三次市布野町の風景や自然など

布野にゆかりのある人で暇な人はみてください。
コメントも遠慮なくください。

布野の平林家:2

2024-02-29 14:24:39 | 日記


墓の方へ、行って見ました。以前から、ここに、古い墓があることは知っていました。周りにには、篠竹の生えているので、それなりに、定期的に管理されているのだとは思います。

私のシックスセンスでは、残念なことに、物の怪の気配などは、まったく感じませんでした。

さて、画像真ん中の一番の生きな墓で、右側には、享保と書かれていました。徳川吉宗が活躍した時代ですね。

布野村史に平林の名前が記載されていないか調べてみました。するとありました。

359ページにのっています。
 
生徳2年(1712年)の春、広島本藩は、地方政治の改革に乗り出し「郡方新格」を実施し、これまで地方支配の中心になっていた各郡の郡代官を廃止し、地方政治を郡代の下に一元化した。三次藩でも本藩に倣って、上布野村の平林勘四郎ら、領内の有力農民4人を所務役人(郷代官ともいった)に任命し、さらにその下に頭庄屋を任命し、村々の統制強化をはかった。さらに所務役人は武士身分とし、頭庄屋とともに扶持米と役料を支給した。有力農民を班の支配機構の中に組み込んで、農民支配を強めようとしたのである。

さて、記載は、以上です。このあと、村誌には、享保時代には、三次を中心にこの地方では一揆が起こっていることが記載されています。

布野では一揆のことは、書かれてはいませんが、私の浅なる考えでは、当時、平林家と上布野農民たちと対立は、あったと思います。
後年になって、そのことをふまえて、昨日の民話が後の人々の中で生まれて広まっていったのではないでしょうか。

まったく違うほうが、大きいと思いますが、そんな想像をしてみました。

水戸黄門のファンの私です。
黄門さんの代わりに、名前を明かさない武士がきてくれたことにしたのでしょう。
平林家の子孫の方には、申し訳ない解釈で、許してください。

布野の平林家:1

2024-02-28 14:23:53 | 日記


升井紘さんが書かれた稲生もののけ、三井権八の布野村妖怪めぐりに平林屋敷の化け猫という文がのっています。


もう一つ、稲生もののけ、あっしが三井権八でがんすのほうでは、妖怪老母を喰ひ殺すという題で、原文らしき文が掲載されています。
出典は、不明なのですが、江戸時代か明治時代に書き残されたものと思っています。布野村史には、でていません。

何かが、平林家にあったことは間違いないでしょうね。
老母が亡くなられて、何年かして、話が作られてきたものでしょう。その当時ですから。

憲吉庭のカタクリ

2024-02-27 15:11:52 | 植物


憲吉記念館庭のカタクリの生育状況を見に行ってみました。もうだいぶ、葉っぱも開いています。これなら、花が咲くのも、少し早くなると思います。3月中旬には、花が咲き始めることでしょう。
ただし、数は、すくなくなっている感じがしました。日当たりがよくなって、乾燥したのでしょうか。このままでは、数本になってしまうかもしれません。

この季節、数年前には、スノードロップが10本くらいこの庭で、咲いていました。今日見るとまったくみわたりません。昨年ももう見なかった記憶があるので、全滅したのかもしれません。雑草対策に除草剤をまくと、球根植物でも枯れることがあると私は、思っています。雑草も少ない庭になってしまった感じです。

つくし

2024-02-26 15:24:16 | 布野の野の花:令和


そろそろ、ツクシの子が顔を出しているのではないかと、毎年見るところに行って見ました。そると、恥ずかしそうに顔を出していました。まだ硬く、頑丈な芽で、大きくなったひょろひょろは、想像できません。色も違っています。

シダ科の植物なので、繁殖の仕方などが、まったく違い、毎年説明文を読んでも理解できません。せいぜい、スギナの繁殖元を作っている器官というところでしょうか。

ツクシが生えて、喜んでいるのは、今のうちだけです。もうしばらくすると、実家の庭に生えてきて、頭を悩ませる前兆になります。ツクシはいいけれど、スギナは、庭では、悪いやつ上位5番内にはいりそうです。駆逐することはできません。私には、毎年、除草に挑戦しては、くじけてしまうやっかいな植物です。

やはりスミレは難しい

2024-02-25 18:16:44 | 布野の野の花:令和


この前、山際で咲いていたスミレの花です。今年初めて見る開花したスミレです。こういうスミレは、昔は、タチツボスミレの仲間なのかなあで終わっていたのですが、なんとか名前を同定したいとこの頃は思っています。
飯南町でだしている本で、春に初めて咲きだすスミレとしてアケボノスミレというスミレが載っていました。これだったのかと喜んだものです。今日、ネットでもう一度確認するとアケボノスミレは名前のように、アケボノ色をしたスミレのようです。画像は白っぽくあっていません。
さらに調べてみると、シロバナアケボノスミレというスミレもあって、混乱してきます。


近くで、このスミレも咲いていました。これは、葉っぱがかわいらしいスミレです。これもわかりません。

どなたかわかる人は、教えてほしいものです。