バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

出だし…2012

2012-11-18 05:13:01 | やっぱりミニバス!
平成24年11月 18日 日曜日
 
「出だし…2012」


『スタートダッシュで出遅れる♪

どこまで行っても はなされる♪

ここ~で お前が負けたなら♪

オイラの生活~ ままならぬ♪』
〔走れコウタロウ…より〕

さて、スタートダッシュでイッキに最大限の力を爆発させるとは、…フィジカル面を準備させて、

それを支えるメンタル面の準備状態を、戦闘モードにまで高めておくことです。

そのためには、フィジカルもメンタルもスキルも…すべて、

最初の瞬間が、いつ訪れてもいいようにアドレナリン全開にして、

なおかつ、心は静かな水面のごとく冷静でなくてはなりません。

そんな体と心が一致した状態など神の領域です。

しかし、人はその状態を作り出すことができるのです。

第一試合、第1Qのティップオフ…バスケゲームの出だしです。

うちも相手チームも同じ条件です。

ここで気持ちを据えて、自分達を見失わず…ゴールを焦らず、ガッチリと相手と組み合うことです。

最初はいかなる相手とも…0対0 から始まるのです。

そのスタートを、いかに自分達のチームのプレースタイルで試合を展開することができるか…にあります。

ここでは、ゴールを焦りミスを重ねないこと

練習で作り上げたディフェンスをやりきることです。

最初の1分はガッチリと組み合う試合をする。

耐えながら自分達の試合にしていくこと…

相手の流れになろうとしていても耐えて、あきらめずに、ひたすら粘ってチームのプレーをすることです。

この出だしのプレーを意識して…プレーヤー全員が果敢に攻めていくことです。

受け身にならずに気持ちで攻めていくことです。

この気持ちの強さの差が結果に繋がるのです。

もうひとつの出だしは…後半、3Qの出だしです。

ここを集中しないと一瞬のゆるみが、ミスを重ね…あっという間に一気にもっていかれます。

特に、勝ちパターンで来ているチームが逆転されるのは、この後半の出だしの一瞬の気のゆるみから崩れていきます。

後半の出だしは、その時点の勝ち負けの状態を意識しないことです。

1Qの出だしと同じ気持ちで入ることです。

ガッチリと相手と組み合う意識で…0対0 の状態と思って入ることです。

勝ち負けを意識しないことです。

ここの互いのチームの、試合にこだわる意識の強さが…結果を自分のものにするか、しないかの分水嶺になることを、

チームメンバーはしっかりと共有しなければなりません。

結果は、ゲームオーバーのブザーがなる瞬間までわからないのです。

そのために、スタートの出だしのプレーが大事なのです。

健闘を祈ります!