バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

勝ちにこだわる…2012

2012-11-12 06:20:22 | やっぱりミニバス!
平成24年11月 12日 月曜日
 
「勝ちにこだわる…2012」


ミニバスの子供達には、コーチとして、『勝つことにこだわれ…』と言っています。

以前は、『勝つことをねらうな! 負けることを怖れるな! 全力・集中・仲間のために! そうすれば、結果は必ずついてくる。』と言っていました。

今の子供達は、夏場から秋口の連戦の練習試合によって、チーム力がついてきました。

その中で、子供達は勝つことの喜びを知り、負けることの悔しさを体験してきました。

ですからコーチとして、残すところ4か月余りの…ミニバスを心から楽しいと思ってくれるために、ここにきて、敢えて子供達に、

『目標を掲げて、勝ちにこだわれ! 負けることを怖れず、あきらめない心で…自分達が考え、自分達のゲームにこだわれ! 全力! 集中! 仲間のために!』と言っています。

『勝つことにこだわれ!』というと、勝利至上主義を押し付けているように思われますが…私の真意は違います。

子供達のチーム力の全力を引き出すためには、チームのメンタルの強さが必要です。

そのために、最後まであきらめないゲームをするために、いかなるゲーム展開になろうとも、

気持ちとして、勝つことにこだわれ!と言っているのです。

勝つことを目的にしているのではありません。

最後まで、自分のために、仲間のためにあきらめないプレーをしよう!…ということです。

勝ちにこだわった、あらゆる努力を惜しまず、結果を怖れずにトライした結果…勝利を手にすれば、喜びは大きく、たとえ負けたとしても、負ける悔しさを味わうことで、

そのあきらめないプレーは、次の成長に必ずつながるのです。

負ける悔しさを味わうためには、勝つ喜びを知ることが必要なのです。

そうすれば、子供達はミニバスの本当の楽しさを知り、次に向かっていくことが出来ると思います。

そのような気持ちで…次に向かってくれるために、コーチとしての役割を果たすのです。