『名も無く豊かに元気で面白く』

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2018年広島カープ3連覇に立ちはだかるDeNA&巨人‼ 大谷翔平投手(23)がエンゼルスと契約‼

2017-12-09 07:44:02 | スポーツ

2012年のドラフト1位で日本ハムに入団、16年は10勝を挙げる一方で22本塁打を打ち、投手と指名打者でベストナインに輝いた大谷翔平投手がエンゼルスと契約です。ぜひ、頑張ってもらいたいです。日本に目を向けると、セリーグの覇者、来年の広島カープは正捕手争いが3連覇のカギを握っているのかもしれません。若い板倉や新人中村が頭角を現せば面白いし、選手会長になった会沢が存在感を示し、3割を打ち、攻守とも、チームを引っ張れば連覇するはずです。一方今季2位の阪神も先発陣は見劣りせず、リリーフ陣も強力でドリス、マテオに加えて桑原、高橋、岩崎、藤川、石崎とセリーグ一の層の厚さを誇りますが如何せん、打線が弱く、広島カープの連覇を止める勢いを感じません。プロの野手は打って守って投手を助けてやることが大事。投手は2、3点取られても、まだ取り返してくれるという気持ちを持って投げられ、信頼が生まれ、野手と投手が一体化する。来年の広島は正捕手争いと先発争いがカギを握るでしょうが、共に若く連覇の可能性を感じます。そこで広島の相手は打線は互角1選手平均年俸2600万円の横浜DeNAと少し打線・予備選手が劣りますが、❸1選手平均年俸6043万円の金満巨人です。

以下抜粋コピー

来年の広島カープは“正妻”争いが面白そうだ。今季は会沢が初の100試合以上(106)に出場、初のベストナインを獲得したが、来季も安泰かとなるとそうはいかない。あるチーム関係者はシーズン中から言っていた。

「正直なところ、会沢はまだ首脳陣から盤石の信頼を得るには至っていない。ベテランの石原が常時スタメンで出場することが難しく、打撃で会沢が上だから出場機会が増えた面もある。来年、若い捕手が伸びてくれば、緒方監督は積極的に起用するはず。会沢にとっては、来年が本当の勝負どころでしょう」

 そんな若手の筆頭が、来季2年目でまだ19歳の坂倉だ。9月23日に一軍デビューすると、9月30日のDeNA戦で初安打初打点を記録し、二軍でもリーグ2位の打率2割9分8厘をマーク。巨人とのファーム日本選手権でも3ランを放って、見事MVPを受賞した。

 そこへ、今年のドラ1、甲子園1大会6本塁打の新記録をつくった中村が絡む。新人とはいえ、持ち前の爆発力に加え、全国区の人気者。こと打撃での期待度では、日本ハム・清宮にも引けを取らない。打撃の調子次第で、坂倉と同様1年目で一軍に抜てきされる可能性もある。

 ただし、そこから一軍に定着できるかどうかとなると、やはり捕手として信頼を勝ち取れるか否かにかかってくる。そこで思い出されるのが、元広島の名捕手で、監督も務めていた達川・現ソフトバンクヘッドコーチだ。1977年に広島入りしたころは、正捕手だった水沼に指導を請うてもいつもけんもほろろ。それならと、ひそかに1人で巨人のキャンプを偵察、リードに生かして投手陣の信頼を得ようと腐心した。正捕手になってから、後輩の山中(現東京国際大監督)、植田(現広島バッテリーコーチ)らに追い上げられると、逆に年下の彼らから長所を盗もうとしたという。
「特に、山中と植田には、ストレッチの大切さを教わった。最初は彼らがやっとることをバカにしとったが、そのうちに腰を痛めてしもうて、わしもやらざるを得んようになったんよ。これでワンバウンドの捕球もうまくなったんじゃ」 かくて、達川コーチは若手の猛追をかわし、正捕手として生き残った。カープの若き捕手たちも参考にしてほしい。

❷2017年のセリーグクライマックスシリーズを制し、日本シリーズでもソフトバンクを苦しめた横浜DeNA。2018年シーズンはおそらく広島の対抗馬筆頭になるでしょう。

打線は侍JAPANの4番筒香を中心に首位打者の宮崎、ロペスを擁し、下位に20本塁打を放った梶谷を配置する強力打線でポテンシャル的には広島に引けはとらないでしょう。

ただ横浜については長いシーズンを戦う上での安定感は今一つでそのあたりのどのように克服していくかが課題と言えますね。

ここ数年課題とされてきた先発投手も、今永、濱口、石田など若手左投手の成長で駒不足は解消されつつあります。

ここに井納と外国人のウィーランドを加えローテーションの5人までは確定させられる戦力は整えていますが、計算が立つかといえばまだそのレべルには達していないでしょうね。

リリーフも山崎とパットンの安定感は心強いですが、他リリーフ陣は波が大きく勝ちパターンの投手リレーも完全に確立できているとはいえないでしょうね。

セリーグの中ではエラーも少なく守備力は高い方で、最もエラー数の多かったショートのポジションにFAで大和を獲得したことによってさらに守備力は上がると予想できます。広島と互角に戦うためには投手力の整備が不可欠といえそうです。

❸菅野、マイコラス、田口の先発投手3人がそれぞれ大きな貯金を稼ぎながら、Bクラスに終わってしまった巨人。

やはり戦力的に真っ先に底上げが必要なのは攻撃陣になるでしょう。長年主砲としてチームを支えてきた阿部は満身創痍でかつてのパフォーマンスを取り戻すことは難しく、長野もケガがちでフルシーズンの活躍に疑問符が付きます。

2017年に補強したマギーが予想以上の活躍をしたものの、こちらも楽天時代と比べ長打力は低下していることもあって貧打は解消できず得点力の低さは致命的です。

1、2番の出塁率も低く、狭い東京ドームを本拠地としているものの本塁打数は伸びていません。

手を付けなければならない点は多いですが、具体的な戦力アップとなる補強も思うように進んでいない状況のようですね。捕手を多数指名した2017年ドラフトも疑問符が付くという声が多かったようです。

若手選手についても伸び悩んでいる岡本や未知数な選手が多く計算が立たないため結局は外国人の補強頼みになるでしょう。

先発投手は菅野と田口の安定感は素晴らしいのですが、マイコラスの流出の可能性が高いため、2017年後半に出てきた畠を入れても先発ローテーションの半分が不透明な状況です。

劣化が顕著な内海や大竹では計算が立たず、杉内は投げられるかどうかすら不明。

昨年の状況から山口俊も計算に入れるわけにもいかず、野上の補強に成功したのはプラスでしょう。

ただ野上は西武時代の在籍9年間で二桁勝利を上げたことが2度。先発ローテーションの軸であったとはいえない投手です。

かつてはNPBのトップ選手をFAでかき集めていた巨人も野上クラスの選手に複数年で数億円の投資をしなければならない状況は現状の苦しさを浮き彫りにしています。

リリーフ陣もなんとかマジソンの契約延長にこぎつけ崩壊は免れましたが、山口鉄や西村など原監督時代にブルペンを支えた投手に衰えが顕著で、澤村の復帰目途も不明瞭、これといった若手投手も出てきていないことからこちらも戦力は不足している状況ですね。

コメント (1)
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