十勝・大地の気に包まれて

四季の美しい十勝ですが 自然が厳しいからでしょうか

雪景色に思うこと

2015年02月08日 | Weblog
 これを書いている今、北海道では多くのエリアで雪が降っています。十勝の自宅の窓からも、勢いよく雪が降っているのを確認できます。明日の朝までに、結構積もるという予報も出ています。

 雪景色… 関西にいた頃、京都に友人らと出かけた際に雪が降ってきたので、急きょ宿を探して泊まり、明け方まで騒いでいたこともありました。
 関西では、都市部は雪が積もりませんが、周辺の山に近づくと雪景色を楽しめます。「楽しむ」と書くと、北海道や本州で雪害に遭われている方は不愉快に思われるでしょうが(関西でも街中で雪が少しでも積ると大変なことになります)、北海道に来て25年余り、多少の大変さや危険を味わったものの、まだ、雪を見て『キレイ』と思う気持ちは半分ほど残っています(笑!)。

 雪の積らない所にしか住んだことのない人に、「どうせ、融けるんだろう!?」と言われますが、根雪となれば春まで融けませんし、それまでの『存在』は、言うなれば『白い砂』的な感じでしょうか。
 ひょっとしたら、桜島の火山灰のような・・・ そう思うと雪は真っ白で、濡らしこそすれ、直接的にはものを汚しません(苦笑;)。

 ただ、ヤッパリ、地元生まれの方の多くは、雪で命に関わる怖い目に遭っている人も多いので、単に「キレイーっ!」を連発するわけにはいきません。で、ここに書いている次第です(笑!)。

 そうは言っても、雪の処理は体への負担が大きく、重労働です。筋肉だけでなく、関節などの痛みは冬を越すたびに強く、長引くようになってきています。また、回復するまでに時間がかかるようになって、運動不足、筋力の衰えを感じます。
 それでも、雪は美しい・・・ オッサンが『美しい』という言葉を使うのは気恥ずかしいですが、雪の処理は大変であるものの、大変さと同じくらい、綺麗と思えるんです。