木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

リョウブと言う木 不思議な名前

2023-08-18 07:28:39 | 木曽Now

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木の若葉を
食べると言えば
コシアブラや
タラノキ
タカノツメを
思い浮かべます。

このリョウブも
古くから
食べられてきた
木なのです。


リョウブと言う木
昔から
知っていましたが
何となく
不思議な名前の木だと
思っていました。


調べてみると
漢字では
「令法」と書くそうです。

古く律令制の時代
田畑の面積に応じ
一定量のリョウブの植栽が
義務付けられていたそうです
そのため令法と言う
名がついたとか。


花の少ない
盛夏の森で
リョウブは
目立つ白い花を
咲かせています。


穂のような
総状花序に
白い花が
たくさんついています。


花弁は5枚
10本近くある
雄しべの先は
カニの爪のように
見えます。




柱頭が伸びている花
雄しべが枯れているので
雄性先熟の花だと
思います。


森の中に
数本ありますので
来春は
新芽を茹でて
おひたしにするか
炊き立てのご飯に
混ぜる令法飯(りょうぶめし)にして
食べてみたいと
思います。