明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

「人災」が証明されるか

2007-12-08 | 経済
>米、サブプライム救済策・借り手 低水準金利5年凍結

>ブッシュ米大統領は6日、低所得者向け住宅融資
>「サブプライムローン」の借り手救済策を発表した。
>返済金利を当初の低い水準のまま5年間凍結することが柱だ。
>高金利になって返済ができなくなり、借り手の住宅が
>差し押さえられるのを防ぐ。サブプライム問題が米経済に
>与える悪影響を最小限にする狙いがある。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20071207mh06.htm

米国のサブプライム問題が「日本の失われた十何年」と
同様の状況になるかのような議論をよく聞く。

しかし、私はそうはならず、
逆に「日本の失われた十何年」が人災だったことが
証明される結果になるのではないかと予想している。

前に「彼我の違い」と題して、今回機動的に利下げを行った
米国と、バブルが崩壊しかけた以降も頑なに
さらなる利上げを続けた日本の違いを指摘した。

また、特に日本の状況が酷くなったのは97年以降に
清算主義者が暴れだした以降だが、米国はまさに
その正反対のソフトランディングを目指す
手法を取ろうとしているという違いがある。

さらに、日本で多くの銀行がそこから逃げるために
融資の急速な収縮を行うことになった公的資金の
議論も、米国では封印されているようだ。

これだけの条件が揃えば、多少時間は掛かるとしても、
十分軟着陸は可能だろう。

少なくとも十年よりは相当短い期間で
混乱は収拾すると見ている。

長くて2、3年か?

もし、この予想が正しければ、
米国は日本を買い叩くために、
ワザと日本に誤った理論を押し付けたことも、
あわせて証明されることになるだろう。

米国の尻馬に乗って日本を破壊した売国奴どもが、
そうなった時にどう言い訳するか楽しみではある。

とは言え、米国も民主主義国だから、
また、日本と同様おかしなのが騒ぎ出して
グチャグチャにならない保証はないけどね。

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