ふるぼう知生(ともお)の活動報告

わたくし、古坊知生(ふるぼうともお)の日々の活動を皆さまへお伝えするコーナーです

選択的夫婦別姓法案が日本を破壊する!

2010年04月20日 | Weblog
 4月20日、本日は南大塚一丁目で昨日の続きを回りました。あるお宅では奥様と親しくさせていただいているのですが、今日はご不在で代わりにご主人様が出てきて対応してくださいました。結構反応が良かったので嬉しく思いました。奥様が口コミで宣伝してくださっているのでしょうね。ありがたい限りです。

 午後から雨が降ってきて、挨拶回りを中止し役所へ行って、スケジュール整理をした後、自民党本部で開かれた「青少年と家庭のあり方を考える議員・有識者懇談会」に参加して、選択的夫婦別姓法案の問題点について勉強してきました。

 選択的と書かれると個人の自由意思が存在しているようで抵抗感をあまり感じませんが、よく考えると夫婦が別姓であるということは親子も別姓ということであり、家族の姓がばらばらになるということです。この考え方が日本の伝統・文化になじむかどうかと言われれば私は即断で「NO」と申し上げます。

 今日の勉強会に参加して、現在民主党政権が提出しようとしている法案にはそのほかにも大きな問題点があることが分かりました。その第一には、女性の再婚禁止期間を6カ月から100日に短縮するということ、そして第二には、非嫡出子の相続権の平等を認めようとするものであるということです。難しくなりますが、女性の再婚禁止期間を短縮すれば、理論的には再婚をしてすぐ生まれた子どもの父親が誰になるかということで問題が生じる可能性は大いにありますし、非嫡出子というのは婚姻関係にない男女の間で生まれた子どものことですが、非嫡出子の法定相続権は二分の一ということになっていますが、それを平等にしようというのです。

 この法案を通そうと躍起になっているのが、偏った男女共同参画を指向し、フェミニズムの権化ともいわれている、社民党党首の福島瑞穂議員であり、法務大臣の千葉景子議員です。彼女たちの偏った思想に先導されてこの法案が通ろうものなら、スウェーデンやフランスのように婚外子の割合が50%近くの国になり(今現在日本の婚外子の割合は2%)、家族の絆や一体感が無くなり、日本の良き伝統文化がことごとく崩壊してしまうでしょう。それが彼女たちの運動の目的なのでしょうが・・・。

 福島瑞穂社民党党首はこのようにも言っているそうです。「子どもが18歳になったら、家族解散式をやろう。」「戸籍を家族から個人単位に変えるべきだ。」実に恐ろしいことです。民主党は夫婦別姓法案に関してインデックスには載せていましたが、マニフェストには掲載していませんでした。マニフェストの掲載してあるものを優先的に議論すべきであり、拙速な法案提出は国民の理解は絶対得ることができません。今はかろうじて、国民新党の亀井大臣が絶対反対と明言しているので閣議決定はできない状態ですが、議員立法という形で法案提出がされないとも限りません。自民党の議員の中にも夫婦別姓に賛成する議員がいるということ自体見識を疑います。

 今の状態で問題があるなら、解釈を変えるとか、規制緩和するとか色々と応用はできるはずです。外国でも夫婦別姓の国がありますが、ロシアとか中国という共産圏においてそのようになっていたのであって、ほとんどの国は慣習として夫の姓を使用しています。お隣の韓国でも夫婦別姓となっていますが、彼らは先祖代々、家系図を本当に大切にしている民族であるがゆえに、結婚しても女性は姓を変えないのであって、日本のように先祖代々という概念が薄く、家庭で同じ姓を名乗ることによって家族の一体感や絆を維持している民族性とはまた別問題です。日本で夫婦別姓にすればすぐに家庭が家族がバラバラになり、しかも婚外子が増え、嫡出子と非嫡出子の相続権が平等というなら、ちゃんとした結婚をしても、しなくても変わらないということになり、倫理感、道徳観がすたれ、子供が犯罪にまみれどうしようもない国になってしまうでしょう。まさしくそれこそが彼女たちの狙いなのです、家族や家庭の破壊がすぐそこまで来ています。そんなことをおぼろげながらに感じて、夫婦別姓といえば反対と思っていましたが、今日の勉強会で論理的に非常に整理されました。

 会場の自民党本部に久しぶりにうかがいましたが、このような議論はやっぱり保守を自任する自民党のしかも女性議員から発信してもらいたいですね。私は夫婦別姓法案に大反対です。皆様のご意見をお待ちしております。
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