実家の庭で、カワラナデシコが満開です。秋の七草ですが、咲くのは、この時期からです。ススキの尾花に比べて2か月以上早く咲きます。
このカワラナデシコは、種を求めて、栽培したもの、もう10年以上この庭で咲いています。
25年前、横谷の仏が峠で、カワラナデシコが咲いているのを見たことがあります。秋の七草ですから、カワラナデシコは知っていました。当時、そこまで、カワラナデシコを布野では見ないと認識していなかったのが残念です。三瓶山などでも見ていたので、絶滅するかもしれないとは、思っていませんでした。絶滅の可能性があるのを未来視できていたら、仏が峠の個体の種を採りにいっていました。
さて、絶滅と書きましたが、布野にも自生があるかもしれません。戸河内地区など可能性はありそうです。田んぼのまわりで、毎年草刈りが行われているところで、花に関心があるお家の人がいれば、残っているかもしれません。
カワラナデシコ、里山に残って欲しい野草です。