三次市布野町の風景や自然など

布野にゆかりのある人で暇な人はみてください。
コメントも遠慮なくください。

弓掛山南の棚田今昔

2021-06-30 14:22:30 | 風景


6月もおしまい、今年も半分終わりました。画像は、弓掛山の南のかつて棚田だったところを写しています。今は、カラスザンショウや、クワの木が、生え、クズでおおわれています。かつて弓掛山へ登るこちらからの道は、ほぼ通行困難になっています。


画像は、最新の航空写真ですが、もう10年くらいは、前でしょうか。まだ田んぼの形は残っていて、荒地になっていません。


1974年(昭和49年)頃の写真です。弓掛山の南には、約15枚くらいの田んぼの棚田が写っています。
ここは、谷があるわけではないので、おそらく田の水には、相当苦労されたことと思います。

私としては、棚田の方へ、目がいっていたのですが、弓掛山の前の変わりようは、布野一番かもしれません。支所は、あるし、商工会もあるし、消防団?もあるし、家も2軒立ちました。弓掛山東斜面は合併時に整備され、サクラとモミジも植えられています。
弓掛山の後ろにあるお家は、今も住まれているようです。このあたり、イノシシの出没がすごいそうです。

オカトラノオ

2021-06-29 15:44:32 | 植物


便坂峠の手前で、オカトラノオが咲いていました。オカトラノオは、野草ですが、穂の形は、美しく、実科の庭にも植えています。また蝶がよくきてくれます。
多年草で、庭植えでは、非常に強いのですが、野では、ススキやクズには、負けてしまいます。便坂峠の道のほとりで生えていたのも、そこが、夏に草刈を少しされるから残っていたのでしょう。日当たりのいいところにはえる野の花が、道のほとりに生えているのを見るのは、うれしいことです。たとえば、この時期のカワラナデシコやキキョウ、そして、オミナエシ、ワレモコウといった、50年前なら、それなりに見られた野の花も、今では、見つけることが相当困難になってしまいました。

町中地区のsさん方の庭で、オカトラノオが、プランターで植えられていました。奥さんが育てられているようでした。その周りは、洋花でしたが、負けない美しさがあります。

タチアオイ

2021-06-28 15:42:26 | 植物


今年は、タチアオイを植えてあるところが多いようです。今、元気に華麗に花をつけています。道の駅付近でも、たくさん植えられていますが、画像は、新町地区、君田にぬける風越線のほとえい、50mにわたって、タチアオイが植えられていました。君田に行く人の眼をたのしませてくれています。
こういう景観は、大事ですね。種まきから、移植して、草取りと管理されているかたご苦労様です。

ハルシャギク2

2021-06-27 16:24:51 | 植物


町中地区と新町地区の共同墓地は、ハルシャギクが満開で、黄色に輝いていました。この前も述べたように、園芸植物が雑草化したものです。しばらくの間、楽しめるくらいきれいに咲いています。盆までには、刈られることになりますが、それまでに、種をこぼせれば、来年も咲くのでしょう。怖いのは、除草剤。私も、墓の周りには、よく除草剤をまきますから。

湯谷のお家、取り壊し

2021-06-26 16:08:38 | 風景


湯谷に行ったとき、途中のお家が取り壊し中でした。
かやぶき屋根にトタンをはったお家です。なかから、かやがでてきていたところに興味をもちました。
何十年前のかやなのでしょう。普通、かやを刈って、地面になげておくと、1年くらい?で腐葉土になってしまうでしょうが、屋根にすると長持ちするものです。なにか工夫があるのでしょうか。
子供のころ、まだかやぶきの家は、ありました。そんなに珍しいものではありませんでした。昭和40年の後半あたりから、村内も住宅建設ラッシュがすすみ、急激にかやぶき屋根のお家はなくなりました。
今では、トタン板で囲われた屋根のお家が残っているだけです。

このお家のかやぶきをし直した?時は、何年前かまったくわかりませんが、大勢の方が参加されて、屋根を作られたことと思います。

後ろに見える山は、湯谷山です。おそらく、このあたり、水の温度が少し高いところがあるのでしょう。裏には君田温泉も近くにありますから。