THE BOOKハンター!

~〈本の虫〉の痛快読書日誌~

「県庁の星」(桂望実/小学館)

2006年03月15日 | Weblog
織田裕二主演の映画「県庁の星」が今、大人気というので、私は先週の土曜日に友達と映画館に行きました。しかし、行ってみると、30分前に初回がすでに始まっており、2回目の上映は約5時間後ということが分かり、それまで時間をつぶせないと、泣く泣く映画を見るのを諦めました。
 でも、せっかくだから……ということで、その帰りに原作本を書店で買って読み始めました。
 役人根性全開の県庁のエリートが民間との交流研修で1年間、倒産寸前の田舎のスーパーで働くことになるのですが、本末転倒、怒り心頭、抱腹絶倒……彼はスーパーの裏事情や不正を知り、社員らと対立します。しかし、なんとかスーパーを再建しようと、彼は計画を自ら提出し、あの手この手で社員らの団結を強めようと奮闘します。
 手に汗握るエンターテインメント小説。読み始めると、ストーリーの中に引きづり込まれ、あっという間に読み終えました。
 今度、ぜひ映画を見てみたいと思います!


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