すごい石炭部の活動

徒然なる ぶろぐ

素手でなんとか

2015-09-16 22:03:33 | Weblog

14日未明に、松戸市の住宅街で大型犬が女性を含む3人をかんで負傷させ、松戸署員が犬を射殺した事件は話題となっている。
犬相手とは言え13発も発砲という前代未聞のような事件ですが、それに対して批判が松戸署に送られているようだ。

その内容が、
「13発も撃たなくてもいいのに」
「通行人に当たったらどうする」
「素手で何とかできなかったのか」
という警察の対応への疑問や意見が9割を占めるようだ。

確かに13発も必要かどうかは微妙なところだろう。
実際問題として、日本の警察は普段発砲することはないのでいくら練習をしていたとしても動きまわるもの相手にうまく命中させられるかが疑問だ。
なので、この程度の発砲に至ったのではないかと推測はしますが・・・・・・。
通行人にあたったらどうするという意見も確かにそうだとは思います。
しかしながら、そこまで細かく考えて発砲しようとしたら全く撃つことが出来ないような気もしますけどね。
安全配慮義務はあるにはあるでしょうけど、もしも発砲しなくてそれ以上の被害が出ていたらとかんがえると難しいところでしょう。
次に、素手で何とかできなかったのかというのがありますが、犬を飼った事がある人なら分かると思うんですけども小型犬ですら吠え掛かって来たらかなりの恐怖を感じますし存外かなりの力を持ってます。
紀州犬ともなると十分な大型犬です。
こんなものが襲いかかってきたらまず素手ではどうしようもありません。
よほどうまく犬の急所にクリーンヒットでもしない限り何度でも襲いかかってきます。

こんな犬に素手でなんとかってまず無理ですよ。
まぁ射殺せずに何とかならなかったのかと言う気持ちは十分にわかります。
この犬もたぶん何も無くこんな行動に趨ったわけじゃないでしょう。
何かしらの事情があったんだと思います。
かわいそうではありますが、私は今回の件に関してはそれなり正当な判断だったんじゃないかと考えています。
もう少し警察官にも余裕がある状態であれば流石に発砲してまでの対処ということにはならなかったかもしれません。

でも何より問題なのは、飼い主の方だと私は思います。
飼い主がきちんとさえしていれば今回のような事件は起きていないでしょうね。(たぶん・・・・・・)


苦情や意見で電話回線パンク 松戸署の大型犬射殺