つむじ風通信

「信州うらの畑」へようこそ!松代町は長芋の産地で歴史の山、妻女山(斎場山)は我が里山です。

第6回仕官への道「風林火山」

2007-02-12 11:47:12 | 気まぐれ雑記


山本勘助は仕官を志し北条氏康に願いでるが、それを断られたので話しはいよいよ信濃に向かうようです。武田への復習をする為に今の浪人の身分のままだと、それも叶いそうにありません。戦国時代だともちろん今の時代と違って情報は皆、人づてだろうしそれも、いろいろな思惑や利害関係によってあっちに付いたりこっちに付いたりで忙しそうです。何か今の政治の党や派閥と状況はほとんど変わっていませんね。

ドラマの中では武田晴信は公家の娘と早々に結婚してしまいました。ドラマでは勘助のぼろぼろの身なりがやたら強調されていますが、それが又いまある立場、状況を物語っている様に見えます。
それにしても武田はなんで信濃に攻めてきたいのですか?ドラマの中でも甲斐の国は雨が降らず作物が育たないとの台詞が多かったですが、どうりで今でも山梨県では葡萄はじめ果物の産地ですよね。あまり必要以上の雨が降らないほうが都合が良いわけです。でも基本的に農業には雨は不可欠ですから、農民にとっても武家にとっても干ばつは死活問題です。

信州、信濃(長野県)は今でも県歌「信濃の国」に歌われて入る様に肥沃の地です。その為いずれ登場する上杉謙信にも攻められてしまいます。新潟も冬は降雪が多くて環境の厳しい土地ですから、少しでも南下したい気持ちでしょう。最終的には私が住んでいるこの川中島平で戦うのです。

次回、第7回は晴信初陣です。