ふんわり-のたりの日々

しあわせのエッセンスをさがして・・・

『皇室の名宝』1期 @ 東京国立博物館 平成館

2009年10月13日 | おでかけ*あーと

御即位20年記念特別展『皇室の名宝1期』に行ってきました (1期は11/3まで) (こちら


皇室ゆかりの名宝を二つの期間に分けて、それぞれ展示品は総入れ替えだそうです

1期は近世から近代にかけての絵画の名宝がたくさ~ん



2期は古代の宝物、書、絵巻、中世の宮廷美の名宝だそうです  


お目当てはこれ
『唐獅子図屏風』by狩野永徳さん 安土桃山時代 (豊臣秀吉が毛利輝元に贈ったといわれる) 巨大で迫力のある唐獅子だった



伊藤若冲さんの『動植さい絵』は背景の細かいところまで描き込まれていて。それも全30幅が並んでいて見ごたえたっぷり!
絹地に描かれ、裏彩色も。


花鳥十二ヶ月図(この絵は7~12月)by 酒井抱一さん   粋でわたしの好み


絵画だけでなく彫刻も! 蘭陵王置物 by 海野勝眠さんの出世作 高さ30センチくらいです。お面を取るとやさしいお顔が・・(NHK番組でみれました(^_^))


『七宝四季花鳥図花瓶』by 並河靖之さん 真っ黒の釉薬に細かい有線七宝焼



葛飾北斎さんの 『西瓜図』 


これは宮中の乞巧奠(きこうでん)という七夕まつりの原型とされる儀式(笹を2本立て、綱をわたし、紅白の糸をかけ、水をはったタライに星を映しその明かりをたよりに針に糸が通せるかどうかで吉凶を占う)をこんな風にもとめに応じて描いたそう。 こうして背景にあるお話がわかると断然観ていて楽しくなります。
落款のところに「画狂老人卍筆」なんて記すところも北斎ってウィットに富んでるなぁ。


他にもホンモノを目に焼き付けてきました(^_^)


日本人の匠の技はすばらしいですし、何度も目にしたいです。


もちろん2期も行きますよ~お得なセット券にしちゃいましたから。゜+.(・∀・)゜+.゜



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