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❝会議は踊る、されど進まず ❞河野外務大臣安保理議長演説で注目度UP

2017-12-16 09:28:34 | 日記

北朝鮮の慈成男(チャ・ソンナム)国連大使「北朝鮮は、誰が何を言おうと、世界で最強の核軍事国家として、大きく発展するよう前進する」と❞米国ティラーソン国務長官が安保理会議で激しく応酬しました。議論をすることは良いことですが、❝会議は踊る、されど進まず ❞進みませんね。時間の経過は米国や、日本にとってはマイナスミサイル・核開発を進める北朝鮮にはプラスです。そろそろ臨界点を迎え、来年後半は行動が起こりそうです。それにしても、北朝鮮に対して一歩も譲らない強硬派河野外務大臣の評価が無策の前外務大臣と比較して、うなぎ登りです。

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国連安全保障理事会は15日午前(日本時間16日未明)、核実験やミサイル発射を続ける北朝鮮問題に関する閣僚級会合を開き、対応策を協議した。会合で演説した河野太郎外相は、北朝鮮に対する安保理制裁を国連加盟国が完全に履行することを通じて、非核化への政策転換を促す考えを強調。日本政府が発表した金融機関など19団体を対象にした対北朝鮮追加制裁措置について説明し、国連加盟国に「同様の措置を講じるよう要請する」と訴えた。

 北朝鮮に関する安保理閣僚級会合は4月に米国が主催した会合に続き、今年に入って2回目。

 2年間の安保理非常任理事国の任期が12月で切れる日本は、今月が月替わりの議長国である権限を活用し、北朝鮮問題の閣僚級会合を主導した。

 会合の冒頭、グテレス事務総長は、朝鮮半島情勢を「今日の世界で最も緊迫し危険な安全保障問題となっている」と指摘。緊張激化による偶発的な軍事衝突の危険性を繰り返し訴え、当事者間の「対話チャンネル」確立の重要性を強調した。北朝鮮に対し安保理決議を履行し、核・ミサイル開発を即時停止するよう求めるとともに、米国を念頭に「過剰な自信や危険なレトリック」を慎むよう呼びかけた。

 次に演説した河野氏は安保理制裁の履行に向けて「日本は、制裁履行に困難を抱える国々には支援する用意がある」と述べ、北朝鮮労働者の就労禁止措置などで打撃を受ける国に対し支援をする考えを示唆。さらに、北朝鮮のサイバー攻撃や生物化学兵器などの脅威に対応するため「国際ネットワーク強化の必要がある」と訴えた。

 ティラーソン米国務長官は中国やロシアに対して安保理決議の完全な履行を要請。そのうえで北朝鮮に対し「すべての選択肢はテーブル上にあり続ける」と強調しながらも「外交による解決を願う」と述べた。

 会合には、北朝鮮国連代表部によると、慈成男国連大使も出席した。

 閣僚級会合に先立ち、河野氏はティラーソン氏と会談し、北朝鮮に対する圧力強化で日米が一層緊密に連携することを再確認した。また、米国とカナダがクリスマス休暇明けの今月下旬に主催する北朝鮮問題を協議する関係国会合について、「問題解決に向けて効果的なものである必要がある」との認識で一致した。

コメント (1)
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