木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

ゴマダラチョウ 都会でたくましく

2019-09-25 07:18:48 | 昆虫など

大阪アメダス    今朝の最低気温  19.2℃   昨日の最高気温  25.8℃   天気  晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温   7.8℃   昨日の最高気温  20.0℃

台風一過
青空を期待したが
どんよりした曇り空
湿度が高く
蒸し暑い。


歩いていて
前方のイロハモミジに
黒っぽい蝶が
とまった。


そーっと
近づいてみると
ゴマダラチョウ
今年初めての出会いだ。


ゴマダラチョウは
国蝶オオムラサキの近縁種
幼虫は同じく
エノキの葉を食べる。




オオムラサキと
同じように
冬越しはエノキの根元
落ち葉に張り付いて
過ごす。


オオムラサキは
年1回しか発生しないが
ゴマダラチョウは
年に2~3世代を
繰り返す。


都会には
実生で芽生えている
エノキも多い。


オオムラサキは
樹液の出る樹がなければ
生きていけないが
ゴマダラチョウは
樹液以外にも
果実や犬の糞でも
吸汁して
生きていける。


オオムラサキと違って
ゴマダラチョウが生息できる
環境は都会にも
あると言うことなのだ。


ゴマダラチョウは
かなりしたたかな
蝶だと言える。


どのエノキで
育っているのだろう?
冬に根元の
落ち葉をめくって
越冬中の幼虫を
探してみよう!