バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

今を大事に!…2012

2012-11-06 05:34:06 | やっぱりミニバス!
平成24年11月 6日 火曜日
 
「今を大事に!…2012」


何事にも結果はあります。

その結果には原因があります。

結果は目標とも言い換えることができるでしょう。

目標とは達成すべきものです。

その目標という結果を目指して考えて…そして行動するのです。

行動することが大事です。

行動しなければ、結果は出ないでしょう。

自分の目指すものに行きつかなければどうしようと思い…

そんな結果はイヤだと悩むことで怖れが生まれ、行動できなくなっていく!?

しかし、行動しなければ…いかなる結果も出ないのです。

だからといってむやみに、焦って行動しても結果は失敗するのでしょう。

例えば、シュートすることがひとつの結果であるならば、自分だけで強引に考えて、焦った判断から、間違ったシュートをすること、

シュートに行って、ディフェンスに完全に阻まれて、

つぶれるか、ファンブルするか、トラベリングするか!?…で相手ボールになってしまい、シュートという結果を得ることはできなかったこと、

このシュートという結果は、チームが求める結果です。

個人が求める結果でもありますが、仲間が繋いできた、チームのボールをシュートするのです

ボールを仲間で繋ぎ最後にシュートで完成させるのです。

ですから、その強引なシュートに行きチームの目指すものをつぶしたことと、

チームの他のメンバーが彼に強引なシュートに行かせたこと、

もっと言えるのはチームにそういうシュートをさせた指導者の責任です。

その強引なシュートがうまくいき結果を得ることができたら…その指導者は、そのシュートプレーをほめるのでしょうか?

つぶされて投げ捨てたボールがリングに入れば結果を出したのですから…よいのでしょうか?

それは違うと思うのです、前にも書きましたが…結果に至る過程が大事で、最善の過程の積み重ねが結果に繋がるのでしょう。

ボールを、シュートという結果を目指しチームで繋ぎ…シュートをするべき者がシュートをして終わる。

それでシュートを外してもチームが目指した過程は正しいのです。

その正しい流れでシュートを外したのは最後にシュートを打った個人の能力が原因だと思うのです。

そのプレー全体は間違っていません。

その正しいプレー過程を経て…外してしまったシュートはチームの結果としては間違っていません。

問題はチームとして打つべきシュートを打ったか!?…ということです。

そのことを指導者は当然ですが…そのシュートをしたプレーヤー、そのシュートをさせたメンバーは、しっかり考えるべきなのだと思います。

それがチームとして悔しい結果に終わったならば…悔しい結果から学ぶべきは、その悔しい結果を繰り返すことのないように、

どうするのか考えて次の行動に繋いでいくことです。

その時に結果を追い求めるのではなく…

今!目の前のプレーに集中し、

今!そのプレーを行う

例えば、ボールをしっかりキャッチすること…キャッチする瞬間に次のプレーを焦るからミスをする、

ゴールを狙うこと…それは間違っていません。

しかし、ゴールだけしか見てないから強引なシュートに行く…強引なシュートに行ってつぶされる。

ゴール下の仲間だけを見るから…ディフェンスがねらっているところにパスを出す、

また、パスを出させる。

そんなパスはカットされる結果になるのは当たり前でしょう。

大切なのは…、その瞬間の…、今!どのようにプレーするのか?

その「今!」を考えて…ひとつのプレーを大事にしなければならないのです。

そんな次を焦るプレーを繰り返すのはなぜなのか?


追い求めることなく…コツコツとひとつひとつのプレーを積み上げていくことがベストな行動だと思います。

今のプレーをしっかりと行うことをしなければ、目指す結果を得ることはできないのです。

そして、頭を真っ白にしないことです。

そのためには、一瞬止まって視野をとって判断することです。

プレーの流れのままに、次はシュートしかないと思い込むから強引なシュートに行ってつぶされる。

パスが通るか通らないか…

どこにパスを出すべきか…

どこでパスを受けるべきか…

一瞬の視野と、一瞬の判断がないからパスがカットされる。

「今!」を大事にしないから、目指す結果を得ることができない。

確かにこのことは言葉で言うことは簡単ですが…実際にやるとなると難しいでしょう。

しかし、子供達は試合を積んで経験してきています。

プレーヤーとして成長はしていますが、同じ誤った結果を繰り返しているのも事実です。

そこはメンタルな部分です。

メンタルな強さ、冷静さは経験によって培われるものです。

コーチは繰返し指導を続けていくしかありません。

結果を追い求めるのではなく、結果を見据えた…今! のプレーのひとつひとつに集中すること

子供達ひとりひとりが…今! を確実に繋いでいくことで結果を得ることができるのです。

そうすれば…結果はついてくるはずです。

結果は追い求めるものではないのです。