木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

蕎麦の花満開です 開田高原

2023-08-27 07:00:52 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温 15.8℃  昨日の最高気温 29.8℃
木曽町新開     午前7時の気温 17.0℃  今朝の天気   晴れ(霧)k


開田高原では
どこを歩いても
ソバの花が
満開です。


夏休み最後の
土曜日曜日
たくさんの
カメラマンが
御嶽山と蕎麦畑を
絡めた写真を
撮っておられました。


今日は
蕎麦畑の
お話ではなく
小さなソバの
お花の話です。


ソバの花を
よく見ると
二つのタイプの
花があることが
分かります。

雌しべが長く
雄しべが短い
長花柱花。


雌しべが短く
雄しべが長い
短花柱花の
二種類あり
それぞれ
別の株につきます。


虫たちが
長花柱花から
蜜を吸うと
短い雄しべが
口先にふれて
花粉がつく。

次に
短花柱花にいくと
口先の花粉は
ほぼ同じ高さにある
短い雌しべの柱頭につき
頬のあたりには
長い雄しべの花粉が
つくことになる。

こうして
長花柱花の花粉を
短花柱花の柱頭に
短花柱花の花粉を
長花柱花の柱頭に
つきやすくしています。


同じタイプの花粉が
ついても
受粉しない仕組みも
備わっているようです。

そのため
気象などの
環境によって
大きく収穫が
左右されるそうです。

これだけ
開田高原に
蕎麦畑が
広がっていても
ソバの自給率は
2割程度
8割は輸入しています。


もし輸入が
ストップしたら?!
蕎麦好きにとっては
由々しき
問題です。