バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

自分が果たすべきこと…2012

2012-11-14 07:42:40 | やっぱりミニバス!
平成24年11月 14日 水曜日
 
「自分が果たすべきこと…2012」


チームスポーツでは、自分の役割を果たすことが、メンバーひとりひとりに課せられた責任です。

それは同じポジションの者以外…誰も代わりはできないのです。

また、たとえ同じポジションであっても、チームのコーディネーションが取れなければ…チームとして機能しません。

ですから、チームの中で…そのポジションの役割を果たすことができるのはチームコーディネイトできる者だけです。

選手はその自覚をしっかり持たなければならないのです。

チーム力を上げるためには…試合で、選手ひとりひとりが自分のポジションで果たすべき役割を自覚して、集中して、そのポジションのプレーをやりきることです。


チーム力を上げるために大事なことは…『今、自分はどういう練習をして、どうやって強化すれば、どういう力が付くのか』ということを考えることです。

選手ひとりひとりが目的意識を持ち…自分には今何が必要なのか!?を考えながら、頭を使って創造的に練習に取り組めば、練習の効果は何倍も違ってくるのです。

与えられたメニューだけこなしていても、上達するレベルは他のメンバーと変わりません。

自分をチームに欠かせない者とするためには…さらに、考えなければならないのです。

考え抜いてやりきった者が勝ち残るのです。

それが、厳しいけれども現実なのです。

そういう練習をメンバー全員が行うことで、コーチの指導も活きるのです。

チーム練習の中から…自分なりの課題を見つける。

そして、今日の練習で出来なかったことを、明日の練習で考えられるようにならないと…個人の能力は伸びず、したがって、チーム力も伸びない。

結局、チームと個人という関係を明確に考える者が…選手として伸びるのです。

コーチから厳しいことを言われ、言われたことだけをやるだけでは…その選手は言われた分しか向上しない。

さらに、上を目指すならば、チーム力を上げるために自分がやるべきことを考え理解し…創造的に自ら取り組んでいかなければ、個人の能力は昨日のままに終わる。

明日の自分を向上させるために…自分で考え、自分で修正するように練習に取り組むことです。

チームメンバー全員が、その意識を共有することでチーム力は相乗的に向上すると思います。