて、しょう油の焼ける臭いとともに香ばしい香りを流していると思う。
 それと、このトウモロコシは健康効果も期待できるようで、ついでに食べ物事典で調べてみた。

 トウモロコシは、収穫直後から急激に栄養成分が失われるので、時間との競争であるらしい。その栄養成分としては、でんぷん、タンパク質、脂質、糖質をバランス良く含んでおり、ビタミンB1、B2、Eが多く、茹でても損失が少ないのが特徴とあった。特に胚芽の部分にはリノール酸やビタミンが特に多く、リノール酸はコレステロール値を下げるので、動脈硬化の予防にも役立つそうだ。
 また、食物繊維も多いので、便秘の解消、大腸がん予防にも効果的とあった。

 世界的には主食にしたり、家畜の餌にするのが主だったらしいが、最近はガソリンの代わりになるということで、燃料にする量が年々増えているとのこと。それゆえ、食用としてのトウモロコシの値段を押し上げているらしい。
 トウモロコシを主食にしているのは、主に貧しい国が多いらしいので、価格の高騰は食生活そのものを脅かすそうだ。

 焼きトウモロコシの値段も、やはり高くなっているのだろうか(苦笑;)。以前、外国人の北海道の観光旅行のドキュメンタリーを観ていたら、円高と共に、焼きトウモロコシの値段の高さに驚いていた(笑!)。

  

十勝の農作物は、順調プラスも

2011年07月06日 | Weblog
 6日の北海道のローカルニュースでは、北海道の農作物は順調から順調プラスであるそうだ。雨も降り方はともかく、降水量は例年並みにあり、先月下旬から気温が上がったのも好条件となったらしい。
 北海道全体もそうだが、十勝は農水産牧畜のすべてにわたって規模が大きい。が、特に農産・畜産はデータだけでなく、飛行機の窓からの眺めでも明らかである(苦笑;)。

 とはいうものの、景気はやっぱり良くないようで、商業面は相変わらず厳しいらしい。原発事故のあおりで、観光客の総数もかなり減っているそうだが、最近になって他府県ナンバーの車やオートバイをよく見るようになったので、休暇や夏休みの人や学生さんが北海道に来ているのではないだろうか。
 初めて来た人も、何度も十勝に来ている人も、今年は緑が濃くてボリュームがあるのに気が付いていると思う。

 車で走っていても、畑の緑はモチロン、防風林や自然に林となっているエリアの、あふれんばかりの緑の量に目が行くと思う。ただ、ちょっと以前よりも湿度が高いせいか、日高山脈がハッキリクッキリ見えないのが残念というところだろうか。
 そうはいっても、道なりの防風林がず~っと遠方まで続いているのを、肉眼で確認できる空気の透明感は健在だし、光の強さはいつも通りというイメージである。

 色々あるけれど、自分は農業・生産にはほとんど関係もないものの、生ゴミを堆肥にするお手伝いや、なるべく燃えるゴミを多く出さない(ダイオキシンを出にくくする為)ぐらいはしている。
 そんな細かい話は別にして、少しでもいいニュースを聴くと、畑を見て「ヨカッタな~」と思えるぐらいの善人性はある。そして、ハンドルを握る腕も軽やかになるのだ(笑!)。

  

暑い一日

2011年07月01日 | Weblog
 最高気温の予想こそ程々の暑さだった十勝であるが、実際はかなりの暑さとなった。それは、車のクーラーを最高レベル近くまで上げなければ、車に降り注ぐ日差しで上昇する車内温度を抑えられないほど、厳しい暑さだった。
 久しぶりに訪れた日高山脈の森でも結構気温が上がっていて、例年なら涼風が吹いている頃のはずであるが、蒸し暑いほどではないものの、涼しさを感じることは無かった。

 日高山脈の森でこれだから、十勝の市街地ではかなり温度が上がっていた。なので、冷房をつけない車、使わない車(つまり、窓が全開の車)では、荒っぽい車が多いような気がした(思い込みだろうか[苦笑;])。
 道路の照り返しも強かったようで、夜になって鏡を見るとそれなりに日焼けしていた(苦笑;)。6月上~中旬の気温の低さからは、とても想像が出来ないような7月のスタートとなった。冷房の無い、自宅での暑い暮らしが始まる(笑!)。

 十勝が暑い暑いといっても、熱中症で重症になる人が出たという報道はまだ無いと思う。何とか工夫しながら、唯一エアコンが入った車で涼をとりながら生活したい。
 東京や大阪では、節電のために冷房や電力の消費を抑える必要が高くなって大変らしいが、北海道でもこの夏は厳しい暑さにさらされるらしい。自宅での暮らしも、当然厳しいものになると思う。

 本州が節電初日の本日、いきなり十勝も30度オーバーとは・・・ライフスタイルの変化・・・日本全体で『過ごし方』が大きく変わることになるのでは、という報道も多い一日だった。
 温暖化に二酸化炭素削減、原子力発電からの離脱、酷暑・・・強制的に変えられるような状況だけれども、仕方が無い事と思うだけでなく暮らし方に知恵と工夫・・・それが必要となる夏となるようだ。