つむじ風通信

「信州うらの畑」へようこそ!松代町は長芋の産地で歴史の山、妻女山(斎場山)は我が里山です。

個人的里山再生プロジェクトVOL.3「雨が多かったので、こんなに生えた!」

2007-09-14 11:46:05 | 野菜畑だより


山の私有林の看板の付け替えに妻女山に行って来ました。山も時どき様子を見に行かないと、不法投棄や倒木やとなにかしら起こるので時間がある時に登っています。といっても展望台のある長野市の駐車場まで家から10分しかかからないのですが・・。

又今の時期そろそろ、私達の秘密の場所?でもないですがにハタケシメジが生えているころかと思い袋も持参しました。その前に写真のキノコが倒木のところからどさっと生えているではありませんか!こ・こんなにも!!これは時期的に又、形から見てもナラタケモドキと思われますが、あまりこの山では見かけないのでどうかな?と思います。食可でナラタケに良く似たキノコです。昨日千曲市のいとこが山で同じものを採ってきたと言っていたので多分そうだと思います。でも多分では食べてはいけません。万が一がありますからね。

次の写真がハタケシメジで食可です。やはり市販のキノコとは全然味も風味も違いダシも出ます。


ほんの1時間ほどの作業やキノコ採りでしたが、その間にも妻女山への観光客が5~6台来ていましたね。そして展望台へ行く道すがらにかがり火の台を摸したのが2基設置してありましたが(以前のは壊れた)よりいっそうここが本陣か陣場平らと勘違いされてしまいそうです。正しい妻女山(本来は斎場山)については「モリモリキッズ」妻女山の位置と名称についてをご覧下さい。


(川柳)採れるかな キノコを思い  気もそぞろ     FUKI

個人的里山再生プロジェクトVOL.3

2007-05-13 18:38:34 | 野菜畑だより


夏野菜を植える季節なので昨日は午前中、ナス・キュウリ・ピーマン・スイカ・ヤーコン・トマトなどを植え、今日はかねてより我が家の里山に竹林を作りたいと思っていたので親戚にその為の小さい竹をもらいに行きました。

昔は地震がきたら竹やぶに逃げるが常識だと思っていたら、それは迷信でむしろ竹は根が浅いので山などに植えても地崩れの原因になるという話を先日聞きました。その為竹を植えようかやめようかと思案していたのですが、淡竹なら竹の子もそんなに勢いよく繁殖しないのではないかと思い、それに6月ごろ採れる竹の子がなんといっても魅力ですよね。昼ごろおじに竹を採っておいてもらっている間に親戚の山に行き、とても良いワラビを嬉々として採り終えた後そのまま10キロほど離れた我が家の里山に直行しその竹を植えました。植えるときのコツも教えてもらったので根がつくのが楽しみです。

その後、日曜日という事もあって「風林火山」の影響で観光客が沢山訪れている妻女山(赤坂山)にある家の山に入り小さめの木を20本ほど切り風通しを良くしておきました。山は自然のままだと数種の蔓の植物が繁殖し藪やぶで手の付けられない状態になってしまいます。適度に木や下草の伐採や刈り込みをする事で見た目にも木々にとっても良い環境になります。

今はその後遺症がすでに二の腕に出てきて筋肉痛になっています。ところでこの写真のキノコは千曲市の杏で有名な森地区の畑の隅に生えていたのですが、多分春シメジだと思うのですが親戚の人は杏茸と言っていました。でも杏茸はオレンジ色で香りも杏のような匂いがすると図鑑には書いてあり別のキノコなのは確実です。山菜でもキノコでも似て否なるものが多いので注意が必要ですね。よってこのキノコは今回は食べません。

今年の5月は気候の変化が激しくなかなか五月晴れの日がありませんでしたが、明日はどうやら良い天気らしいです。又仕事が忙しくなるのでしばらく山行きはお休みです。

ちなみに今朝TV放送された「遠くへ行きたい」で知り合いの長芋畑の収穫風景が映っていました。取材当日私達も近くの畑にいたのですが、父だけが機械を動かしている姿が画面に小さく写っていました。


(川柳)ワラビ採り  秘密の場所で  小踊りさ!      FUKI

師走の長芋堀り

2006-12-03 16:55:25 | 野菜畑だより


今日は師走始めての日曜日ですが、仕事もいよいよ追い込みで昨日からの冬型の気圧配置による冷え込みも関係なくいつもの如く長芋堀に精をだしました。

写真の晴天は11月の様子ですが、北アルプスがよく見え手前の山間部を1時間ほど西へ走ると大北地域(大町、北安曇野地方の頭を合わせてる)に抜けます。今年の秋から冬にかけては小春日和と呼ばれる晴天の日があまりなく暖冬ぎみの様子なので曇りがちな気温の高い冬になりそうです。夜に晴れると朝気温が下り放射冷却現象で昼間は晴れ気温も上がる良い天気になるのですが、暖冬の年こそ案外冬の終わり頃にかけてドカ雪が降ることがままあります。

師走の響きはそれだけでせわしなく聞こえて落ち着かないものですが、かと言ってすでに秋口からの重労働で首から下はインフルエンザの様に節々が痛く、精神的には神経も使うので(重機を使用してる)あれあれ幻覚症状が見えるほどの有様です。

世間的にはあっちこっちの県でプール金があっただの、知事がどうこうしただのとろくでもない話ばかりですが、まったく一度吸い上げた税金が割り振られると自分達のポケットマネーとでも勘違いしてるんでしょうかね。それよりどうしてそのような感覚の持ち主が知事や議員として当選してしまうのかも問題ですね。

と言ったところで、先日この近くの橋の工事現場と土手外の河川敷に近い畑からバックホーが2台も盗まれてしまいました。どこへドロボーは持って行ってしまったのか?とんでもない事です。昨年は我が家も畑に小さなポリタンク入りの燃料を抜かれたので今年は車に乗せて自己防衛をしています。

なにはともあれ残りの日々を安全に粛々とつつがなく送りたいものです。寒くて足が冷たいよ~!!


(川柳)稜線に  白い化粧の  冬将軍         FUKI

個人的里山再生プロジェクト「な、なんだぁ~!?」VOL.2

2006-11-23 20:14:47 | 野菜畑だより


今日は勤労感謝の日ですが、そんな休日とは関係のない仕事なのでいつものように朝から畑仕事をしていました。

7月の梅雨末期の豪雨で大、大被害にあった千曲川沿いの畑(大損です。)の長芋堀りもなんとか今日で終わりやっと土手中の畑へ移動する事が出来ました。先月の10月の16日から蔓壊しから続けての長芋堀りとほとんど休み無しの強行軍の日々でした。またその合い間に近くの里山に5~6回キノコ採りに出かけ、毎日キノコを食べ続けた事と毎日のアウトドアな生活で秋口より体重を4キロほど落とす事がで出来ました。

午後仕事の移動の合い間、里山の我が私有地に昨年作業をしておいた原木キノコの様子を見に行ってきました。もう一年目でナメコが生えてくるはずなのに、全然その気配がありません。菌を打ち込んだ木の種類が悪いのか、まだまだこれからなのか?その代わり写真の様にな、なんだぁ~!?白いサルノコシカケ科?のキノコが数本の原木にビッシリと生えていました。こ、これは食えそうにない!

個人的里山再生プロジェクトに早くも暗雲が立ち込めたか?いやいやもっと気を長くして待ってみよう。朝、晩の寒さがまだ足りないのかも・・。これからたびたび行って様子の観察が必要です。

今晩は長野恵比須講の大煙火大会です。この時期に行う花火大会は全国的にも珍しく、寒く澄んだ夜空によりいっそう花火の色が冴えて見えます。しかも今年で101回目の打ち上げで長い歴史のある花火大会なのです。

里山の天然キノコはついにそのシーズンを終えてしまいました。又来年を期待します。このごろ我が山にも猪は下りて来てない様子、15日から猟が始まっているので撃たれたかな?今年あちこちに出没して紙面を賑わせた熊もそろそろ冬眠の時期か?なにしろ野生動物との共生には無理があります。ペットとは訳が違いますからね。猿にしろ他の動物にしろ全国各地でどうすれば良いかがここ当面の課題のようです。


(川柳)恵比寿講に  夜空を彩る  大煙火
    
    澄んだ夜に   天まで上がり   華ひらく      FUKI  

長芋がコンニャクに化けました!?

2006-11-12 14:57:34 | 野菜畑だより


今日は前夜からの荒れた天気がそのまま影響し、朝から曇天でいつ雨が降るかと思えるような暗い空です。予定の畝だけは掘ってしまいたいと、畑に出かけました。がもう9時には雨が降り始め一度車の中に避難しました。しばらくするとやや青空が見えたので又作業開始です。今日は薬師山のお祭りなので祭典委員になっているYOSHIは朝から準備に出かけています。早朝から山の参道の草刈りをし、午後一時からいよいよ祭典の為薬師山に登ります。間少し長芋を掘りに畑に来ました。

そんな10時頃土手の上を一台の車が行ったり来たりしています。そのうち我が家の畑の方に来て、群馬県から来たが長芋とコンニャクを交換してほしいと言うのです。何々物々交換しろと?ワゴン車内を見ると20個ほどのK食品と書かれたかごにコンニャクが沢山載っています。これ全部と?それは無理・・。と思ったら家庭用に食べる分だけ欲しいとの事だったので二袋約20キロを袋に詰めそれと交換したのが一袋600円で売っていると言うコンニャクで黒コンニャク三袋と白滝三袋合わせ六袋もらいました。コンニャクは群馬県が産地として有名でしかも商品にするまでコンニャク芋は5年ほどかかる手間のかかる農産物なのです。長芋の値段より一袋余計にいただいてしまいました。

これだけあればしばらく買わなくてすみますね。その後も降ったり曇ったりの忙しない天気で気温も夕方に向けてさらに下り冬型の天気図になるようです。山沿いは雪に変るようですね。

今晩は貰った里芋とコンニャクで胡桃味噌田楽でも作ろうかと思っています。(この胡桃はカラスが我が畑に置いていった物です。結構集まりました。ハハハ!)


(川柳)芋掘りで  コンニャクゲットの  初体験      FUKI

「妻女山」個人的里山再生プロジェクトVOL.1

2006-11-11 16:54:55 | 野菜畑だより


歴史的に有名な山に、我が家もささやかな面積の土地を所有しています。養蚕の盛んな昭和30年代には桑畑にしており毎日背負い籠いっぱいに桑を摘みに出かけた山です。その後、国の奨励で唐松や赤松を植えたのですが近くに高速道路が出来てから、唐松は急速に立ち枯れ始め、赤松は松食い虫にやられてしまいました。その後檜を100本ほど植えたのですが、これはまだ成長するに時間がかかり今現在犬小屋ぐらいだったら造れる大きさにしかなっていません。

昨年あたりから高齢になった父の代わりに山の手入れを始めました。父は夏の畑仕事の比較的に暇な時期に下草刈りなどに行っていたのですが、まだスズメ蜂がブンブンいる時期なので何回か刺された事もあるようです。蜂は刺されるほどに命が危ないので、私達は冬の2月ごろなまってしまった体をほぐす意味でも又、蜂の危険もなく木々に葉も付いていない頃を選んで作業をしています。

この頃熊の出没が各地で騒がれていますが、山の手入れをしなくなったと言うより山から薪などの燃料や山を畑として利用する必要がなくなってしまったので、山を所有している家でもほったらかしにしているのが現状です。熊も山と里の区別が尽きずらい環境に餌が山奥になくなると里に出てきてしまうのでしょうか。一度残飯の味を覚えると又食べたくなるのは熊も人間と同じでしょう。先日も軽井沢でホテルのケーキの残飯目当てに連夜熊が出没し、結局麻酔を射ち移動中に死んでしまったそうです。スプレーをかけ威嚇してから山に帰す方法は効果があるんでしょうか?熊は柿や栗が好きな様なので人里離れた深山にそれらの木を植えたほうが良いんではないかと思います。

ところでこの里山にも猪はいます。これもここ10年ほどで、以前は南信の山にはいるとされていましたが北信の山にも増えてしまいました。噂によるとイノブタを飼っていた畜産農家が辞める時にそれらを山に放したとか・・。熊も1~2キロ離れた地域に朝親子連れが出没しているそうです。

なにはともあれいったん利用されなくなった荒地を再生するのは時間と労力がかかりそうですが、3年ほどで利用できる里山に替えていこうかと思っています。私達の他にもこの山を利用して仕事をしている個人?会社?がありそこは止め山になっていますのでご注意してください。

写真の右手前に善光寺平を一望出来る展望台があります。紅葉は今日もっと進んでいました。(写真は10日ほど前の物です。)
宮城県ナンバーの車が停まっていました。随分遠くから来たもんですね。

そうそう来年から「山本勘助」で大河ドラマが始まるのですが、それに合わせ山道の整備としてカーブミラーを付けたり側溝に蓋をしたりと、ある程度改善はされたのですがこれが又中途半端な仕事の仕方で道のすれ違いが余計に危なくなったと言う感じです。蓋がされているつもりで避けたら側溝が開いてたと言う場所が多々あります。カーブでの桜の木も視界を遮りよく見えない所もあるので、どっちみち狭い山道ゆるゆると登って来て下さい。下から展望台まで車で数分です。眺めはいいですよ!


(川柳)秋深く  枯れ葉のジュータン  一人踏む       FUKI

文化の日、長芋を堀る。

2006-11-03 20:22:11 | 野菜畑だより


今日は晴れの特異日の11月3日ですが、まさしくそんな日にふさわしい千曲川の流れを望む小春日和の一日でした。松代町の長芋堀の作業は我が家でも今日から始まり、少し汗ばむ太陽の下で仕事に励みました。写真に写っている川が氾濫したのは梅雨も末期の7月の事でした。岡谷では土石流災害があり、4日ほど降り続いた雨に家屋を流された人、田畑が浸水した人、まさしくこの河川敷も水害にやられてしまい長芋はじめ、桃やりんごなどの農産物が大被害にあってしまいました。

半分天災、半分人災のような今時の災害はときたま自然の恐さを我々にまざまざとみせつけます。

三連休の初日各地では色々なイベントがあったようですが、近くの道でも18台のバイク野朗が爆音をたてながら何処かへと走り去っていきました。



我が家の一番遠くにある長芋畑は、周りは桃畑に囲まれています。バックフォーで深い穴を畝に掘っておいてから又シャベルで掘り出していきます。火山灰土でない千曲川の堆積土ですので今回の洪水で土がしまってしまいいつもよりなかなか苦労のする作業になっています。

今年は暖冬傾向の予報なので(当たるか?)、あまり焦らずしゅくしゅくと作業を進めていきたいと思っています。

今晩は先日貰った芋違いの里芋で芋煮汁をつくりました。もちろん以前私達が採っておいたハタケシメジの冷凍もしっかりと入れました。美味しかったです。


(川柳)うらうらと  とんびが舞う空  芋を掘る       FUKI

秋、長芋畑は茶色のパッチワークになりました。

2006-10-30 20:24:55 | 野菜畑だより


ブログ「信州 うらの畑」でたびたび紹介する、妻女山の展望台から見た長芋畑の全景です。写真奥に千曲川が流れその向こうは長野市街地が広がっています。右手山並の一番高く見えるのが飯縄山です。

畑もすっかり茶色のパッチワークのようになっていて、今は蔓壊しや長芋堀にいよいよ秋の深まりと共に畑仕事も忙しくなってきています。



我が家の畑も全部の蔓壊し、支柱取りが終わり蔓の片付けの為にこれを燃やします。全景写真の中でも煙があがっているのが見えます。毎年シーズンになるとあちこちから煙があがるので長芋畑の名物になっていますが、携帯の普及と共に消防署に通報してしまう人もたまにはいるのでなるべく一度に燃やさないようになったのか環境に配慮しているのかは分かりませんが、農家も仕事がしづらくなったものです。

そんな今日の午後仕事が早くきり上がったので我が家の山の境界の確認に小一時間ほど山に行ってきました。今どこの里山も個人の家での手入れは昔に比べて行われていないのが原状ですが、なにもしないと山は荒れ放題で以前にもこのブログで紹介したようにアケビ・アレチウリ・クズなどの蔓せいの植物で覆いつくされてしまいます。

幸い我が家の山は出入りしやすい場所なので、自分達でもたびたび手入れに行く事が出来ます。その代わり他人にも入られやすく缶や不燃ゴミのポイ捨てがされやすい場所でもあります。その為に景観的にはやりたくないのですが、一応入山禁止の止め山にしてあります。(でも松茸は生えていませんよ。)

そんなこんなでぼちぼち蔓などを切っていましたら下の道をおじさんが一人でビクを下げ山を下ってきました。「キノコあったかね?」と声を掛けられましたが「はあ~。」と空返事をしておきました。後で私の方からキノコありましたか?と声をかけるとビクの中には紫シメジが30本ほど入っていました。良かったですね~と言ってあげましたが、キノコ好きの私としては心の中でく、くやしい~と思っていました。

あ~ぁ体が二つあればあっちの事こっちの事と出来るのですがまぁそんな事を考えているほど忙しい人は世の中にいっぱいいると思いますけどね。この先はしばらく秋晴れが続きそうです。暖冬傾向の様ですがこう言う年は冬後半になってドカ雪が降りやすいのです。でも12月いっぱいまでは出来るだけ暖かいほうがいいですね。


(川柳)秋晴れに 煙たなびく 芋畑         FUKI

長芋畑のスプリンクラー設置

2006-08-09 11:39:23 | 野菜畑だより


梅雨明け以来雨らしい雨が降らないので台風の雨を期待していたのですが、急カーブをえがいて東寄りにコースを変えてしまい長野県北部の空は朝のどんよりとした雲もすっかりとれて天高く秋の様な空になってしまいました。

農作物にとっては適度な雨が必要ですので、冠水の為のスプリンクラーを長芋畑に設置しました。帰郷中の親戚も数人加わってやったので仕事もはかどり、さっそく地下水を汲み上げて乾いた畑に水がシャワーの様にまかれました。

ところどころに出ている雲はやはり秋を思わせるような形で、この暑さも残暑に近い感じです。冷たい地下水に喜ぶ甥っ子は、仕事の手伝いの後も跳んだりはねたりその有り余るエネルギーを発散していました。

久々冷夏になるのではないかと予想していたこの夏ですが、ここ何日かの30度を越す暑さも落ち着き一気に秋めいてしまい地元松代高校の甲子園での昨日の試合がやっぱり夏真っ盛りなんだと気づかせてくれる出来事でした。

県知事選挙では又旧体制に戻りそうな結果になってしまいましたが、報道されていない部分での情報や新知事の会見を見るとまたまた県政が遠く県民と離れた物になってしまうのは目に見えています。とにかく選挙は若い世代が行かないので投票率もあがりません。出馬出来る人が限られてしまうのも問題です。でも自分の仕事をほっぽり出して立候補出来る立場の人は早々いませんしそうなると政治畑を歩いてきた人になってしまうのでしょうか。

ともあれこの今年の梅雨に大打撃を受けた長野県岡谷地区や、千曲川沿岸で洪水の被害にあった人々が一日も速く復旧する事を願っています。


(川柳)秋めいて  トンボがスイスイ  高い空

    地下水に  歓声上げて  水浸し            FUKI

アピオス畑に蔓がはう。

2006-07-17 09:21:50 | 野菜畑だより


春先に植えたアピオスの蔓がどんどん伸びています。長芋畑の作業におわれアピオスの為の支柱を立てるのが少し遅れたら、あれよあれよと言う間に蔓がこんなに伸びて地をはってしまいました。

昨年作った場所の堀り残しのほんの小さな芋からこんなに繁殖したのです。作物としては非常に繁殖力、生命力が強いようです。この作物の栄養価などについては以前このブログでも書きましたが、あと三箇所にも植えてあるのでこの様子だと昨年の10倍以上は収穫出来そうです。

今日、海の日も梅雨前線が活発で昨日、今日あたりは気温もグッと下がり久びさ涼しい空気を感じる事が出来ています。でも長野県人御用達の新潟の海水浴場も、この悪天候では風邪をひいてしまいそうですね。この雨はあと3~4日降り続く様ですがこれがたぶん梅雨末期の大雨になるのではないかと思います。あまり降りすぎると、千曲川が増水してしまいます。ここ何日かの気象情報には目がはなせませんね。

それから写真にも少しの花が写っていますが、アピオスの花は物凄くつき鈴なり状態になります。とてもかぐわしくない?その臭いですがまたそこに集まるであろう蝶の写真でも撮れたらいいなと思っています。

(川柳)海無し県  山の日は  ないのかな?         FUKI



黒いトマトはどうなった?

2006-07-14 16:16:48 | 野菜畑だより


以前黒いトマトの苗を植えた事を書きましたので、その後どうなったかですが・・・。赤いトマトがひとつなっていますが、これは一緒に買ってきたフルーツトマトです。ぼちぼちなってきていてもう食べられますね。



このまだ青あおとしているのが、これから熟して黒くなるであろうトマトの様子です。普通のトマトより茎に近い部分が緑も濃いように思われますが、この次は赤くなるんでしょうか?そしていよいよ黒くなっていくんでしょうか?

トマトの原産国はたしか南米のペルーだそうですが、そこではまるきしトマトの茎や葉はほぼ枯れるに等しい位の状態でそこに小さなトマトが幾つも赤々とした実を付けていました。と言っても先日のTVで見たのですが。なのでトマトを甘くするにはなるべく最小限の水分があればいいのです。小さいトマトは大丈夫ですが、大きいトマトを作る時には寒冷遮などで苗をグルット囲わなくてはなりません。ウィルスに弱いので管理が難しいのです。

昨年はお盆過ぎまで三日と開けず雨が降り続いたので我が家のトマトは実は付けても茎、葉が茂るだけでついにほとんど赤く熟さず夏が終わってしまいました。

今年は又新しく黒いトマトも植えたのでこれからが楽しみです。


(川柳)じっと待つ 黒くなるか このトマト

    コンドルが トマトの上を 飛んでいく        FUKI  

「紫サヤインゲン」を茹でると?

2006-07-08 20:45:20 | 野菜畑だより


うらの畑の野菜がこんなに茂ってきました。この畑の奥の方にtoeさんから譲りうけた、紫のサヤインゲンがそろそろ採り時と言うより、次から次へと沢山の実を付けてきています。写真はその様子です。



紫の花に茎や葉っぱにも紫色が入っています。一日採らないとあっと言う間に巨大化するので、毎日収穫して炒めたり、天ぷらにしたり味噌汁の具にしたりと色々に使っています。

この紫色は火を通すとあっと言う間に緑色に変わってしまいます。そう言えば紫のオクラも火を通すと濃い緑色に変わります、と以前行った種苗店に書いてありました。

これから色々な野菜たちがもっと採れてきますが、肝心な事はカラス退治です。以前このブログで紹介した鳥避けの黄色い特殊な糸を張ったり、ヒラヒラテープを付けたりと大変です。人間とカラスの知恵比べ、どちらが勝つか・・と言ったところでしょうか。

(川柳)カァカァと 頭の上で バカにされ

    野菜食べ  夏限定の ベジタリアン      FUKI




「黒いトマト」夏野菜の苗を植えました。

2006-05-15 19:06:59 | 野菜畑だより


5月も中旬になり、夏野菜の苗などを植えている姿があちらこちらで見られるようになりました。我が家では、野菜の苗は基本的にJAへの一括注文で買うのですが、その他新顔の野菜や注文には無い物はちょっと離れた種苗店へ買いに行きます。

その中でちょっと目を引いたのが、黒いトマトの苗でした。とは言っても苗そのものはごくフツーで、果実が熟してくると黒く変わってくるそうです。あまくて美味しい、リコピンがより多い、美肌効果ありとなればこれ買わない訳に行きません。たったひと苗ですが植えてみました。トマトは必要最低限の水だけで育たないと甘味がのらないのとウィルスに弱いので寒冷遮などで囲う必要があります。ミニトマト・中玉・大玉と大きくなるほど育てるのが難しくなります。他に紫オクラなんてのも売っていましたが火を通すと濃い緑になるそうです。

ほとんど自家用野菜だけなのですが、特に夏野菜は収穫期に一気に沢山生るので食べきれない事が多々あります。写真の畑の他にもう5箇所に苗や種を蒔きます。



写真の手前は生ネギで余った分ですがその向こうのあんどんを被せてあるのが、辛い唐辛子でその次は秋に掘る牛蒡と長ネギで次に種無しブラックボール(スイカ)と坊ちゃんと言う名のミニカボチャが植わっておりトンネル仕立て(ある程度成長するまで朝晩の寒さや風などから苗を守ります。)にしてあります。全体としてのこの季節に植える野菜は、メインの丸ナス・キュウリ・トマト・唐辛子・ピーマン・ゴーヤ・トウモロコシ・牛蒡・カボチャ・ジャガイモ・サツマイモ・スイカ・アピオス・ヤーコン・白ゴマ・黒ゴマ・枝豆・小豆などです。

今回の新顔野菜やご当地野菜、初めて植えた野菜は先ほど紹介した黒いトマト・万願寺唐辛子伏見甘長唐辛子(京野菜です。)・サラダ用キューリ・ラッキョです。他にすでに一年中、自分の株分れや落ちた種でニンニク・ノビル・青シソ・緑化ウド・ハーブが生えています。

このように書いてくるとまるで八百屋さんが開けそうです。中でも新顔野菜や生産量の少ない野菜は一部の高級スーパーやレストランなどでしかお目にかかれないようです。又それらがTVなどで取上げられると、あ!っと言う間に話題になるのでTVの力は恐るべしです。それから地域的に特に外せない苗は、長野県の郷土料理に丸ナスを使う「おやき」があるのでどこの家でも長ナスより丸ナスを多く植えます。自家用なので多少の虫食いや見た目を考えない分だけ消毒もやらないか、必要最低限にするので安心して食べられます。近じか農薬の使用規制が200何種類から800何種類に一気にふえるとか・・。作物の残留農薬を気にする消費者が増えているのが理由らしいですが、実際出荷するとなると味とは比例しないブランドや見た目を気にする流通業者や消費者がいる限り、見た目がよく農薬も使わない作物を作るなんて不可能です。特に果樹や葉物は難しいし出来ても手間が掛かり大量生産出来ないので原価がむしろ高くなってしまいますね。

ニートを農業従事者にしようとか、ビルで米などの農産物を作ろうとかの発想が出てくる人達は今すぐ現場の畑に見学に行ってみたらどうでしょうか。定年後の晴耕雨読のような感覚なんでしょうけどこの先どうなるんでしょうね~。と日本の自給率の低さを心配しています。ともあれこれから成長していく野菜たちを食べるのが楽しみです。

(川柳)平成版 粗食の薦めは ベジタリアン

    カラスたち 収穫前に  試食する          FUKI 



信州、松代「長いもの種切り」

2006-05-08 13:18:12 | 野菜畑だより


5月に入ってからゴールデンウィーク中にず~と作業をしていた長いもの種切りも後わずかになりました。春堀りの長いもの中から種用に取っておいた物を7~8個にカットし、切り口に消石灰を付けて庭や畑などに並べて乾燥させます。家により数は違いますが、3万個前後の種芋を手作業で切ってひとつひとつ並べていくので、ちょっと写真を見ただけでも気が遠くなりそうな数量です。初めてこんな光景を見た来訪者は皆ビックリします。長いもが日にあたって乾いていく時にはしシワシワとした音がします。これは昔お蚕さんが桑の葉を食べている時に出る音とよく似ていますね。

作物は実から採れる種やそだてた苗、また長いもやジャガイモなどのようにそれ自体を切って種にするなど色々な方法があります。これらは中旬位から畑に植え付けていきます。松代町の長いも畑は千曲川の上質な堆積土で形成されており作物もスクスクと成長していきます。又種を植えてから秋以降収穫するまでの生育期間が長いので十分に栄養がある長いもが出来ます。

五月に入ってやっと春らしい日が増えてきました。今年はほどほどの雨で、夏もあまり暑くならないようにと願っています。

(川柳)五月晴れ  我が庭園?は  芋だらけ!
   
    種切りで  帰省、行楽  他人ごと       
    
    慎重に  並べた芋に  けつまずく            FUKI
    


信州松代、春の長いも畑

2006-04-28 10:01:24 | 野菜畑だより


今日はやっと4月に入って一番の晴天に恵まれています。信州、松代の長いも畑もほぼ耕運機をかけられ、さらにより深く土を耕すトレンジャーと言う機械がかけられて段々と植え付けの準備が進められていきます。

長いも畑の全景には畑の上に千曲川の水面が少し見え、北アルプスと戸隠連峰の一部も見えています。この川の土手は先日に長野マラソンの最終コースに使われており、河川敷には(左岸)下流にわたり一面の桃畑が広がっていきます。これからの開花時期(今年は4月下旬頃から)には、正に桃源卿と呼べる様な景色になりピンクのジゥータンが敷かれたようで超穴場のお花見場所になります。(ただしサイクリングロードの左岸土手で見るのがベスト、花見の誘客はしていません。)

我が家のうらの畑にもトレンジャーがかけられ、これからは長いもの種きりが始まります。10日ほどかかるので毎年ゴールデンウィークも関係ありません。

今年の春は悪天候が続き気温も低めで自然も全体的に遅れているようです。桜前線も長野県では平地から山手の標高の高い地域に移っていきました。これからお花見が出来る花としては桃やハナミズキなどでしょうか。

仕事の合い間の晴れの今日は洗濯、掃除、布団干し、春衣料への入れ替えなど忙しくなりそうです。明日29日は地元の神社の春祭りを始め、上田の真田十万石祭りなど各地で色々な行事があるようです。

これからの観光シーズンを横目に、私は旬の筍や山菜など「食」で春を満喫しながらゴールデンウィークを忙しく働いて過ごします。

                       
                                                         
                  もう一枚春を感じる写真、菜の花と柿の木越しに見た青空です。        


(川柳)渋滞の ニュースを見ながら ほくそ笑む

    連休は  我が里山も  観光地              FUKI