1週間ぶりの週末です。
ところが、大型の台風が…。
今年は、このパターンが多いです。
四国地方は明日から影響が出そうで、風雨の前に今シーズン最後の稲刈りを敢行しました。
わが家の稲刈りは9月上旬に行いましたが、この晩生の品種だけ残していました。
本当は、来週末まで置いておきたかったのですが…。
もう、風雨に耐えられず倒れてしまいそうなので、今日やるしかない!
これが、伝統のニッポンの近代的(?)稲刈りの風景です。
代表的な稲作地帯では、想像もつかないような稲刈りです。
谷あいの狭くいびつな形の田んぼ。
小型の機械。
作業するのは、高齢者。
こんな効率の悪い、超小規模な米作りで儲かるはずはありません。
しかも、機械はクルマ以上に早いサイクルで買い替え…。
そうそう、せっかくなので、その機械をご紹介します。
稲を刈り取りながら脱穀する機械、コンバインです。
前部は、稲を引き寄せて刈り取る機能です。
刈り取った稲を横向きに変えながら、サイドに送ります。お見事!
機械の中に入って行った稲の穂は、脱穀されて…。
残ったワラは、カットして後部から排出。
脱穀した籾(もみ)はタンクに貯めて、タンクがいっぱいになったら袋か専用コンテナに移します。
田植え機を含め、こういう素晴らしい機械のおかげで、稲作りの作業はずいぶん楽にはなりました。
わずかな面積の田んぼ2枚分だったので、今日一日でフィニッシュ。
乾燥と籾摺り(もみすり=籾殻をとって玄米にすること)は、専門でやっているところに依頼します。
古太郎の役割は、籾を運んだりおやつを食べたりすることでした。
あとは、後日できあがった玄米を受け取りに行き、保管庫へ入れて終了です。
台風前に何とか終了し、安心して晩酌をすることができました。