木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

イヌタデの群落 オオケタデの花

2019-10-21 07:44:05 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  16.5℃   昨日の最高気温  24.9℃   天気  曇り
開田高原アメダス  今朝の最低気温   9.3℃   昨日の最高気温  16.5℃

散歩の途中
いつもは歩かない
公園まで
足をのばした。


普段行かないので
イヌタデの大きな
群落を見つけた。


散歩道でも
所々に生えている
イヌタデは
見かけるが
これだけの群落は
珍しい。


イヌタデは秋の
代表的な野草で
かたまっていると
結構美しくもある。




花被片は
うす紅色で5枚
雄しべは8本あり
雌しべは3本。


たくさん蕾が
ついているようだが
花が終わっても
花被片が果実を包み
蕾のように
見えているだけだ。


のぞいている果実は
黒くて光沢があり
形はソバの実に
似ているようだ。


散歩終了後
毎年オオケタデを
育てておられる
おうちがあることを
思い出して
自転車に乗って
寄り道してみた。


今年も咲いていた
オオケタデ。


アジサイの横から
オオケタデが
元気に花をつけている。


イヌタデの仲間では
一番大きいのだが
イヌタデを見た直後
余計に立派に見える。


花被片も大きく
濃いピンク色で
花を楽しむために
植えられているのが
よく分かる。





ど根性ツユクサ こんなに大きくなるのですか?

2019-10-20 08:01:42 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  18.2℃   昨日の最高気温  25.0℃   天気  晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温  12.1℃   昨日の最高気温  17.3℃

公園で
ツユクサの花が
まだ咲いています。


それも
とんでもない所で?!


さてクイズです!
どこでツユクサが
咲いているか
探してください。


分かりましたか?
ここですよ。


そう
植栽されている
ヒイラギの上に
顔を出して
花を咲かせています。


こんなところで
ツユクサが
花をつけています。


地面から
優に1メートル以上ある
高い所で
花をつけています。


光を求めて
上へ上へ伸びた結果
ようやく
顔を出した所で
やっとの思いで
花を咲かせたのでしょうか?!


ツユクサは
早朝に花開き
陽が昇ると花を閉じる
一見しおらしく
儚いイメージがあるが
この姿を見ると
とんでもない。


地面を這って
節々から根をおろして
増えるだけでなく
樹木のように
高く伸びる力を
併せ持つ
逞しい植物
みたいです。




ど根性
ツユクサここにあり!



迷い咲き 素敵な言葉を

2019-10-19 07:52:01 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  18.4℃   昨日の最高気温  24.0℃   天気  曇り
開田高原アメダス  今朝の最低気温  11.2℃   昨日の最高気温  15.6℃

散歩道にも
終点の公園にも
シャリンバイが
たくさん
植栽されている。




その中の
1本の木だけ
花が咲いている。


蕾は以前から
見ていたのだが
昨日花が咲いた。


確か去年も一昨年も
この木だけ
この時期に花を
つけていた。


ネットで調べて見ても
シャリンバイは
季節外れに
花を咲かせることは
案外多いようだ。


それでも
たくさん植えられている
シャリンバイの中で
1本だけと言うのも
不思議な話だ。


それも1年だけでなく
数年間も?!


季節外れに
花をつけることを
狂い咲きと言うが
良い言葉ではないと
ずっと思っていた。


先日
しいちゃんさんのブログ
迷い咲きと言う
言葉を見つけた。


広辞苑にも載っている
狂い咲きと言う言葉より
迷い咲きの方が
ストンと胸に落ちる。


いい言葉を
教えていただいた。






昆虫たちも まだまだ元気です

2019-10-18 08:05:45 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  18.6℃   昨日の最高気温  23.7℃   天気  曇り
開田高原アメダス  今朝の最低気温  10.2℃   昨日の最高気温  16.9℃

最低気温が15℃を
下回るようになってきた。


ブログ訪問を終わって
10時前後から
散歩に出かける。


1枚上着を着ていくが
歩き始めると
暑くなり
いつも上着は
腰に巻く。


公園までやって来ると
キバナコスモスは
ほとんどが
ミニのいがぐりのような
種になってきた。




残り少なくなった
キバナコスモスの花にも
チョウやクマバチが
元気にやって来る。




すぐそばのジニアは
まだまだ元気
いったい何か月
咲き続けるのだろう?




この花にも
通りかかる度
チョウが群がっている。


この日は
珍しくアオスジアゲハが
すぐそばで
モデルになってくれた。


いつもは高い所を飛ぶか
花にやって来ても
カメラを近づけると
すぐ飛び去る
気難しいチョウだ。




日が短くなり
気温の低下を
敏感に感じ取りながら
昆虫たちは
その日一日を
頑張って生きている。




コリウス シソの花より

2019-10-17 07:35:29 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  14.3℃   昨日の最高気温  22.4℃   天気  晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温   1.5℃   昨日の最高気温  17.4℃

散歩道の終点
公園の花壇も
キバナコスモスの
種子が目立ち始め
花が少なく
なってきた。


一段とカラフルに
装っている一角がある
コリウスだ。


ようやく
花穂を伸ばし始めているが
葉が花より目立つ。


赤や黄色の
鮮やかな葉が魅力的で
花など誰も
注目していないようだ。


そこはへそ曲がりゆえ
咲き始めた
小さなシソ科の花に
焦点を当ててみる。


小さな花を
拡大してみると
シソ科特有の
唇形をしている。


雄しべが4本あり
1本の雌しべの先は
2裂している。


青じその花を
観察したことが
あるのだが
シソの花より下唇が
突き出している。


思わずいかりや長介さんを
思い出して
笑ってしまった。


確か
シソの花の方が
もっと
毛深ったようだ。


まだ花穂が伸びて
もっと咲きだすと
花も存在感が
出てくるのだろうか?


コリウスと言う名前
リコリスとよく似ていて
ややこしい!



ヒメアカタテハ 前蛹から蛹へ

2019-10-16 07:43:57 | 昆虫など

大阪アメダス    今朝の最低気温  12.8℃   昨日の最高気温  23.1℃   天気  晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温   0.8℃   昨日の最高気温  14.2℃

ヒメアカタテハの幼虫が
蛹になり始めた
4頭の幼虫の内
3頭が蛹になった。


残りの1頭は
蛹になるための
準備をする
前蛹状態だ。


ヒメアカタテハの蛹は
アゲハチョウのように
胸の部分に糸をかけず
お尻から
ぶら下がって
蛹になる。


アゲハやモンシロチョウの
蛹は帯蛹(たいよう)
ヒメアカタテハなど
タテハチョウ科の蛹を
垂蛹(すいよう)と呼びます。


3対ある脚は
お祈りをするように
くっつけ
まるでアルファベットの
「J」の字のように
ぶら下がっている。


その瞬間は
突然やってきた
少しJの字が伸びたかと
思ったとたん
幼虫の皮が
脱げはじめた。


みるみるうちに
皮は腹部の端まで
到達し
今度はツイスト(古いですが)を
踊るように
体をくねらせ
脱ぎ去った皮を
下に落とす。






皮が落ちた後も
しばらく踊りは続く。


徐々に蛹の色が
濃くなり
動かなくなった。




ヒメアカタテハの蛹は
全体に金色に輝き
特に突起の部分は
美しい。


自然の中では
ヨモギの巣の中で
安全に蛹になるのだが
飼育下では
ケースの天井で
蛹化することが多い。


うまく羽化の瞬間に
立ち会えたら
いいのだが。









散歩道も実りの秋

2019-10-15 08:04:33 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  16.1℃   昨日の最高気温  20.6℃   天気  晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温   8.2℃   昨日の最高気温  13.9℃

今朝の大阪の
最低気温は16℃。
 

10月の中旬ともなると
さすが暑い大阪と言えども
気温が下がって来た。


朝の散歩も
薄手の衣類では寒く
今日から
厚手のものに
衣替えした。


散歩道の
ハナミズキの木も
艶やかな赤い果実が
目立つようになり
葉も色づき始めた。




来春花を咲かせる
橋の擬宝珠のような
花芽もずいぶん
大きくなった。


公園まで歩くと
サンゴジュの果実が
たわわに垂れ下がっている。


すぐそばの常緑樹
シラカシや
アラカシのドングリも
ずいぶん大きくなり
後は色づくのを
待つばかりだ。




グラデーションが
美しかった
コムラサキの果実も
美しく紫色になり
鳥たちに美味しさを
アピールしているようだ。


雑草だらけの花壇の
ポーチュラカは
さすが勢いがなくなり
メヒシバに覆われそうだ。


これから
ひと雨ごとに
気温が下がり
秋が深まって
いきそうだ。



オオスカシバ 接写モードで

2019-10-14 07:50:49 | 昆虫など

大阪アメダス    今朝の最低気温  17.5℃   昨日の最高気温  22.3℃   天気  曇り
開田高原アメダス  今朝の最低気温   8.5℃   昨日の最高気温  17.2℃

台風一過
快晴とまではいないが
晴れてくれた。


朝から続々と各地の
台風の爪痕が
報じられている。


こんな時に
ブログやっていて
いいのだろうか?と
自問自答しながら
パソコンに
向かっている。




昨日は台風の余波
帽子を何度も
飛ばされながら
朝の散歩をした。


いつもの公園まで
やってくると
ジニアの花壇で
盛んに吸蜜している
オオスカシバに
出会った。


この蛾
ホバリングと
瞬間移動が得意で
勝手に忍者の蛾と
呼んでいる。


いつもなら
カメラを取り出すと
同時に
目にもとまらぬ動きで
姿をくらますのに
今日はまるで別人
いや別蛾だ。


長い口吻を伸ばし
目の前の花を
あちらこちらと
渡り歩いている。


カメラを
数十センチの所で
構えていても
逃げようとしない。


昨日の台風で
一日食事ができず
よほど空腹だったのか?


それとも
この場所がよほど
気に入っているのか?
どちらかだろう。


まるで
人間もカメラも
眼中にないようだ。


ただ風が強く
背の高いジニアが
大きく揺れ
フレームから
消えてしまうため
失敗も多い。


オオスカシバも
いつものように
華麗なホバリングができず
苦戦している。


何度も向かい風に
立ち向かうように
やって来て
前脚を花にかけて
必死で蜜を吸う様子が
おかしかった。


お蔭で
鮮明な写真が
たくさん撮れた。


ちなみにカメラは
オリンパスのTG-4
接写モードでの撮影。





トキワハゼ お蔵入りから生還

2019-10-13 07:49:57 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  18.2℃   昨日の最高気温  23.1℃   天気  晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温  12.8℃   昨日の最高気温  17.1℃

大型の台風19号は
関東を直撃し
太平洋上に足早に
抜けて行きました。


被害はなかったでしょうか?
被害にあわれた方々
お見舞い申し上げます。



先日
ブロ友永和さんのブログ
「永和の花ある記Ⅱ」
を読んで驚いた。


同じような時期に
同じようなことを
考えて写真を
撮っていたのだ。


いつもの散歩道
コンクリートのすき間に
小さなトキワハゼの花が
点々と咲いていた。




背が低く地面に
張り付いたものから
少し背伸びしている
ものまでさまざまだが
かなりの数咲いている。




どの花も
初夏に咲いていた花と
比べると
半分近く小さいのだ。


不思議に思って
写真を何枚も撮って
次の日ブログを見たら
『小型トキワハゼ』と
小さいトキワハゼのことを
アップされていた。


私は
こんなコンクリートの
すき間で育っていると
栄養不足で
花が小さくなるのだ
くらいにしか
考えていなかった。


さすが永和さん
花の小ささを
なぜだろう?と考え
環境の変化かもと
発想されていた。


永和さんのブログを
読まなかったら
すき間に育つ花は
小さいものだ
と思い込んでいた。


そして
撮ったこれらの写真は
お蔵入りになり
日の目を見ない
運命だったはずだ!







ヒメアカタテハ 綺麗な卵を産みました

2019-10-12 05:39:37 | 昆虫など

大阪アメダス    今朝の最低気温  21.0℃   昨日の最高気温  28.0℃   天気  雨
開田高原アメダス  今朝の最低気温  15.3℃   昨日の最高気温  21.4℃

今日は幼虫のお出ましは
ありませんので
安心して
ご覧ください。(笑)


昨日の散歩のおり
幼虫を見つけたあたりで
1頭のヒメアカタテハが
ヨモギの上に
とまっては
飛び立ちを
繰り返している。


雌が産卵しているのだと
気が付いたが
とても移動が
すばやい。


とまった瞬間
もう飛び立っている
撮影する時間が
ないくらいだ。


そんな瞬間に
産卵できるのか?
一瞬とまったヨモギを
ルーペで見ると
ちゃんと産んでいます!




大きさは約5mm
かなり小さめです
色はエメラルドグリーンを
薄くしたような色
綺麗に縦じまが
入っています。






お母さんの蝶は
周辺で飛んだり
とまったりして
産卵をくり返し
ひと段落したのか
近くの
キバナコスモスに移動した。




大きく肩で
息をする?ようにしながら
吸蜜を始めた
お疲れさまでした。