だ・こーじの「いま、思い、考えること」

「目に見え心に思ふこと」をホンネのごとくフィクションとして綴ります。

5月10日(木)いいんですか、いいんですか???

2012年05月10日 | 日記
・・・なんていう歌い出しの曲がちょいと前にあったが、
今日の担任クラスでの授業はズバリ、原発。

先々週から議題を決め、新聞の読みかたや政治とのかかわりを話してきた。
そして、原発の問題をグループ討議。

日本の原発が再稼働するかどうか、大きな転換点でもある一方で、
日本の原発技術力を求めている海外の話しを交えて、冒頭でしばし解説。
各班は事前に情報を自分たちで集めてきたものもあれば、持論を展開するもの、
賛否両論に分かれたが、それこそ現実の国民の姿であろう。

原発の代替案の確立を求める学生もあれば、地元住民の意識を考えるものもいた。
「むずかしい」、「わからない」というものもいたけれど、
だからこそ考えてみようと、限られた時間の中で彼らは考えてくれた。

次回は「自分たちの立ち位置」について考えてみたい。
社会の問題を意識しながら、自分をみつめていく、そんな時間の担任クラスの授業。
専門の文学とは異なる時間であることが、また興味深く感じさせてくれる原因でもある。

その後、関係部署と連絡をとりながら、学生のレポートの添削を行う。