平成24年11月 3日 土曜日
「得点とターンオーバー…2012」
プロ野球では、ホームラン王が同時に三振王であることはよく聞きます。
ホームランを狙って振り抜くバットスウィングのスピードは並外れたものです。
思い切り振り抜くことは、三振のリスクを伴うのでしょう。
しかし、ホームラン王の打者が三振王であっても、キッチリと打率や打点を残すことでチームに貢献しているようです。
だから、三振の多さもチームとしては許容されるのでしょう。
さて、バスケの場合です。
試合のBOXスコアで得点として記録されるのは、
通常のシュート…FG、3ポイントシュート…3P、フリースロー…FT、による得点数が得点記録になります。
シーズンを通して、得点記録がトップの選手は得点王と呼ばれます。
この得点記録の対極にあるのが、ターンオーバー…TOという記録だと思います。
ターンオーバーとは…端的に言えば、シュート以外で攻守が入れ替わること
具体的には、パスミスやボールファンブルなどのミスプレー、パスカットなどでボールを奪われるスティール、
24秒・8秒・5秒・3秒ルールのタイムオーバー、
トラベリング・ダブルドリブルなどのヴァイオレーション、
…などをターンオーバーと言い、これをして、ボールを相手ボールにしたオフェンス選手には、ターンオーバーの回数が記録されます。
当然のごとく、ターンオーバーを多く記録する選手は、悪い評価に繋がります。
たとえ得点力や突破力などの攻撃能力が優れた選手でも、
ターンオーバーが多い選手はオフェンスプレーヤーとして…信頼性に欠けますから、使われる機会は少なくなると思います。
特に、ターンオーバーでもプレータイムが止まらないミスプレー、スティールは…攻守が入れ替わってもプレーは続きますから、相手チームのカウンターブレイクとなり、相手チームの得点に直結するものです。
ですから、このターンオーバーを繰り返す選手はプレーヤーとして使うには、チームとしてはリスクがあります。
ターンオーバーとは、いわゆる野球におけるホームラン本数に対する、三振数の記録みたいなものです。
ただし三振が多くても、それを上回るホームラン本数や、打点数などが多ければ…チームの得点力に貢献していますので、
そういう選手は、チーム貢献度という評価からみれば、レギュラーとして使われます。
バスケの場合も、通常はターンオーバーが異常に多い選手でも、得点能力が異常に高い選手…シーズンを通じて得点王になるような選手であれば、
TO数に関わらず、スターティングプレーヤーとして使われるのでしょうか?
シーズンを通した結果、チーム成績を上位にするためには…チーム力を総合的に考えて判断することが大事だと思うのです。
得点王といえども、TO記録もトップの選手を使うという判断をする考え方については、TO記録のうち失点に直結した場合を把握して…
得点記録による、得失点をデータとして分析し、得点王といえども、得失点記録がマイナスの赤字になる場合は、
チーム力として貢献していないと判断できるのですから…
TOを無くすプレーを意識させ慣熟させる練習をして、試合でのTOによる直接的な失点を極限することだと思います。
これをすることによって、チームとしてのTO記録を極限し…チームの得点力が相対的に上がり、オフェンス力としてのチーム力が向上することで、
シーズンを通したチーム成績の結果をさらに上位にすることができると思います。
その上のさらなる上位を目指すならば、そのオフェンス力をもって、徹底したチームとしてのディフェンス力を強化することです。
オフェンス力とディフェンス力のどちらを重視するかは、コーチの考え方によると思いますが、
私は、まずファンダメンタルからチームのオフェンス力の基本を作り、
それに対応するディフェンス力を1on1のスキルから、
2on2、3on3、4on4によって、チームのディフェンス力を練り上げて、
相手の得点力を抑えることを重視し、負けないチーム力をつけることが、第一に目指すチームスタイルだと思っています。
そして、そこからオフェンス力をつけ、それに対応するディフェンス力を向上させて、
オフェンス力とディフェンス力がスパイラルに絡み合って、チームの総合力が上がっていくのだと思います。
「得点とターンオーバー…2012」
プロ野球では、ホームラン王が同時に三振王であることはよく聞きます。
ホームランを狙って振り抜くバットスウィングのスピードは並外れたものです。
思い切り振り抜くことは、三振のリスクを伴うのでしょう。
しかし、ホームラン王の打者が三振王であっても、キッチリと打率や打点を残すことでチームに貢献しているようです。
だから、三振の多さもチームとしては許容されるのでしょう。
さて、バスケの場合です。
試合のBOXスコアで得点として記録されるのは、
通常のシュート…FG、3ポイントシュート…3P、フリースロー…FT、による得点数が得点記録になります。
シーズンを通して、得点記録がトップの選手は得点王と呼ばれます。
この得点記録の対極にあるのが、ターンオーバー…TOという記録だと思います。
ターンオーバーとは…端的に言えば、シュート以外で攻守が入れ替わること
具体的には、パスミスやボールファンブルなどのミスプレー、パスカットなどでボールを奪われるスティール、
24秒・8秒・5秒・3秒ルールのタイムオーバー、
トラベリング・ダブルドリブルなどのヴァイオレーション、
…などをターンオーバーと言い、これをして、ボールを相手ボールにしたオフェンス選手には、ターンオーバーの回数が記録されます。
当然のごとく、ターンオーバーを多く記録する選手は、悪い評価に繋がります。
たとえ得点力や突破力などの攻撃能力が優れた選手でも、
ターンオーバーが多い選手はオフェンスプレーヤーとして…信頼性に欠けますから、使われる機会は少なくなると思います。
特に、ターンオーバーでもプレータイムが止まらないミスプレー、スティールは…攻守が入れ替わってもプレーは続きますから、相手チームのカウンターブレイクとなり、相手チームの得点に直結するものです。
ですから、このターンオーバーを繰り返す選手はプレーヤーとして使うには、チームとしてはリスクがあります。
ターンオーバーとは、いわゆる野球におけるホームラン本数に対する、三振数の記録みたいなものです。
ただし三振が多くても、それを上回るホームラン本数や、打点数などが多ければ…チームの得点力に貢献していますので、
そういう選手は、チーム貢献度という評価からみれば、レギュラーとして使われます。
バスケの場合も、通常はターンオーバーが異常に多い選手でも、得点能力が異常に高い選手…シーズンを通じて得点王になるような選手であれば、
TO数に関わらず、スターティングプレーヤーとして使われるのでしょうか?
シーズンを通した結果、チーム成績を上位にするためには…チーム力を総合的に考えて判断することが大事だと思うのです。
得点王といえども、TO記録もトップの選手を使うという判断をする考え方については、TO記録のうち失点に直結した場合を把握して…
得点記録による、得失点をデータとして分析し、得点王といえども、得失点記録がマイナスの赤字になる場合は、
チーム力として貢献していないと判断できるのですから…
TOを無くすプレーを意識させ慣熟させる練習をして、試合でのTOによる直接的な失点を極限することだと思います。
これをすることによって、チームとしてのTO記録を極限し…チームの得点力が相対的に上がり、オフェンス力としてのチーム力が向上することで、
シーズンを通したチーム成績の結果をさらに上位にすることができると思います。
その上のさらなる上位を目指すならば、そのオフェンス力をもって、徹底したチームとしてのディフェンス力を強化することです。
オフェンス力とディフェンス力のどちらを重視するかは、コーチの考え方によると思いますが、
私は、まずファンダメンタルからチームのオフェンス力の基本を作り、
それに対応するディフェンス力を1on1のスキルから、
2on2、3on3、4on4によって、チームのディフェンス力を練り上げて、
相手の得点力を抑えることを重視し、負けないチーム力をつけることが、第一に目指すチームスタイルだと思っています。
そして、そこからオフェンス力をつけ、それに対応するディフェンス力を向上させて、
オフェンス力とディフェンス力がスパイラルに絡み合って、チームの総合力が上がっていくのだと思います。