THE BOOKハンター!

~〈本の虫〉の痛快読書日誌~

「ヤマザキパンはなぜカビないか 誰も書かない食品&添加物の秘密」(渡辺雄二/緑風出版)

2008年05月28日 | Weblog
 私たちの身の回りに氾濫する加工食品には多種多様な食品添加物が使われています。また、お弁当や惣菜には防腐効果という名目で様々な恐ろしい添加物が使われています。
 本書は、ミリオンセラー「買ってはいけない」の筆者がこうした食品や添加物を1つ1つ取り上げ、自らの実験データをふんだんに紹介しながら「添加物の危険性」を明らかにし、食品業界のタブーを破った1冊。私はこの本を今回読んで、以下に不断な逃げに食べている商品が有害添加物で毒されているのかを知らされました。
 「品質改善と風味の向上のため」に臭素酸カリウムを使用し続けるヤマザキパン(実験では開封から2週間経っても全くカビが生えませんでした)のほか、コンビニ弁当や駅弁、回転寿司などのネタ、輸入果物、ハムやウインターなど……、発がん性添加物漬けの食べ物は数え始めるとキリがないようです。
 食品は本来、安全して食べられることが前提なのですが、大量生産、利益追求のもとで企業モラルが低下している中、私た地が安心して食べられるものがますますなくなってきているような気がします。
 巻末には、食品添加物の分類表が付いており、食品に使われた添加物の正体と危険度が分かるようになっています。


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1 コメント

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読んでみたい (ヨウコ☆)
2008-05-30 13:49:44
初☆コメントです
ファーストフードのポテトも(1ヶ月間放置していても!!)カビは生えませんもんね←大学で栄養学もかじっていたので、実験しました(笑)
安全に食べられないなんて恐いですね

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