木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

ノブキ 蕗の葉に似ている?!

2019-09-10 07:48:54 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  14.8℃   昨日の最高気温  26.7℃
木曽町新開      午前7時の気温  18.0℃     今朝の天気  晴れ


開田高原の
林の中を
歩いていると
パンツの裾に
たくさんの
ヒッツキムシがつく。


この時期
一番多いのが
ヌスビトハギと
キンミズヒキだ。


それ以外に
異様な姿をした
ヒッツキムシが
くっついている
ノブキだ。


漢字では
野蕗と書くが
いわゆるフキとは
異なる植物だ。


葉がフキの葉に
似るからと言うだけで
蕗の名をいただいている。


まだ花が
咲いていたので
マクロで写してみた。


小さすぎる花なので
老人の目では
詳細が見えない。


花茎の先に
白い小さな花が
かたまって咲いている
キク科の頭花と
言われる花だ。


外側を雌花が
取り囲むように
咲いている。


花の下に例の果実(子房)を
つけているので
すぐ分かる。


頭花の中心の花は
雄しべが
伸びているので
雄花か両性花だが
小さすぎて
確認できない。


まわりには
花が終わった
こん棒状の果実が
たくさんできている。




果実の先端から
ネバネバした
粘液を出し
衣服や動物の毛に
くっつくようだ。


街中では見られない
とても地味な
植物でした。