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古太郎のブログ

四国の田舎暮らしの平凡な日々を、愛車とともに。

ニッポンの…、稲刈り。

2014年10月04日 | 農業

​1週間ぶりの週末です。

ところが、大型の台風が…。

今年は、このパターンが多いです。

四国地方は明日から影響が出そうで、風雨の前に今シーズン最後の稲刈りを敢行しました。

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わが家の稲刈りは9月上旬に行いましたが、この晩生の品種だけ残していました。

本当は、来週末まで置いておきたかったのですが…。

もう、風雨に耐えられず倒れてしまいそうなので、今日やるしかない!


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これが、伝統のニッポンの近代的(?)稲刈りの風景です。

代表的な稲作地帯では、想像もつかないような稲刈りです。

谷あいの狭くいびつな形の田んぼ。

小型の機械。

作業するのは、高齢者。

こんな効率の悪い、超小規模な米作りで儲かるはずはありません。

しかも、機械はクルマ以上に早いサイクルで買い替え…。


そうそう、せっかくなので、その機械をご紹介します。

稲を刈り取りながら脱穀する機械、コンバインです。

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前部は、稲を引き寄せて刈り取る機能です。


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刈り取った稲を横向きに変えながら、サイドに送ります。お見事!


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機械の中に入って行った稲の穂は、脱穀されて…。


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残ったワラは、カットして後部から排出。

脱穀した籾(もみ)はタンクに貯めて、タンクがいっぱいになったら袋か専用コンテナに移します。

田植え機を含め、こういう素晴らしい機械のおかげで、稲作りの作業はずいぶん楽にはなりました。


わずかな面積の田んぼ2枚分だったので、今日一日でフィニッシュ。

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乾燥と籾摺り(もみすり=籾殻をとって玄米にすること)は、専門でやっているところに依頼します。


古太郎の役割は、籾を運んだりおやつを食べたりすることでした。

あとは、後日できあがった玄米を受け取りに行き、保管庫へ入れて終了です。

台風前に何とか終了し、安心して晩酌をすることができました。