すごい石炭部の活動

徒然なる ぶろぐ

アメリカ軍、ピザに必死

2013-10-28 22:47:54 | Weblog


アメリカといえばピザ。
なんかよくわからないが本家よりピザのイメージが強いアメリカ。
たぶん、隠語(隠語になってない気もするがw)で使われるピザ = デブのイメージが有るのが大きいと思います。

まぁそんなピザですが、アメリカ軍では毎回レーション(コンバット・レーション)の要望に上がっているみたいです。
なんで、そんなものが要望に上がるんだって不思議に思う方が居ると思います。
これには深い理由がありまして、このアメリカ軍のレーションについてはすごく厳しい条件が課されています。
このレーションのことを、MRE(Meal, Ready to Eat)と言いますが、このMREの個別包装の基準は下記のすべてを満たす必要性がある。

1. 高度 380m からのパラシュート投下、高度 30m からの単体梱包投下でも破損しない事
2. 外気温 27 度で最低 3 年間、38 度でも最低 6 ヶ月保管出来る事
3. マイナス 51 度からプラス 49 度までの気温に短期間耐える事

これを満たした上で、食感を維持しつつ長期保存可能な真空パックで実現する必要性があるためすごく難しいことがわかる。
現段階でクリアしているMREは、下図のようなものがあります。

日本も対して変わりませんが、こういう食品ってパッケージが地味なのでまったくもって美味しそうには見えません。(ぶっちゃけ、私も自衛隊の食品を頂いて食べた事がありますが、まぁなんとか食べれる程度です。マズイほどではないですが、こういう保存食だと理解して食べる分には問題ないかなぁって言うくらいです。)

この度、これの基準をクリアしたピザを加工することに成功したそうですが、まだまだ正式なメニューとしては数年必要と思われます。

味はペパロニだけみたいです。
今後、様々な味が増えて行くと思われます。

なんだかんだ言っても、やっぱり自分たちが食べたいものが食べられるって言うことは士気や精神安定に必要なんでしょうね。

記事ソースはこちら
ちなみに、似たような日本語のページでも一部80度とか書いてあるけど、たぶんファーレンハイト度(F°)の間違いだと思います。ソース元もdegreeとしか書いてないのは、地元記事のためF°が当たり前だということからFの表記を省いていると思われます。